塾生さんの作品は
先ずはArさん(33-3)です。
このレベルの玄米ご飯であれば間違い無くどんなご老人でも
食べられます。 まだ御若い父上様になら召し上がって頂ける
でしょう。 でも無理勧めしてはいけません。
あなたはただひたすら美味い飯を炊く。天野岩戸の前で踊る神々の
ようにひたすら舞うのです。そうするといつしかお父上は
「どれどれ一口」となります。 ここまで待つのです。
これはマクロビオティックを広めて行く時も同じです。先っぽや
表面だけレクチャーされてすぐに底辺を拡充とか、おだてられて
未消化の教えを拡散する方が居られますがあまりに陰性ですよね。
おっと、話がそれそうですが、ようするにあなたの飯はパス品質
です。 心配しないでがんがん炊いて下さい。
次はHaさん(31-7)です。
おねばが出るほど柔らかい炊き上がりでは無いのですがねぇ。
薄焦げも上手く付くようになってきました。
柔らかすぎるようでしたら次は840水に戻しましょう。
オネバは出ないはずです。 皮が気になるようでしたら浸水は
1時間で炊きましょう。 これでベストが出るはずですね。
次はRiさん(33-4)です。
はい、今日があなたのターニングポイントです。 覚えておきましょう。
よく頑張って心を開かれましたね。偉いです。
今日の飯は立派なパス品質ですよ。 この炊き方をぶれずに出来る
かどうか見せてください。 頑張りましょう。
次はArさん(30-4)です。
どこで秘密特訓してきたのかと思うほどの上達ですね。
美味そうに炊けました。 決して火は強く無いです。これで
良いのです。 蒸らしの圧が保ち過ぎたのは保温方法を加減
すればOKです。 立派なパス品質ですよ。
明日もこのレベルの飯を投稿できますか?見せて下さい。
次はNiさん(33-7)です。
まだオーバフローしてから火を弱めてからのしゅーしゅーが
収まっていませんね。 コメに鋳込むべき水がそのときに逃げて
いってます。 もう少し火を弱めてしゅーしゅーを早い目に
収めて下さい。 蒸気は出してはダメです。湯気ならばセーフです。
デモの時の湯気と音を思い出してくださいね。
次はTaさん(32-6)です。
iPhoneで送信できるようになって一気に画像がクリアになり
ましたね、これからスピードアップしますよ!しっかりついて
来て下さいね。
強火が少し強すぎます。 オーバフローしてから火を弱めても
しゅーしゅーが長く収まっていません。 ですから150%もの
水を入れているのに褐色でつぶつぶ感が出てしまうのです。
本来なら150%入れたらべちゃ感が出ます。
コメに鋳込むべき水がしゅーしゅーで捨ててしまってるのです。
蒸気の吹きだしを禁止します。 ぐじゅぐじゅと燻るのはOK
次はToさん(24-4)です。
美味そうな焦げが付いています。 出来るじゃないですか?!
これで良いのです。 もっと自信を持って下さい。もう一度
同じ飯を炊いて送って下さい。 めそめそ飯は不要です。
元気で♪が飛んでいる狐焦げの飯を見せてくださいね。
待っています。
次はNiさん(32-9)です。
いい感じですよ。ほんの少しだけ火が強かったので10分
過ぎにオーバフローしたのでしょう。
炊きたては落ち着いていないのでべちゃ感があるように見えますが
大丈夫です。ふっくらと炊けて居るのです。
撮影まで10分寝かしてみるとよくわかります。
御試し下さい。 じょうずになってますよ!
次はYaさん(31-6)です。
携帯で投稿をされる理由もよく解りました。 ありがとうございます。
ではこのままで続行しましょう。 がんばってくださいね。
次回は塩を6粒にしてみてください。水はこのままで。
なるべくしゅーしゅー言わさないように。たまにぐじゅぐじゅ言う
だけで30分炊いてください。それで圧は30分保つかもしれません。
炊きあがった飯をお櫃か電子ジャーに移して15分寝かしてから
同じ茶碗にもう少し少なく盛りつけて、電灯光ではなく自然光の下
で撮影して下さい。 写りがずいぶん変わるはずです。
次はMuさん(32-10)です。
ふっくらして来ましたね。 Tプラスとずいぶん友達になって
来られたのが解ります。 もっともっとなじんでやってください。
そうすると鍋の息づかいが解るようになってきます。
鍋がここら辺でいいよって教えてくれるようになります。
私は感動屋なので たったそんな事だけでも嬉しくて飯が開き
ます。 あなたもそうなってください。
いや、もうすでにかなりなっていますよ。
このままふっくらもっちりを会得しましょう。 すぐです。
終わります。
桜沢先生の古書をまた引きずり出して読んでいます。昔に読んで
「なんじゃこりゃ?」と思った事も今読めば「おーおーそーそー」
と膝を打つ事がいっぱい出て来ます。
それに驚くのは幸せコースやお弁当講座や独り立ち講座で私が
ちょろっと話した事が何十年も前の未読の先生の本から見つかる
ことです。 なんだか部屋の片隅の箱の中からコインがいっぱい
見つかった時のような「♪」状態になります。
中川さん、ご指導ありがとうございます。
これくらいの焦げがいいんですね。よかったぁ。
明日も同じご飯を炊けるようにがんばります。
♪が飛んでいるご飯になるよう、自信を持って炊飯するようにします。
よろしくお願いいたします。