実に面白い良い動画でした。 あなたの学ぶ姿勢と探求する姿勢は素晴らしいです。
私もなんとかこの人を名人級に仕立てたいと意欲が出ます。
最初から器用な人ではなく不器用で雑(失礼)な人がここまでやるのが凄いのです。
動画で左右の手をみて力み具合などをチェックしますがもっと大事な部分があなたの顎から首筋、肩までの緊張です。ここに緊張があるとほぼ縦線が大きく出ますようするに波波の原因ですね。
見る前の予測どおり一番キレがあるのはマッチ棒の半分の厚さに剥いてマッチ棒の半分の幅に刻むでした。 剥くのは最薄になるほどぬらぬら感がでて水分で刃がなめらかに進んだことでしょう。あとは均一な面圧と長い送りが備われば最薄があなたの通常になります。
そして最薄が一番刻みにくかった(抵抗があった)のは吊橋のワイヤーと同じです。
太い鉄線1本より細い鉄線を何本も撚り合わせたワイヤーだから重い橋を吊れるのです。強度が出るのです。 これと同じことが最薄を重ねて刻むときに起こっています。
ありがとうございます。力みはついつい手だけ意識していました。撮影範囲に入っていないのにお見通しなんですね。最薄を刻む時はなぜこんなに違うのか理解しました。結局は何度も指導を受けた通り、マッチ1/2より抵抗が大きいのでよりキレのある包丁と正確なフォームでのストローク、一瞬の力加減が必要レベルに到達する必要があることもわかりました。どこまで変われるかやってみます。