やっぱりこの器はこう使うほうがしっくり来ますね。
へぎ造りも正しくなって、上達して来ました。
平造りです キレの角度は保てていますが、1切れ1切れに直線性が無いですね。
これはのちに判りましたが、包丁や指で触り過ぎなのです。
へぎ造りを拡げたところです。 1口で食べる量としては正しいです。
薄い身なので横長になるのは仕方がありませんが、もう少し面積が出たほうが食べやすく盛りやすいでしょう。刃のテラシ(寝かせ)が足りないのです。
これも後の動画で原因が判ります。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=gj9_3ZMlNvM[/youtube]
なんとも、見ていて気の毒なほど躊躇していますね。 ドキドキ感がこちらにも伝わります。 しかしそれではいかんのです。 決めたらスッと切る。躊躇しない。
それに切るまでに綺麗な指でペチャペチャ魚を触りすぎです。
なるべく人間の手指に接触する時間を減らすことが清潔感と活きの良さを皿まで届けることに繋がるのです。
面積の出ない原因の一つに包丁と自分の胴体が近いことがあげられます。
もっと離れて遠くから大きくへいで下さい。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=i-D7dia4tyg[/youtube]
こちらも、動画がポーズしたのかと思うほど躊躇しますね。しっかりキレの刃の角度を決めて切るのですが、せっかく決めた角度がいざ切り下ろす時に立ってしまいます。これは緊張から来る脇の締めが原因です。 きめたまま肘の延長線へ引き下ろすのです。
よく練習をしています。
彼女は下から数えたほうが早いくらいの不器用さを誇る受講生でしたが、決して積み残しをしていませんね。
今現在も積み込み中なのです。 やや時間がかかっていますが、上手になりたい!という意思はトップクラスです。
こういう人を私は鍛えたいのです。 なにを考えているのか、なにを感じているのかが手に取るように判ります。 責任をもって上手になるまで仕込もうと決めています。
あなたは積み残しているのですか?
それとも積んでいる最中ですか?
ご指導ありがとうございました。
まだまだ練習が必要ですが、やはり動画で見て頂いた方が、駄目な所が露呈するので、わかりやすいです。
アドバイスも具体的になるので、自分の中にスコンとはまり、早く次の練習をしたくなります。やはり伝える事の大切さを実感しています。
なかなか上達が遅くて申し訳ないのですが、スピードとキレを目指して頑張ります。