「気がついたらマクロビオティックだった」

とあるところで、「気がついたらマクロビオティックだった」という言葉を目にしました。
この言葉を最初に使ったのは、中川善博(旧 中川屋善右衛門)さんと天野朋子先生です
当時の中川さんは、「中川屋善右衛門」なんて、舌をかみそうな入力しにくい(笑)名前をかたっておられました。
中川善博さんと天野朋子先生の共著「ニューベーシック マクロビオティック」(日貿出版社)の第1ページ目にその言葉はあります。
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<ニューベーシック  マクロビオティック>より
気がついたらマクロビオティックだった
もっともっとたくさんの方に
マクロビオティックのおいしさ・たのしさを
気軽に味わっていただきたい。
そんな思いを込めて、この本をつくりました。
身体にいいから食べる、のではなく、
おいしいから食べたい、食べさせたい。
そうやって毎日のごはんをつくっていたら、
気がついたら身体もすごく喜んでいた。
まずはそんな風に、始めてみませんか。
気がついたら、いつのまにか、
マクロビオティックな暮らしになっていた。
そんな私たちの実感を、
東京と京都から、お届けします。
この本が、どうぞ皆さんの毎日の
おいしいごはんづくりの、ヒントになりますように。

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(注)
この本の中に登場する玄米ご飯の炊き方は、「中川式」ではありません。
天野朋子先生の炊き方です。
共著ゆえ、お二人のお料理が混在します。
お料理の写真はすべて中川善博さんが撮影しています。
111Pと113Pにそれぞれの担当したお料理一覧がありますが、お料理ごとに書かれていた方が判り易いのにな?と思います。
時々中川さんのメニューだと間違って質問される方がいらっしゃるので、念のために書かせていただきました。


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新しいマクロビオティックの形

先日「美味しいお料理がもたらす影響」という記事を書きました。
それぞれのご感想に対して、うんうんと頷きながらありがたく読ませていただきました。
コメントをお寄せくださった皆様、ありがとうございます。
その中に、まさに「むそう塾」を代表するような典型的なコメントがありましたので、ここで記事にさせていただきます。
その前にマクロ美風からちょっと解説を。
「むそう塾」に関わると起きる現象(笑)
ちょっと大袈裟ですが、あるパターンがあります。
まず、「愛クラス」を受講して玄米ご飯の炊き方を習うと、格段に玄米ご飯が美味しく炊けるようになります。
すると、マクロビオティック系のお店でいただく玄米ご飯がまずく感じるようになります。
次に「幸せコース」を受講してお料理の基本を習うと、飛躍的にお料理が美味しくなります。
この段階で外食をすると、マクロビオティック系であろうとなかろうと、「自分の作るお料理の方が美味しいじゃん!」と思えるようになります。
その結果外食が減るようになるんですね?。
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これは大風呂敷でこのように書いているわけではありません。
「むそう塾」では「愛クラス」の時からそうですが、心の持ち方がお料理に与える影響を徹底的に追及してからパスポートをお出ししています。
その上に「幸せコース」では、毎月「心の問題」をみんなで考えながら自分をみつめる時間をとっています。
さらに、中川善博という飛びっきり腕が良くて、人生の辛酸をなめつくした男が家庭用にアレンジしたプロの味をお伝えするのですから、美味しくないわけがないのです。
「幸せコース」の各クラスで、一日が終わるまでに、何回「美味しいー!」という言葉を耳にすることでしょう。
皆さんが「早く家に帰って作りたい」とおっしゃいます。
そんな方々のうちTaさんがお寄せくださったコメントは、まさに「むそう塾」の日々を反映しているな?と思ったのです。
Taさんのようにお母様からお料理を伝えてもらわなかった人は、今とても多いです。
それが悪いというのではなく、「じゃ、自分はお料理を作ってみよう♪」と思えればそれでいいのです。
お料理を作る楽しさを知り、美味しいお料理を食べた時の幸せ感を味わい、気がついたら体も健康になっていた。
それが「むそう塾」の目指すところです。
美味しいお料理を食べたい。
これは人間の限りない欲求です。
しかし、それを単なるグルメに終わらせない。
これが新しいマクロビオティックの形だと「むそう塾」は考えています。

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<Taさんのコメントより>

外食が減りました! (Ta(8-9))

2009-07-22 00:31:03

美風さんこんばんは。

 

今まで週末になると料理休息日として、何にもしたくなくって外食をするのが日課でした…(汗)

 

ところが最近、マクロビランチを食べに行っても美味しく感じることができず、失礼だとは思うのですが、玄米ごはんは私の炊いた方が美味しいではないか!と感じてしまい、外食欲が減ってきたんです。。。
その代りに、我が家の米びつの減りが尋常じゃなくなってきました。嬉しい悲鳴といっていいものか…(笑)

 

この3連休に、実家の母と妹が遊びに来てくれていたのですが、母から幸せコースで習った料理を教えてほしいとリクエストをされ、いつもは外に食べに行くのですが、ずっと手料理を食べて過ごしてもらい、帰りには、私が『峠の腰弁当』を作って持って帰ってもらいました。
母は、ただただ目を丸くし、私の変貌ぶりに驚いていました(爆)

 

私が子供の頃は、母は働きに出ており、学校から帰ったら学習塾通いの日々だった為、食卓にはスーパーの総菜が並ぶ生活を送っておりました。そして母の台所姿を覚えていません。

 

母は、料理が苦手なのですが、私がむそう塾のたびに実家へ里帰りして、色々な話を聞かせるので、母にも良い影響が出たみたいです。
ちなみに、糠床も実家に半分嫁入りして行きました。

こうやって、むそう塾を通じて私の周りの人たちが幸せになってくれるのが嬉しいです。
改めて、むそう塾に出会えた事に感謝しています。
これからもどうぞよろしくお願い致します!


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美味しいお料理がもたらす影響

「むそう塾 幸せコース」で起こっていることなのですが、多くの人達に共有してほしいので、「マクロビオティックよもやま話」のカテゴリーで書いています。
5月2日に「むそう塾 幸せコース」がスタートしてから、2ヵ月半が経過しました。
知名度も実力も未知数なのに、私達を信じてお申し込みくださった皆さんに、心から感謝してスタートした「幸せコース」でした。
私も中川さんも、誠心誠意取り組んで、毎回全力でこなして来ました。
第1回目は度肝を抜くかつらむきの宿題が・・・。
来る日も来る日もかつらむきに取り組んでくれた方、ちょっと息切れした方、少ししか練習出来なかった方、まったく練習しなかった方。
それぞれのスタイルがありました。
でもね、それでいいんです。
物事への取り組み方は、人それぞれのリズムがあるし、環境の違いもあるから。
ただ、これだけは言えます。
たかがかつらむきでも、それを利用して大きな自信をつけた人が何人もいます。
幸せになるための第一歩。  
それは自分に自信をもつことだから、これは幸せに一歩近づいたことになります。
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他にも色んな変化がありました。
「幸せコース」では、コミュニケーションを密にするために、受講者全員にひと言でもお話をしていただくようにしています。
そのことによって、クラス仲間と中川さん、そして私の全員が心を一つにして事に向かえるので、この時間は大切にしたいと思っています。
昨日もその時間に嬉しいご報告がありました。
前回は自分のことに不満を持っていたKさんが、1ヵ月の間に別人のように考え方が変わっていたのです。
快挙と呼べるその変化に、思わずみんなで拍手をして喜び合いました。
前回はスカートをはけないと言っていたのに、昨日は素敵なスカート姿で登場して、仲間が思わず歓声をあげたのでした。
また、髪の毛を染めてみたり、パーマをかけてみたり、お洋服の色を変えてみたり、新しいスタイルへの脱皮をはかっている仲間がたくさんいます。
その結果、人間関係が変わった仲間もいます。
たとえばセックスレスだったご夫婦にセックスが戻り、夫婦間に以前よりいい関係が出て来た仲間もいます。
たった2ヵ月でもこんな変化があって、これから先どんなふうに変わってくれるのでしょう。
変わったことで一番多いのが、ご家庭で作るお料理が美味しくなったという反応です。
(そりゃそうでしょ、中川さん仕込みだもの^^)
包丁が切れるようになっただけで、今までのお料理が美味しくなったという報告も相次いでいます。
(うんうん、切り口が違うと味のしみ込み方が違うし、食感も変わるからね)
以前は家族からのダメ出しが多かったけれど、今は美味しいと言ってもらえる。
だから京都に行くことを、一緒に喜んでくれるという報告もありました。
京都に行く度にお料理の腕が上がれば、そりゃご家族だって嬉しいものね。
美味しいと言って貰えることによって、自分も嬉しくなって幸せな気持ちになれると感想をもらした仲間もいました。
これ、これなんです!
「美味しい」のひと言って、作る者にとって最大の励みになるんです。
あの中川さんですら、美味しいといって貰えることが、最高の喜びなんだとか。
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「幸せコース」のお料理は、中川さんがプロの味を落とさずに、ご家庭で簡単に作れる内容にアレンジしてあります。
ですから、習ったその日に自宅へ帰ってすぐ作れる内容にしてあります。
実際にその日に作った人も結構います。
遠くから通われる仲間の話です。
「幸せコース」があった日は京都に泊まっていたのですが、早くお料理を作りたくなるので、前の日に京都に泊まって、当日はまっすぐ帰ることに変えたというもの。
(うんうん、この方がいいですね)
今までおっくうだったお料理であっても、お料理が楽しいと変化するだけで、多くの波及効果があります。
美味しいお料理を作ることで、体が変わるのは当たり前ですが、精神面まで変わるのですからこんなに嬉しいことはありません。
この繰り返しによって、どんどん幸せに近づき、幸せのスケールも大きくなり、しっかりと軸足の定まった人生を送れるようになります。
そしてダイナミックな人生を送れるようになるのです。
これぞ、まさしくマクロビオティックではありませんか!
ひと月に1回京都に通うことを、心から楽しみにして、ご家族も喜んでくださっているお話を聞くと、「むそう塾」を始めて本当に良かったとつくづく思います。
「幸せコース」の方々だけでなく、全国の多くの読者様にも、美味しいお料理がもたらす影響をもう一度考え直していただきたくてこの記事を書きました。
ご感想をお寄せいただけましたら幸いでございます。


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梅干しってやっぱり甘くなくっちゃ!

私が京都に半分以上も滞在するようになって、そろそろ3ヵ月になります。
最近では家族も要領が分かってきて、対応のコツをつかんでくれたみたいです。
これがいいかどうかは別として(^^;)
ひと月前のこと。
息子と梅干の話をしていたら、「甘い梅干だったら食べるよ」というのです。

甘い?
ピーン!
母:そんなのは梅干とは言わないよ。
子:いや、あれが梅干なんだ。
母:第一、あんなのは梅干の効能なんてないんだよ。
子:いいんだ、美味しいから。
母:えっ! 美味しい?
子:そうだよ。甘くてうまいんだよね〜。
母:・・・・・。
う〜ん、どうやら息子は梅干をお菓子並みに捉えているようです。
そんなこと、母は初めて知ったよ。
だって、お弁当に入れていた酸っぱい梅干は食べていたじゃないか。
大きな梅も小さな梅も。。。。



で、買いに行きました。
「あまい梅」なんてコーナーがあって、蜂蜜+黒蜜なんていうのもあったのにはビックリ!
息子には蜂蜜だけのもので我慢してもらいましたけどね。
さてさて、帰宅後ポーンと口に入れるやいなや、「やっぱり梅干は甘くなくっちゃ!」と言ってのけたのです。
・・・・・・・。
(そんなの反則だぞ。。。)
!!!!!!
7個も食べた!!!!!!
(オイ、お菓子じゃないよ)
あ〜、キミはおしまいだ(泣)

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私は小さい時から梅干が大好きです。
目がつぶれるくらい酸っぱいのが。
断食明けに最初に欲しくなるのがこの梅干だから、やっぱり陰性よりの体質なんだな?と確認しています。
それに引き換え息子は、それだけ甘い梅干が欲しいほど陽が入っているんだね。
母がいない間、友達とお肉三昧してるんだろうね。
それって本末転倒かな?
ま、いいや。
友達づきあいも大切だし。
私の顔を見ると「椎茸スープ作って」というのがせめてもの甘えだろうか。
あんなの自分でも出来るはずなのに、作ってほしい心理状態なんだろうね。
それにしても、甘い梅干って、時代の要請なのだろうか。
なんだか複雑なキモチ。。。。


カテゴリー: マクロビオティックが楽しい♪, 子育て・野口整体・アトピー | 4件のコメント

たまには短編も。。。京都へ

夕べは遂に徹夜をしてしまいました。
短い文章なのですが、何通りも原稿を書いていたのです。
いえね、お店の紹介記事だから、大した文章ではないのですが、いかに簡潔に要領よく書くか。
いつも字数制限のないブログで記事を書いているので、この字数制限が妙に新鮮だったのです。
何だか学校新聞の編集に燃えていた高校時代を想い出しました。
長編より短編の方が書くのは難しいですよね。
そういえば、阿刀田高の作品が好きだった。
全部読破したっけ。
向田邦子の短編も良かったな。
情景が豊かで。
そうそう、日枝神社の前にあった彼女のお店には、よく通ったものだ。
時々向田さんがお運びをしていた姿を想い出す。
お若くして亡くなられて惜しかったな。
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さあ、これから京都へ向かいます。
祇園祭のあとの京都は蒸し暑いそうです。
新幹線の中で短編でも読みたくなっちゃった。
でも、メールやコメントのお返事がいっぱいなんだわ・・・。
ゴメンナサイ。
気合いを入れてGO!


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