無双原理と100kg超級

若い石井選手がオリンピック柔道100kg超級で見事に金メダルを獲得した。
おめでとう! 石井選手。
決勝戦を見ていて感じた事は石井選手の勝ち方は実に「陰性」な勝ち方だった
と言えるだろう。
日本柔道と言えば常に前に出て一本を獲りに行く、突き進む姿勢をよしとする
武士道のようなものが特徴だった。
石井選手は違う。 
 
最終的に僅差でもよいから相手よりポイントを多く取り、また相手に反則をさせ
るようにしむけたり、相手の攻撃意欲を削いだりと巧みなのである。
日本の柔道界やマスコミはこの戦い方を「卑怯」とか「めめしい」とか評し、あま
り良いイメージを持たれていなかった。
しかし、五輪の蓋をあけてみればどうだろう。
各国の競合は(特に欧州は)しっかり石井型の戦略を立てているではないか。
そうなのだ。外国の選手にとって柔道はスポーツであって「道」ではないのだ。
決められた時間の中でいかに相手より多く得点するか。 これだけなのだ。
勝ち方や、美しさを競うのであれば体操やフィギアスケートに行け!と言わん
ばかりではないか。
SAMURAIの生き残りの中で唯一生まれていた近未来型の選手が石井だった
のだ。 
正面突破、一本に固執して突き進む柔道は「陽性」な柔道。
守りながら相手より少しでも有利に持って行く「陰性」な柔道。
しばらくは石井型の柔道が世界を席巻するであろう。
その陰性な柔道が行き着く先はまた再び陽性な柔道となるのである。
陰極まって陽となるのはもちろん柔道だけではない。


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iPhone3Gがやってきた


やっと私の元にiPhone 3G がやってきた。
なかがわマクロビオティック教室の連絡用だ。
漆塗りを思わせるような特殊コーティングを施した
ポリカーボネィトのボディ。
銀に輝く林檎マークは私を魅了する。
コピー&ペーストができない?
ユーザー辞書登録ができない?
けっこうじゃないか。
不便も魅力。 
あばたも靨。
いたれりつくせりの日本製携帯に馴らされた私に
楽しい「喝」を入れてくれる。
さて、導入設定しようかな。


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緑茶と小豆のパウンドケーキ

暑いとはいえ、病院から帰る七時半くらいの明るさが大きく変化してきた。
秋は近い。
なんて、とても思えないくらいの熱帯夜。(笑)
有機緑茶をパウダーにして生地に練り込む。
有機小豆の粒あんを混ぜ込む。
天には有機黒ごまを振る。
ぽっくり焼いて、
絹ごし豆腐のホイップクリームをかけて召し上がれ。


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裏メニュー


上賀茂トマトのピュレがたくさん出来たので裏メニューを。
トマトの水分で作った、「上賀茂トマトカレー」
ほとんど加水していない。
賀茂茄子、万願寺あおとう、ズッキーニ、玉葱、トマト、昆布、味噌 などなど
いつものおばんざいとは別に裏メニューとしてお客様にお出しした。
なかなか好評であった。
また来年。


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凄味

赤塚不二夫先生の葬儀でタモリが読んだ弔辞をお聞きになりましたか?
私が今までに聴いた事のある弔辞の中で間違いなく天であった。
普段のテレビで見るタモリの声の張りよりも
低く抑え、
音量も抑え、
速度も抑え、
しかし今までのタモリのどの演目よりも心に届く声であった。
しかもあの長い、聞く者の瞼に鮮やかな映像を描かせる文章、内容は
その場でタモリの心から滲み出た言葉だったのではないか?と言われている。
手に持った、本来弔辞の原稿を書き記すべき紙は白紙だったらしい。
人間の「本当の感謝」というものを見せてもらった気がする。
私がする感謝など、「マネゴト」に過ぎなかった。
私は初めてタモリの「本気」を見た。


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