口取り サーモン蕪砧巻 数の子 黒豆 裏白 春慶塗丸三宝
紅白膾 人参 大根 柿 黄交趾蓋物珍味入
白味噌雑煮 丸餅 神馬藻 鶴亀甲芋 辛子 裏蒔絵松
鶴芋
鯛昆布締細造 芽甘草 山葵 水前寺海苔 織部扇面向付
このオフセット具合が のぞきの柑橘酢を正面に迎えるのです わかるかな?
八寸 瓢亭玉子 大根唐墨 編笠柚子 絵馬慈姑 三番叟烏帽子型八寸皿
慈姑は焼き印押したてで温かい
蒸物 河豚白子玉蒸し 赤絵蓋物
炊合 扇面蕪 鴨 柳葱 鴨丸 針柚子 四君子蒔絵真塗椀
真名鰹幽庵焼 赤蕪酢漬編笠 古染付皿
煮物椀 海老糝薯生雲丹鋳込 鶯菜 松葉柚子 日の出人参 亀甲大根 岩茸 真塗椀
たっぷりの雲丹が鋳込まれている
水物 雪笹 乾山写皿
茶 菓子 薯蕷饅頭 干菓子
鴬餡の緑が鮮やか 蒸したてを出してくださる
茶室の掛花は青竹 南天と水仙 掛軸は老松
時代かかったあじろ天井はなんともシック
中川さん
こんばんは。
瓢亭さんのお正月懐石をシェアさせていただきありがとうございます。
向付ですが、
食べる人と織部を視点にすると、真ん中一直線にのぞきがありますが、
お料理を視点にすると、絶妙な赤線、箸の動線が一番スムーズな場所にあるなぁと思いました。
外人の私(汗)ですので、この感覚が間違っていないか気になりコメントさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。 ずらしとずらしを合わせると乱れや散らかしに繋がるのですね。 カタカナの「イ」をイメージしてください。
中川さん
お返事をありがとうございます。
乱れや散らかし
と
くずし
との違いが視覚的に未熟なので、このように教えて下さることをとてもありがたく思います。
カタカナのイ、イメージします。
中川さんこんばんは。
お正月の懐石、ご紹介ありがとうございます。
美風さんがTwitterで瓢亭さんのおせちを見せて下さいましたが、その時は少し地味に感じました。
こうやって控えめなお料理と控えめな、でも力強い器とが一緒になってポッと灯りがともったような温かさが伝わってきました。
中には新しく教えて頂いたお料理も入っていてそれだけでも嬉しかったです。
勉強になりました。
コメントありがとうございます。 編笠柚子もあったでしょう? 河豚の白子を塩強い目で焼いて焼きネギといっしょに玉締めしてありました。 かけ出しに柑橘酢が効かせてあって毒消しがちゃんとされていて、バランスとれてて偉いなぁと感じました。
はい、編笠柚子をみて、わぁ!と思いました。
陰陽バランス。課外学習でこちらを選ばれた理由がわかりますね。
白子と玉子、ちゅるんとしたいです(笑)
中川さん、こんばんは。
お正月の懐石、紹介してくださってありがとうございます。
扇、亀甲、鶴、日の出や絵馬などお正月らしい数々のしかけにときめきました。
器も合わせて、瓢亭さんは楚々としていて落ち着くなぁと感じました。
私も、編笠柚子が嬉しかったです。
上の子象ちゃんへの「イ」のイメージも勉強になりました。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます。 初市の日で、しかも昼食という、料理人としては「イジメかっ!?w」というタイミングで伺ってしまいましたがさすがに正月メニューで調えてありました。 日本料理の文化は見立ての文化でして写実を嫌います。これを使った時はこういう意味ですよ〜判ってね、というのが楽しいのです。 わかりやすい一品でいくと今回は八寸皿ですね。これは三番叟という能(猿楽)のめでたいだしものの際の衣装のかぶりものを模した形になっており、これが出てきたら「あ、三番叟ね、今年の干支にちなんであるんですね、ほうほう」と出される方の受け取り力も問われるロー・コンテクストな世界なのです。
お返事ありがとうございます。
三番叟はググった言葉でした。。ロー・コンテクストには程遠いですが、ははーん!と受け取れるようになっていきたいです。その世界を教えていただいてありがとうございます。