お箸の持ち方が間違っていますね。 指を怪我されているのに指を使って箸で返しています。 正しく箸を持ってなおかつその箸を使わないように練習してください。
それが怪我された不幸を幸いに転ずる練習法なのです。
指が使えないんです→それは良かった! ちょうど使わなくて鍋を振る練習ができて良いですね!
という意味を理解してくだされば幸いです。
お箸の持ち方が間違っていますね。 指を怪我されているのに指を使って箸で返しています。 正しく箸を持ってなおかつその箸を使わないように練習してください。
それが怪我された不幸を幸いに転ずる練習法なのです。
指が使えないんです→それは良かった! ちょうど使わなくて鍋を振る練習ができて良いですね!
という意味を理解してくだされば幸いです。
鍋の持ち方を直しましょう。下からではなく上からグリップを掴みます。
下の画像を見てください。 芯作りの途中です。あ、上げているところね?と思われるかもしれませんが実はこれは一番低い時なのです。あとはここから上でオーロエスしています。 いかに炎(火力)を無駄にしているか=時間を無駄にしているか判るでしょう。
まずこれで15秒くらいは短縮できるか、焦げるかですね。
この2つをすぐに直しましょう。
絶対にあなたの出汁巻きは「美味しい」です。 これは動画を再生せずに断面画像を見ただけで判る私の感想です。
そして動画を再生してじっくり診ます。
液卵を流し入れ、さぁ巻き始めるぞという直前まで鍋先を上げてい過ぎですね。
巻くときは鍋先を上げるのですがそれまでは火の上で鍋先を下げて液卵の残りを最後の最後までウエットに保つのです。 これが速く巻くコツでもあります。
すべてゴトクの上でガチャンガチャン言いながらの話ですので胸の前まで持ち上げて焼いてしまう初心者には通用しない話です。
それができるともっと速くなってもっと火力が欲しくなります。
そしてBOに進みます。 もうBOは準備してありますか? いよいよですよ。
上級返しの練習もしましょう。
上手になりましたが、まだ前に投げていますね。
ですから出来上がる芯がすべて「巻きがゆるい」のです。
そのゆるさでできた隙間は1本巻いたあとでの断面で残酷に出てきます。
箸で返していると今回のように三角巻きが出てくることがあります。
もう一点 箸の持ち方で直したほうがより繊細な甘はさみが可能になるポイントがあります。
それはこれです。親指の指紋の中心(センサー)が上の箸から大きく離れているので甘はさみの繊細さが発揮でききれないでいます。
以下を意識してください。
「親指は可能な限り上の箸と平行に添わせる」
不可能だけど私はそう強くイメージしています。
うまくなりましたねぇ。 工程や動作については正しくトレースできています。
仕上がりもパノラマになってなぜそうするのかまで理解できていますね。
しかし、きっとその出汁巻きは味が「普通」くらいの美味しさだと思います。
むそう塾での「普通」ですから巷の仕出し屋や料理屋のものよりははるかに美味しいのです。 しかしもっと上を目指すために「速さ」を身に着けてほしいのです。
失敗や無様な姿を出すのを極端に嫌ってしまう性格が「勇気」や「思い切り」を阻害しているとすれば2019はそれを捨て去りませんか? 慎重さと臆病は紙一重。(ごめんね)
そんな思いを断捨離しましょう。
3分切ったら出てくる美味しさをまずは味わってください。