嵐山の茶店を模して作ってみたのですね。 盛り付けが間違っているのを今更ですが説明しておきます。 幸せさんじゃないんだからこんな初歩的なことは描きたくないのですが、覚えておいて欲しいので描きました。 あなたの盛りは青線(青丸)に重心が並んでいますね。 私は赤丸に並べます。
すこし違うでしょう? ものの重心に「芯」や「魂」があります。 その目に見えないものを見られないと盛り付けはいつまでたっても上達しません。 目を鍛えましょう。
私なら、ネットで検索したら嵐山に実際に食べに行って写メしてきます。 でないと大きさや高さや甘さや味や香りは判らないですよね? 形だけ模したものの薄さはわかっているはずなんだけど。
この皿には二個は窮屈ですね。 もう少し大きな皿に盛りましょう。
もっと桜餅を小さく作っても構いません。
この2個を同時に皿にもるときは姥桜の方を葉裏を見せてつつむと粋になります。
粋というのはそういうふうに演出するのです。
試して見て下さい。
中川さん
ご指導ありがとうございます。
目に見えないものをみる力が極端に乏しいことを痛感しています。
特にものの「重心」をみつけることができないのだと思いました。
盛り付けがなかなか上達しないのは、ここが備わっていないことが大きな原因だとわかったので、重心を常に意識して目を鍛えます。
さらに、作る上での心得を何度もご指導いただいているにもかかわらず、軽視してしまった点、反省です。
粋な包み方もご指導下さりありがとうございます!
葉にまで気がまわらず、演出力も乏しいです。
たくさん課題がありますが、できるようになった自分を想像し精進します。