マクロビオティックが楽しい♪」カテゴリーアーカイブ

「かかとは綺麗ですか?」にいただいたコメント

gooの旧ブログにコメントがありました。
“ももん”さんという方からですが、もうgooは閉じますのでこちらのブログで記事にしておきたいと思います。
どうかももんさんのお目に届きますように。

【コメントが届いた記事】
かかとは綺麗ですか?

<ももんさんからのコメント>
始めまして。ももんです。かかとの記事を読みこのかかととは長い付き合いになるだろうな。と思い気長にマクロビしていこうと思います。先日、玄米菜食を基本にしている5歳の子のかかとを触ったら柔らかいというかぷにょぷにょ?ふわふわしているんです。靴下のあともふくらはぎについている感じです。半マクロで育てているうちの子供の足裏は、引き締まった感じなんです。やっぱり、動物性食品のせいでしょうか
?と思わずにいられませんでした。

<マクロ美風より>
ももんさん、初めまして。
コメントをありがとうございます。
せっかくコメントをいただいたのですが、これから閉鎖予定のブログでしたので、こちらでお返事をさせていただきます。
どうかお目に留まりますように。

かかとの部分は最も陽性が集まるところですから、成長につれて少しずつ硬くなって行くのはごく当たり前のことです。
しかし5歳のお子さんのかかとの柔らかさにビックリされたのですね。
皮膚は個人差がある上に、食べ物だけでなく暮らし方も影響します。
靴下を履いているか否か?
履いている場合は靴下の素材は?

そして何より、「半マクロ」と書かれていることから想像すると、妊娠中にどの程度マクロビオティックを実践できていたかも影響します。
今後の新陳代謝に期待して、せめて玄米ご飯をふっくらと消化吸収よく炊けるように練習なさってください。
玄米ご飯が吸収されることによって、すでに摂取された動物性の排毒も促されます。
コツコツと続けてみてください。

 
 

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(はも蕎麦:京都 松葉)

 

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あげまん さげまん

隠語で「あげまん」「さげまん」という言葉があります。
ま、知らなくても別に不自由する言葉ではありませんが、知っておいても損はしないと思います。
「あげまん」は大雑把にいうと、「その人のそばにいると何だか運が開けていく感じ」という時の「その人」です。
「さげまん」は反対に「その人のそばにいると何だか運から見放されていくような感じ」という時の「その人」です。
実際にそんな人がいるので、あえて記事にしようと思ったのです。

街ですれ違う人でも、「ああ、この人と一緒だったら楽しいだろうなぁ」とか、「うわっ、こんな人とは一緒にいたくないわ」なんて思うことがありませんか?
それは瞬間的にその人の「氣」を感じているんですね。
遠くから歩いてきても素敵だなぁと思わせるだけのオーラを放つ人は良い氣を持っています。
反対に足元はおろか姿勢が悪くて表情も暗ければ、まず負のオーラを持っています。
もうこの段階で「あげまん」「さげまん」が分類されてしまうわけですね。

その人の考え方や生き方そのものは外からは見えませんが、それを具現化したものがファッションであったり、ヘアスタイルであったり、持ち物であったり、姿勢や歩き方であったりするのです。
一番雄弁なのが顔の表情です。
その中でも眼。
「目は心の鏡」なんていいますが、目はエネルギーの源でもあります。
目が力強く輝いてエネルギーに満ちていれば、それは陽性な目として期待出来ます。
反対に精気がなくてトロンとした状態では、不安が押し寄せています。
目が陰性の極限に達した時は、瞳孔が開いて死を告げられます。

マクロビオティック的にいうなら、陽性なタイプがあげまん、陰性なタイプがさげまんになる可能性があるのですが、必ずしもそうではありません。
それは陰陽は相対的なものだからです。
陽性な人には陰性な人があげまんになり得ることもあるのです。
ただし、陰性といっても程度の問題はありますが。

むそう塾生でも「さげまん」予備軍がいます(笑)
そんな人には完全なる陰性にならないように、どこかに潜む陽性を見つけて、少しでもその陽性さを伸ばすようにアドバイスしています。
するとグングン変化して、ついにはあげまん組に入るほど変化することがあります。
これは時間を要することではなく、意識の持ち方だったりすることが多いので、コトンと意識が変わると、ビックリするようなスピードで別人になって行きます。
そしてオーラが変わって来るのです。

*   *   *

では、自分が陰性だと思う人はどうすれば良いか?
それは陽性だと思う人のそばに、1分でも長くいることです。
あるいは自分が好き(尊敬できる)と思える人のそばに、できるだけくっついていることです。
そして、その人の呼吸を感じ取るのです。
もし習い事なら、その人の息の吸い方や吐き方まで感じ取るのです。
それは細胞を同期することであり、思考を同期することに他なりません。

まずは模倣から。
そこから自分流を模索すれば良いのだと思います。
ですから、丁稚見習いと称して、住み込みで働くのはそれなりに理に適った方法だと思えます。
寝食を共にしてこそ感じられる世界もあるからです。

そして、ふっと気がついたら、「あげまん」になっていた。
そんな人生も楽しいと思いませんか?

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「無双原理号」という名の電車

第5期幸せコースも第3期上級幸せコースもスタートしました。
新しいスタートにホッとひと息というのが実感です。
でも、コースに通える人はほんの一握り。
諸条件が整って京都まで1〜2年間通えることは、とてもありがたいことであり、恵まれた環境に感謝しなければバチが当たるというものです。

「幸せコース」「上級幸せコース」という名前は、単純に飾りでつけたわけではありません。
一人ひとりが真剣に幸せに向かって歩むお手伝いをするために、私と中川さんは相当の覚悟をもってお引き受けしているのです。
ですから当然のことながら細かなアドバイスもしますし、きついことも言います。
でも、その結果が「幸せ」につながることを確信したことしか口にしませんので、一緒に二人三脚で目的に向かって頑張りましょう。

きちんとフォローされないでマクロビオティックを実践した結果、体調不良で泣いている人はとても多いです。
排他的な食事をして著しく体重が減少し、そのまま死を迎えてしまう人もいます。
そのくらい偏りは危険であることに目を覚ましてほしいと思います。
むそう塾では徹底したフォロー体制のもと、家族ぐるみで健康になって笑顔で暮らせるようアドバイスしています。

心と心を通い合わせ、「無双原理号」という電車での旅はなかなか愉しいものです。
目的地も乗車駅も下車駅も自由ですが、たまたま乗り合わせた者同士が「その時」を共有して愉しい時間を過ごすことに喜びを感じる人達がむそう塾生です。
そして、そんな空間が「むそう塾」です。
日々の会話はTwitterで交わされています。
あなたも楽しく実りある日々にしましょう。

 
 

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マンションの入り口のあじさいが今年も咲き始めました。
塾生さんたちがこの蕾の一粒ひとつぶのように見えます。
これからの成長を期待しています。

 

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夏野菜のマクロビオティック的な食べ方と食材の旬

昨日の記事「日焼け止めクリームは必要か?」の続きです。
読者の中にはそそっかしい人(笑)もおられますので、念のために書いておきます。

理屈としては先の記事のようになるのですが、いくつか注意点があります。
まず大きな観点から。
夏だ日焼けだといいますが、果たしてあなたの生活はどれだけ本当の夏になっているのかという点です。
移動には電車や車を使い、勤務先やお店や自宅でも冷房が入っていたら、24時間のうちどれだけ純粋に夏の場面があるかと考えてほしいのです。
試しに計算してみるとよいのです。
そうすると意外に秋のような環境下で暮らしている人が多いのです。

たとえばこんな経験はありませんか?
街を歩いていてあまりにも暑いので、冷やし中華を食べようとお店に飛び込んで、待っているうちに涼しくなって来て、冷やし中華が出てきた頃にはもう汗もひいてあまり美味しく感じないことが。
あるいは強烈な冷房のために、待っている間に体が冷えて、温かいラーメンを頼めば良かったなと思ってしまったことが。

これらは、季節は紛れもない夏ですが、暮らし方が夏ではないのです。
それなのに、お店のメニューに踊らされて冷やし中華を食べてしまうと、体に合っていないものを食べたことになります。
同じく生ビールもかき氷も、汗を流しながら口にするから体が喜ぶのであって、冷房の効いた場所では「二重に」冷やすことになってしまいます。
このちょっとしたことが重なると、いわゆる夏バテと称して体調不良の人が出てくるわけです。
多いですね。こういう人が男女問わずゴロゴロといます。

そのような人が先の記事を読んで、夏野菜♪夏野菜♪といってハウス物の夏野菜を陰性な料理法で召し上がると、これまた体調を損ねることになります。
そのような場合は、露地物で夏のエネルギーをたっぷり含んだ野菜にしてくださいね。
もし露地物が手にはいらない場合は、少しでいいから陽性さのある料理方法で召し上がってください。
あるいは量を少なくするか、夏野菜の陰性さに負けない陽性を一緒に摂るかです。
陰性だからといって決して夏野菜を避けるのではなく、夏には夏のエネルギーを取り入れるのが本当のマクロビオティックの考え方です。

ところで、何のために食材の旬があるのか考えたことがありますか?
それは「その季節にはその食べ物が体に必要」だから存在しているのです。
たとえば筍。
竹冠に旬と書きます。
それは食べられる硬さのうちの筍は体に良い作用を及ぼすから食べても良いのですが、何らかの方法で保存した筍は本来の旬から考えると、食べないか食べても量を少なめにするのが体のことを考えた食べ方です。
保存方法の陰陽差にもよるので、旬の筍より陽性になっている場合もあって一概には言えませんが。

ですから、売っているからといって年がら年中同じ物を食べていると、いつしか体調不良の一要因になってしまうのです。
今では驚くような栽培方法の野菜も出まわっており、ビルの地下室で野菜を作ったり、水耕栽培をして土の陽性さが入っていない野菜もあります。
それでも無農薬に分類されて出まわっていると、つい買ってしまう人がいるので要注意です。
これらは、その野菜がもつべき本来のエネルギーは弱まっていることを計算した上で、食材の組み合わせや料理方法を考えましょう。

この続きはまた後日。

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ちょこんと手前にあるそら豆。
今が旬ですね。
超陰性な人はこれを焼きそら豆にするのも美味しい食べ方です。
もちろん、茹でそら豆を少しくらい食べたところで、微動だにしない体をキープすることが本来の健康のありかたであって、神経質にあれダメ、これダメというのがマクロビオティックではないことをしっかりと理解しましょう。

 

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日焼け止めクリームは必要か?

今は日焼け止めクリームをつけるのが当然だと思っているかたが多いようですね。
先日は幼稚園児にも日焼け止めクリームを塗っているという人がいてビックリしました。
そもそも日焼け止めクリームって本当に必要なのか考えたことがありますか?
一般の人ならいざ知らず、少なくてもマクロビオティックを知っている人、さらに陰陽五行を知っている人なら、日焼け止めクリームに?と思いたいものです。

まず自然界を眺めてみましょう。
夏は日焼けするのが当たり前ではありませんか?
それなのにどうして(一部の)人間は日焼けを嫌うのでしょう?
それは美しくありたいという願望があるからですね。
太古の昔から女性はお化粧に関心があるようですから、これはもう女性の本能といえるでしょう。
そのために女性は有害なものとは知らずに色々なものを皮膚に塗ってきた歴史があります。

私はお化粧をしませんが、それはお化粧によって皮膚呼吸が妨げられるのが嫌いだからです。
異物が皮膚にくっつく感じは何ともイヤなものです。
特に夏は汗をかいたらザブザブと顔を洗ってサッパリした方が気持ちが良いからです。
マクロビオティックを知る前はこんな感じだったのですが、マクロビオティックの陰陽五行の考え方を知るともっと納得できました。

そもそも夏に日焼けするのは当たり前で、それを防ごうという考え方そのものが不自然なんだと気づきました。
そして、夏には夏の野菜があるではないか。
その野菜たちはあの炎天下で元気に育っているではないか。
どの野菜も日焼け止めクリームは塗っていないし、日傘もさしていない。
それでも日焼けすることなく育っている。
その野菜たちは暑さや紫外線に対する抵抗力を持っているから、その野菜を取り込むことが夏の食べ方なんだ。
ざっくり言うとこんな感じです。

事実私たちは夏になると、日焼けするといいながら海に行ったり山に行ったりします。
本当にそれが身体に悪かったら、そんなに出かけようとは思わないはずです。
それより夏には砂に潜って「砂浴」をすることが健康に大きな効果をもたらすのですから、むしろ必要なものを求めて出かけていると考えても不思議ではありません。
ですから、日常生活をするうえで特に日焼け止めクリームが必需品だと私は思わないのです。

もう20年以上も前になりますが、日焼け止めクリームの恐ろしさを書いた本がありました。
その本を読んではっきり確信しました。
私の考え方は間違っていないと。
それから少し後でも、化粧品の問題点を書いたシリーズ本が出ています。
一連の本をお読みいただければ、私がお化粧をしないことが納得できると思います。

きっとお化粧品メーカーの言うなりになっている女性が大半かと思いますので、マクロビオティックを知った人はもう一歩、お化粧のことについても勉強してほしいなと思います。
とは言っても、世の中には色白な女性を見て好感をもつ男心の内面もあるので、それを気にする女性も多いのでしょう。
「色白は七難を隠す」と言いますからね。
美しく見られたい女心は永遠のテーマですが、私は健康を取って来ました。

なお、日傘はさしても良いと思います。
身体が少しでも木陰状態に近づくことによって、体温と汗のコントロールになりますのでね。
私は日傘もさしませんが(笑)

 
 

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(お花って、お化粧しなくても綺麗なんだよね〜  独り言)

 

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