今年最後の投稿、おせち投稿をいたします。
今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
今年は思いがけずに、自分のキッチンで周りに気を遣わずにおせちをつくることができました。
おかげで31日の早朝に完成させなくても、自分のペースで取り組むことができ、
時間に追われることもなく、探し物をしながら、また、失敗したのは後から作り直したり、、と
ゆっくりペースですがなんとか完成できました。
最後の一品を完成させて、ぐっと押し寄せる思いに涙しそうでした。
「忘れ物ないよね?」と何度も献立表を確認しながらの、
西京焼きの味醂ぬりわすれ、さらに、切り出しの最後の最後のイカの火の入りが浅いことに気づき、
食材も多めに確保してあったため、再度作り直すことができました。
この部屋を借りてちょうど1ヶ月です。
おせちに取り組むことで、物の整理がまだついていないキッチンの、「ここをこうしたい」
「こうすれば便利かな」とわかってくることもありました。
今年は10月11月と、おせちの特訓講座を開催していただき、徹底的に弱点を潰していただき、
また、全部ではないのですが授業の内容を後から整理しておいたメモを作っていたため、
引越しで記憶が全て吹っ飛んでいても、メモを頼りにつくりました。
振り返りの大切さを思いました。
昨夜直前ですが、1段に2人分盛り込むため、簡単にイラストで盛込配置計画をしました。
お弁当投稿でも初期によくご指導いただいていました。
紙の上に書けないものが、実際に盛り込めるわけがない、、と、大雑把でも書いてみました。
実際の盛込は、盛り直すとどんどん気が落ちていくのを毎年嫌と言うほど味わっているので
一発勝負で多少の難は触りませんでした。夜間の撮影が難しかったです。
日頃のお弁当投稿のご指導を参考になんとか撮影しました。
2人分ですが、息子の好きな八幡巻きと数の子を多めに、鮑も一人1個の設定です。
エビは入手確保できずで諦めました。
おせち作りが毎年の恒例になって、食材も最低限の分量で効率的に作ることができました。
今年も無理だと諦めていましたが、やはり作って良かったです。
極度の準備不足の不安定な自分でも、楽しく淡々といつの間にか出来上がっていて驚きました。
毎年年末には、先にこれをしておけばよかった、とか、準備不足を反省します。
そして、「この一年にお料理は上達したのかな???」と、特に今年は自問でした。
来年はもっと精度高く作れるように、日々精進いたします。
お品書き
蟹錦糸巻
平目求肥巻
叩き牛蒡
花蓮根
紅白膾
黒豆
栗甘露煮
数の子
スモークサーモン
鴨ロース
赤鶏小串
金柑いくら
ちしゃとう青竹(イカの下に隠れました)
蒸し鮑
ごまめ
編笠柚子
蕨烏賊
菊花蕪
日の丸独活
うまき玉子
鰻八幡巻
真名鰹西京焼
能登牡蠣時雨煮
海老芋含め煮
棒鱈旨煮
筍旨煮
子持ち鮎煮浸
鰊昆布巻
鶉丸旨煮
梅人参
慈姑旨煮
花百合根
矢生姜