塾生さんの中川式玄米炊飯投稿は
先ずNiさん(51-3)からです。
火が弱いですね。
強火から弱火にしたときに、弱めすぎです。
炊飯中の火加減は「これ以上強めると、蒸気が噴出する」
というものです。 覚えていますか?
デモで2回もお見せしましたね。
そしてご自分でも実際に水実験をして頂きましたね?
あの時の火加減、湯気のくゆりにしてください。
次はNaさん(51-4)です。
どの鍋でもカシャンという音はします。
非常に小さい音ですから聞き逃して居られるのでしょう。
生煮えに近いですね。
入れた米と入れた水と入れた火がぜんぜん調和していま
せん。もっと火力が必要です。
しゅーしゅー言わない範囲で最大の火加減で炊いて下さい。
それから画像が暗いです。全然美味しそうに見えません。
実際に美味しくないのでしょうが、この暗さのお部屋で
生きておられるわけでは無いと思います。
見たままに写す練習もして下さい。
過去にある膨大な数の秀作を見ていますか?
ご自分の作品だけしか見ていない人は進歩は遅いです。
次はKoさん(51-1)です。
逆ですね。アプローチの仕方が逆です。
蒸らす場所を変えたのでしたら、米袋は30分被せたまま
で先ずは実験しなきゃ。
なぜ「とりあえず20分で外して」みることを思いつくの
かが、私には考えられません。
風が通るので避けてきた場所で蒸らすのですから普通は
30分米袋を被せたままで蒸らすのが当たり前でしょう?
その結果32分も圧が保てたのなら次は25分で米袋を
外してみようとか、30分かぶせていても29分でピン
が落ちてしまうのならスリットにピンチを2個付けて
さらに熱を逃がさない工夫をするのが常識的な動きです。
風が当たる場所で蒸らす場合は風上に衝立を立てて
風を鍋に当てないように工夫をすれば家中が暑くなって
しまうことは無いでしょう?
なぜかどこかズレていますね。 がんばりましょう。
終わります。
どうもみなさんの中で受講時の炊飯手順や注意点、重要
ポイントが薄れてきているのでは無いかと心配します。
あれだけ皆の目を見てお話し、実際に自分で大事なポイ
ントを体感体験してお帰り頂いているのですから、忘れ
ない内に繰り返して正しく覚えて欲しいです。
先ずは正しく再現して正しく炊飯、蒸らしをできたとして
、そこからそれぞれの米や水や環境によるアジャストを
させて頂くというのがこのブログレッスンであります。