桂剥き524

Taさん(34-9)です。





おまたせしました。 8日分のあなたの成果です。
順調に進化されていますね。今日の最大の課題は「剥き出しの難しさ」でしょうか。
最初に刃を入れて行くときの緊張感がよく伝わってきます。 
つい1週間ほど前までは包丁の使い方も解らないお嬢様だったのですから、なおさらです。
さぁ皮を剥くぞ。と刃をあてがう時に、そのさくの内側に確かに在る真っ白な正円柱の大根を思い浮かべることができるかどうかです。 
ゴールはその正円柱がチョークのように円柱のまま細くなったものです。
ただそれに向かってひたすらまっすぐに向き続けるだけなのです。
ですから剥き初めの緊張など無視して下さい。
たとえマッチの厚みに剥くとしても、剥き始めは紙一枚の薄さから始まります。
面圧を当てながら刃を上下していけば紙一枚の薄さからだんだん厚くなって、好きな厚さまで到達します。 
目標の厚さまで来たら刃先から3?4ミリの面圧ラインを大根の中心に押し当てながら上下させるだけです。 
あとは視線に直角。地球の自転のように軸不動。可能な限りの脱力。 これですね。

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コメント

  1. Ta(34-9) より:

    中川さん、おはようございます。
    たくさん見てくださって、ありがとうございます。
    剥き始めのアドバイスにはっとしました。
    厚さをだんだんコントロールする余裕なく、
    急に厚みを作って???となっていました。
    視線に直角になるよう、
    自分と大根と包丁のベストな位置関係を探ってみます。

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