鱧骨切り特訓講座の復習  Niさん(98-1)

上手に出来ています。 すき取った背骨にボリュームがあるのは最初の三角骨に沿って右身を開く際刃境の骨に対する面圧が足りていないということです。 そして肛門前後には刃先が皮近くまで入っていませんでした。 ここを直しましょう。
骨切りは薄くなってきたのですがミスヒットとミンチ飛ばしが目立ちます。
ひょっとしたらまな板に鱧を貼り付ける時しっかり伸ばして貼れていないのではないでしょうか? 確認しておきましょう。
包丁を動かすときに右脇締めすぎて懐が足りないのもミスヒットの原因になります。 美味しそうに焼けていますがシャリと焼き鱧が別行動をとっていますね。
まず焼き鱧に関して。
上の骨切りの鱧の鮮度からして流線がもっとくっきり出てその隙間にたっぷりつけ焼きの地が染み込むはずなのですが真ん中近くが流線無くまるでシメ鱧を焼いたかのように一体化しています。その表面にさらっと地がかけられて焼かれているので薄くなるのです。
動画や画像が無いので断定はできませんが・・・
1.骨切りしてから焼くまでかなりの時間を置いてしまった。
2.串を打ったときに実際の長さより短く(詰めて)串を打って焼いてしまった。
どちらかが考えられます。
そして焼くときの竹串を外すタイミングをもっと早くして半とゆの状態で焼き上げましょう。あとで棒寿司にしやすくなるでしょう。
秘伝をいっぱい公開しました。 特別ですよ〜w

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コメント

  1. さなえ より:

    中川さん

    診て頂きありがとうございます。
    懐をもっと開けてミスヒットをなくす様に練習します。
    焼き鱧の秘伝の公開もありがとうございます!

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