胡瓜


今年も立夏が過ぎて上賀茂から胡瓜が届いた。
スーパーにならんでいる胡瓜にこんな花が付いているかな?
持てばちくちくした感触とふぅっとする生命感が手のひらに伝わる。
今にも動き出しそうな命の躍動。
立夏が来るまで胡瓜は出さない食わせない。
立春が来るまで吸い口に木の芽は使わない。
こういう自分やお客様に対する決めごとを「節操」と言う。
聞いているか? そこの料理人。

カテゴリー: アグリ パーマリンク

コメント

  1. マクロ美風 より:

    私は、なかがわさんのこのカテゴリが好きです!
    なぜなら、お写真を通して最大限に命の息吹を感じることが出来るから。
    画像をクリックして最大化すると、グワ~~~ンっと迫ってくる命があります。
    「どうだっ!」と迫られて、一瞬たじろぐこともあります。

    イタタ。
    きょうのお写真も私に匕首を突きつけて来ました。

    「節操」。
    先日のどこかの料亭に聞かせてやりたいです。

  2. sonorin より:

    花のついている胡瓜は可愛いですね。スーパーで売っているものは匂いがないというか味がないというか、胡瓜らしくない胡瓜です。

    旬のものをお客様に出すということですね。
    私も旬の野菜を食べるようになってから、初物をいただくことがありがたく感じられるようになりました♪

  3. zenemon より:

    美風さん こんにちは。 コメントありがとうございます。
    私が調理する前の食材達は見事に生きています。
    その命を余すことなく皿の上に盛りつけられたら良いのですが、未熟な私にはまだまだ不可なのです。 精進します。

    シャッターはまた話は別でお味をお届けできない分、質感や生命感を画像としてお届けする必要があり、これはこれでまた難しいです。

    (笑)決して美風さんにヒシュやアイクチを突きつけるものではございません。はい。

  4. zenemon より:

    sonorinさん こんにちは。 コメントありがとうございます。
    カワイイ黄色い花を見ると胡瓜はかぼちゃの親戚なんだなぁと解りますね。
    こういう発見や学習が小学生に必要だとおもいませんか?

    旬を大事にされるsonorinさんはすばらしいです。
    その感性は人生を輝かせてくれるはずです。
    いつまでも磨き続けてくださいね。
    私も忘れないようにします。

  5. ことこと より:

    へへー、わかりやしたでごじゃります。
    肝に銘じておりやす。
      ちょっと、軽くコメントしてしまいましたが、なかがわさんのブログには勉強させていただくことがいっぱいです。

  6. zenemon より:

    ことことさん こんにちは。 コメントありがとうございます。
    とんでもない。 そんなことおっしゃると生徒さん達に叱られますよー(笑)
    先生はいつも立派でなけりゃー。 ね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です