出汁巻き投稿2022 を頑張っておられる幸せコース生のみなさんにアドバイスを送ります。
投稿して無い方もおられますのでブログの記事にしておきます。 届くといいなぁ。
さて、上の絵を見てください。
これは鍋の予熱が終わって油を薄く敷いたあと液卵の一杯目を流し入れた直後の横からの断面図だと思ってください。
全体にまず液卵を回してから余った液卵を鍋先のほうにためます。 するとその水深が深い部分「C」の表面まで火が通るのに「A」よりも時間がかかるのが判りますね。
そして熱源ガス炎はAとBの下に置くことでさらにAとCの火通りの差を作るのです。
真っ先にAに火が入りますので急いで芯を折はじめます。
鍋を振って甘はさみで巻いていくのに多少の時間がかかります。 不慣れなうちは何度も振り直すでしょう。
それでもCに液卵をためておくとやっと最後まで芯が来たときでも表面はとろとろで接着剤の役目をしてくれるのです。
これがだし巻きの前と後ろの時間軸の差です。
理解できるといいですね。
コメント欄にて質問も受け付けます 感想も書いてください。
中川さん
わかりやすい図解付きアドバイスありがとうございます!
炎をAB間に置くよう(つもり)にはしていたのですが、鍋を少ししか傾けていなかったです。
自分の芯を巻く時間を考えたら、もっと傾けなければいけなかったのですね。
それと質問なのですが、炎をAB間に置こうとすると、左手が結構熱いのですが、置く位置はそれで合っていますか?もっと傾ければ解決するのでしょうか。
Namikaさん コメントありがとうございます。
左手はけっこう熱いですね。 でも0.5〜1秒くらいの話ですから、大丈夫です。
すぐに手前の縁は火が通りますから折りたたみに入ります。
思ったよりも速く展開していかなければいけないのです。
中川さん
お返事ありがとうございます。
熱いと感じている時間なんてあっという間なはずなんですね。納得しました。