ロングブラックというのは豪州流の薄味エスプレッソの飲み方で、お湯を入れたカップに出したてのエスプレッソをそっと流し入れたもので、細かい泡状の層(クレマ)がキープされてその下に抱いた香りも長持ちするのです。
同じような飲み方でイタリアでもあるアメリカーノはエスプレッソを落としたカップにお湯を上から注ぐものです。 濃度は同じでもクレマが湯で撹拌されて分解してしまい、香りも飛びがちになります。
この画像はロングブラックだとおもいきや、アメリカーノなのです。
ノイブレンドの焙煎の良さと鮮度、メッシュのマッチが整うと乱暴にお湯を後から注いでもクレマが分厚くて解けません。
美味そうでしょう?
あぁ美味しい。
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中川さん こんにちは。
エスプレッソ向きに焙煎されたのではない豆なのに、優れた道具と中川さんの手にかかると美味しく仕上がるのですね。
古風な日本娘がイタリア男に誘惑されて未知の世界へ羽ばたく(笑)
先日の見事なリーフを描いたカプチーノといい、ワクワクをありがとうございます。
azukkiさん コメントありがとうございます
ごちそうさまでした。
最近思います。
焙煎にエスプレッソ用もドリップ用もプレス用も無いのだと。
有るのは豆の声を聞けているかどうかだと思います。
「こう煎ってくれ〜」という豆の声。
「こう挽いてくれ〜」という豆の声。
「こう淹れてくれ〜」という豆の声。
こう淹れたい。ではなく、どうされたい?といつも豆の声を聞ける男になりたいです。