桂剥き投稿194

Fuさん(24-6)です。


動画も拝見しました。
けれんみなくすーいすーいと剥いていかれる動画は気持ちが良いですね。 素晴らしいです。
刃を怖がっていないし、刃と友達になれかけています。 
テクニカルな話をします。
Fuさんは右手の上げに少し癖があります。面圧を当てながら上に刃をスライドさせていき、もう少しで上限にくるぞという時に掌が開きます。
剥くという行為は大根の表面積を増やすという意味では「陰性」な作業ですよね。これは誰にでも判りますね?
これは視点は大根から見ての視点です。 
では庖丁から見てはどうでしょう。大外から回転運動を保ちながら大根の中心に向かって求心していってるように見えませんか? これは「陽性」な動きと言えるでしょう。
桂剥きというのは陽性な動きをもって陰性を産むという行為なのです。
プチ講座おわりw
で、手の話に戻ります。 両掌を汽車ポッポにして、親指と親指を合わせるような動きを陽性な動きといいます。刃を持っている人間の視点ですから剥くにはこういう動きが自然に伴うのです。
しかしあなたの右手は最後の最後に陰性な方向に開きます。
これが安定した面圧の妨げになっているというわけです。
ただこれだけを直すだけでもっともっと薄く均一に剥けるようになります。
お試しください。

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コメント

  1. Fu(24-6) より:

    中川さん、ご指導ありがとうございます。
    プチ講座もありがとうございました!
    桂剥きするためにもっとリラックスして陰性にならなくちゃと思っていましたが、安定した陽性さも必要なのですね。
    バランス、バランス。。
    掌の開きは、自分では気づいていませんでしたが、ご指導いただいたあと自分とお手本動画を並べて見てわかりました。
    修正したいと思います。
    ありがとうございます!

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