６月２４日の玄米投稿

塾生さんの作品は

先ずはTaさん（20-1）です。

お弁当箱に詰めるようにと炊かれました。　ちゃんとその目的
に沿った飯が炊けています。
ふっくらと大きく膨れていますがべちゃっとせずに粒感を残し
た炊きあがりが求められるのです。　こういう飯はしゃもじに
まとわりつきません。
良い感じで毎回炊けていますね。　素晴らしいです。
2合でも同じ飯が炊けるように。　少しずつ練習してください。
次はYaさん（13-2）です。

いつもよりよく膨れていますね。　入れた水が米粒の中に鋳込ま
れているからです。　これは蒸らしの差なのです。
l後半の８分から蒸らしの２４分の間を優しく優しく扱ってやると
ふうわりした飯になるのです。
少しずつ蒸らしの重要性がわかってこられたようです。よかった。
次はHoさん（21-6）です。

焦げのわりにあまり膨れていないようですね。　蒸らしの時は
何を用いて保温されているのでしょう？　２４分圧が残ってない
ようです。　もっとふっくらとした玄米が炊けるはずです。
自然農法米はどうしてもケースが硬く、褐色が濃くて柔らかく
炊けにくいものです。　あまりHoさんには合っていないと私は
思います。　太平洋側のお米で良いのでもう少し平地（海抜の
低い土地）でゆったりと作られた無農薬米を探してみられては
いかがでしょうか？　　お好みですから今の米がお好きならば
無理には勧めません。
次はIsさん（21-1）です。

まだまだ硬いですね。　お焦げができていないのでしたらもっと
全体的に火を強めて下さい。そうすると最後の８分まで黄色い
ラインが見えたままにできます。
そして蒸らしの保温をしっかり密閉しておこなって下さい。
水は１３０％入れても大丈夫です。
柔らかくなりすぎたら少しずつ減らしていきましょう。
どんどん炊きましょうね。　食べ過ぎに注意ですが（笑）
次はNoさん（21-2）です。
一回目は明らかに圧不足ですね。パッキン（オーリング）類の交換は定期的にされていますか？
もし買ってから長い事交換していないのでしたら変えましょう。
それからセンターバルブの分解清掃はしていますか？
ここに吹きこぼれのオネバなどが溜まって固まっていたら圧抜け
の原因になります。チェックしてみて下さい。2回目は圧を欠けようとして強火にされていますが
圧が抜けています。　皮が口に残る場合は浸水時間を延ばしてはいけません。
講義の時にお話しましたが、逆に覚えておられますね。　記憶を訂正
しておいてください。
お宅にモンキーレンチ（アングルレンチ）はありますか？　ご主人に
お尋ねください。　あればそれで蓋の内側の中心にある大きいナットを
軽く締めてください。　おそらく緩んでいます。　それから水で加圧
実験をして下さい。　結果を教えてくださいね。
次はFuさん（21-5）です。

デモは500米で炊きましたので360よりは多いですよね。
食べきれるのでしたら540で炊いて下さい。水は730で。
攻撃的加圧時にしゅーしゅー言わせすぎていませんか？
そのわりに中後半の火加減が弱いです。
しっかりたっぷり蒸らしの保温をして下さい。そして
ご自分の心もお米と一緒にふっくらと蒸し上げてください。
美味しくなりますよ?。
次はYaさん（19-7）です。

良い状態に炊けているのではないでしょうか？　Yaさんの
お好みに炊けていますね。　
あとは回数を炊いて舞のように。よどみなく手順が進む安定を
目指しましょう。
いい感じです。
次はSaさん（15-10）です。

130%以上の水が入っているわりに硬そうですね。
水はどこに言ってしまったのか？！　それは最初の８分で強火で
圧を高めている時にしゅーしゅー言わせすぎているのです。
その時にしゅーしゅー言っているのは蒸気（水）なのです。
米に鋳込むべき水を空気中に捨てていたのですね。
火加減を操作しているつもりが火加減に振り回されている
Saさんの姿が目に浮かびます。　おろおろしないでどーーんと
炊きましょう。
終わります。
お待たせ致しました。
圧力鍋はメンテ次第で美味しく炊けたりヘタに炊けたりと
簡単に変化します。
自動車は定点や車検がありますが、圧力鍋にはありません。
ですから常に使用者が目を配らせていなければ不味くなり
ますし、事によれば危険でもあります。
愛情を持って使いこなしてください。