「出し巻き投稿」カテゴリーアーカイブ

芯の巻きはじめがすこし遅いので焼きすぎています。　ですから2杯めを流したときに鍋温度が高くなりすぎおるのです。　すでにこのときの派手な音では「焦げ」が発生します。　その焦げの茶色い渦巻きが断面画像から見て取れます。
いちど生焼けでも良いので早め早めに巻いて2分半くらいで巻き上げてみましょう。　ちょうどがつかめるはずです。

断面にノースカロライナのような薄巻が・・・

本番の芯よりも先の芯練習のほうが正解に近かったですね。　本番のはアゲス＆ナゲスになって芯がすっ飛んでいます。
だから巻がゆるいのです。
この画像でわかるように焦げていますね。　舌触りがザラザラして私が巻いたものより美味しくないのはこのせいです。　　これの原因はもたついて鍋温度が高くなりすぎているのと、流し入れてすぐの箸でリフトアップする動作が、ただ動作だけになって本当の目的を達せていないのです。　なんのためにこの動作をするのかをよく考えて確実に効果をだしてください。

すこし皿が小さいですが　上手に盛れています。

最初の鍋温度が低いですね。流し入れても「しーーーん」としています。
しゅわーんと静かな沸騰音がするような火加減で始めましょう。
ナゲスになっているので玉子が思ったよりも前にすっとぶでしょう？　坂道を絨毯を巻きながら登っていく感覚がありません。
箸で投げていますので遠心力で返していきましょう。
これができないと具たくさんの錦巻きは巻けません。　がんばろう。
えーー　どうしてできないんだろう？　って悩んでいませんか？
それは単純に練習不足なだけです。　まだ投稿も5回しかしていませんしね。
大丈夫大丈夫

箸で前に返すとチョキンと切ってしまうでしょう？　甘はさみして鍋を振らないと返らないのです。　箸で返ってしまう時は玉子シートを焼き過ぎたときで、ふうわり時期を越してしまっていますので焼き過ぎ注意です。

「巻き始めを早くしようとしたら、柔らかいので 切れてしまったのもありました。」
じつはこのときの玉子の加熱具合が適正なのです。この早めの玉子をチョッキンしないで鍋を振って返せればふうわり出汁巻きになります。

素晴らしいと思います　何がよいのか？　それは最初鍋温度が高すぎてこれは焦げに入るかな？と思って見ていたら素早い動作で適温まで追いついて、さらに温度が上がるまで待つ動作が入ってきたことです。　　いいですねぇ。　幸せコースでの出汁巻きスキルとしてはこの時点で合格とします。よく頑張りました。
え？もっと診てほしいって？　そうでしょうそうでしょうｗ
では、次回からBOで焼きましょう。　BOの6分目の火加減で上級返しの練習をします。