Kire


物を切ると言う事は単に1つの物を2つに切り離す
という作業ではない。
そうは思いませんか?

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コメント

  1. Ni(3-3) より:

    はい。
    奥が深いです。
    誕生ですね。

  2. nakanokeiichi より:

    大工さんのチップソーに興味津々ですね。
    これで ごぼうをバサバサ 切ったら新食感の食べ物が出来るかもですよ。

  3. zenemon より:

    Niさん こんにちは
    そうですね。 
    お茶碗を割ったり、皿を割ったりしたときに
    「壊した」と言わずに「数が増えた」と感じる。
    破壊のエネルギーをなるべく受けたく無いという知恵ですね。
    切れる離れるというのはNiさんの言われるように誕生のきっかけです。 お母さんからの臍帯を切られた時から人間は切ることによって何かを産んでいくのですね。

  4. zenemon より:

    nakanoさん こんにちは
    プロの道具というのは楽しいもんですね。
    とはいえいろいろお話を伺うと、昔ほど道具へのこだわりは無いそうです。 のこぎりの目立てなどもほとんどしない大工さんもおられるそうです。 道具箱一つ肩に担いで・・というのは昔の話のようです。

  5. みっこ より:

    大工だった、父の遺品を整理していると、よく使い込まれた道具がたくさん出てきます。
    小さな頃から、帰宅したら、のこぎりの目立てやかんなの調整。のみを研いだりetc、する姿を見てきました。

    戦後、ものの無い時代に修行した大工ですから、道具は大事に使い、道具も工夫して一部手作りしてつかっていました。

    いま、DIYのお店に行くと、たくさんの大工道具が手ごろな値段ででています。
    簡単に手に入るから、持つものに執着もなくなってしまうのかしら。

    お料理にしろ家にしろ、切ることで、たくさんのものが生まれてきます。
    切る人によって、そのものも違った様相をあらわしますね・・・・・自戒。

    中川さんのお話はいつも、深いな~

  6. zenemon より:

    みっこさん こんにちは
    私は料理人ですからいろんな道具を使う職業の方には共感する部分が多いのです。 
    どこの世界でもディスポーザブルな道具に移り変わっていくのは仕方ないのかもしれませんね。 
    でも、基礎や下ごしらえ、だんどりの中に本当の文化はあるのです。

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