「KMS なかがわ」カテゴリーアーカイブ

天然の蕗の薹を使って富貴味噌を練る。
超陰性な蕗の薹の陰性をどのように「おいしい範疇」まで
料理できるかが重要なポイント。
苦みをコントロールするのである。

今日も沢山のお客様がお越し下さった。
いろんなお客様といろんなお話をさせて頂くと
私のマクロビオティックもどんどん昇華に向かっていく。
日々感謝であふれている。

頭芋やわらか煮
おからのたいたん
青菜４種の胡麻和え（ほうれん草、グリーンマスタード、菜の花、春キャベツ）
テンペ甘酢餡　人参　玉葱
蒟蒻味噌煮　生姜　揚げ
ひじきパスタ　有機コーン
蕗翡翠煮
春から初夏にかけての香りと歯触り。
慶事の献立には富貴と書く。
蒼くまっすぐ筋が通ったところは
新入生、新社会人へのオマージュ。

竹の子を茹であげたものをＥＸバージンオリーブオイルに漬け込む。
必要時にそのままフライパンで焼く。
塩胡椒もよし。
ガーリックペッパーもよし。
画像は仕上がりに焦がし醤油味を付けた。
天には木の芽を数枚。
このような竹の子の料理法や保存法が
光文社「ＨＥＲＳ」５月号に載ります。
是非ともご覧ください。

(さらに…)

新年度である。
今日からいろんな制度が変更される。
老人医療制度もそのうちの一つ。
若い方や核家族の方には見るチャンスがないであろう。
このような保険者証が母に届いた。
後期と言うのは七十代後半という意味ではないのだ。
81歳の方にも届くのだから。
ということはこの後期というのは人生の後期、
つまりあとは死を待つだけの社会の厄介者という意味が
含まれているようで虫酸が走るな。
こういう政府のオシゴトを見ているといつも若い頃に観た
ハリウッド映画ソイレントグリーンを思い出す
。
公開当時からすると現在は立派な近未来なのだ。