プロ指導のマクロビオティックお弁当522
【京料理のプロが個人指導するマクロビオティックの陰陽を考えたお弁当 522
2016.9.22】
<つむぎさんのお弁当>
【娘へのお弁当:玄米ご飯200g 梅干し 塩昆布、秋鮭南蛮漬け(玉葱・セロリ)、小松菜と菊花お浸し、にぬき振り塩、茄子胡麻よごし、三度豆地浸け、糠漬け、盛込3分です。よろしくお願いします。】
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当)
- 中川善博
- 美味しそうに出来ています。塩旨さと酸味が程よくマッチしてご飯に合いそうです。盛り付けも色合いも美しい。文句なし100!
- つむぎ
- 今日は終日試験なので少しでも気分が晴れやかになるように…と色合いに特に気を遣いました。ありがとうございます!
<マクロ美風より>
試験のお子さんを想って、あれこれ気遣いながら作るお弁当。
そのお母さんのお気持ちがお昼にフタを取ったときに、ふわ〜っと感じられることでしょう。
三度豆の曲線が何とも味わいがあって、じっくりとした優しさを感じさせてくれますね。
お子さんの将来のお料理レベルを、こうして日々育てていることが素晴らしいです。
カテゴリー: | コメント(2)
美風さん こんにちは。
記事にしてくださって、ありがとうございます。
三度豆の盛り込みはちょっと苦手意識があるのですが、前日のきりんさんのお弁当の記事に載っていた秋のお月さまの写真のおかげで自然に盛り込むことができたように思います。食材を買いに行った時に「あ、ちょうどこんな感じ!」という三度豆に出会えたのも大きかったです。
長女は全然お料理をしないように育ててしまったので大反省中です。今は、せめて『見て、感じて、味わう』部分で育てていけたら…(苦笑)。
自信を持って伝えていけるよう、これからもしっかりと学ばせていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
つむぎさん、おはようございます。
そうそう、それでいいんです。
中川さんはよく景色を見ながら、「あの角度が◯◯の盛り付けの角度だよ」とか、「この流れが◯◯の曲線だよ」とか、自然観察を盛り付けに反映されているのが日々伝わってきます。
先日の写真もそういう一つの例でした。
そして、材料を揃えるとき、それを意識しながら買い物をすると、盛り付けがしやすくなりますよね。
それを今回味わって実感されたことと思います。
お嬢さんの件は、お母さんがこうしてお弁当や日常のお食事を通じて、ちゃんとしたものを食べさせておけば、「必要になったとき」に再現しようとすることができます。
刷り込みがあるのとないのとでは大違いですから、親の役目は刷り込み作業かもしれません。
子育てって気の長いお仕事ですね。
今まさにそれを味わっている私です(汗)