プロ指導のマクロビオティックお弁当310
【京料理のプロが個人指導するマクロビオティックの陰陽を考えたお弁当 310】2016.1.15
<のーちゃんのお弁当>
【続いて母へのお弁当です。鯖の黒酢餡、あらb、茹小松菜(薄口)、小豆玄米(100g)、家で食べますのでお味噌汁は作ります。盛込み2分14秒。よろしくお願いいたします。】
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当)
<マクロ美風より>
昨夜は遅くまで事務仕事をされていたのに、こうして今朝は二人分のお弁当を作って頑張りましたね。
中川さんのお気持ちも私の気持ちも同じですが、今はのーちゃんがお母様のお弁当を作るという行為が、とてつもなく意味のあることだという共通認識を持っています。
お母様にとっては何にも代え難く嬉しいことだと思います。
のーちゃんがいてくれて良かったと心から感謝されていることでしょうね。
ここはのーちゃんが頑張ってお食事のお世話が出来ることに感謝しつつ、新たに前向きな感情の構築に心を込めてくださいね。
こんな時に写真の撮り方を引っ張りだすのは野暮なのですが、他のかたのためにカラー補正をしておきました。
上のお写真は蛍光灯の照明で寒そうな印象なのですが、少し温かみのある暖色系にすると、悲しみにくれる気持ちも癒やされるかと思います。
しかし今は、色はともかくも、お弁当を作るだけで偉いです。
(カラー補正後)
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美風さん、おはようございます。
お弁当に100点を頂けただけでも嬉しかったのに、こちらにも載せてくださり有難うございます。
母のお弁当を作ろうと思ったのは、長年連れ添った父を失い、生きる気持ちまで萎えてしまった母をなんとか元気づけようと食事に誘ったのがきっかけでした。
お料理を前にして母が「こんな時にもお腹って空くのね」とポツリと呟いた瞬間、私がやるべきことが見えたのでした。最初は遠慮がちでしたが、最近は楽しみにしてくれています。
母が長生きできるように、今の病気が少しでもよくなるように、そして私も自分の生き方に自信が持てるようにこれから頑張るつもりです。
これからもよろしくお願いいたします。
のーちゃん、おはようございます。
お父様が急に逝ってしまわれたので、お母様はショックが大きいですよね。
私の知人の義母さんは、ご主人を急に亡くされて、別人のようになっていたことがありました。
徐々に戻られましたが、そのとき知人はとても大変だったのを思い出しました。
でも、のーちゃんは実のお母様なので、少し事情が違うと思いますが、ポッカリと穴のあいたお母様の心をお料理で埋めてあげられたら、こんなに素敵なことはありません。
中川さんから美味しいお料理を習っておいて良かったですね。
これが真の意味の親孝行かと思います。
>「こんな時にもお腹って空くのね」
とても深いお言葉ですよね。
のーちゃんのお料理で、お母様が身も心もお元気になられますように。