プロ指導のマクロビオティックお弁当454
【京料理のプロが個人指導するマクロビオティックの陰陽を考えたお弁当 454
2016.7.6
<しろうささんのお弁当>
【夫のお弁当です。和牛牛蒡時雨煮、茗荷甘酢漬、茄子胡麻よごし、茹とうもろこし、小松菜お浸し、玄米ご飯320g、モバ味噌、糠漬、盛込2:40です。よろしくお願いいたします。】
(マクロビオティック京料理教室 むそう塾 塾生作品のお弁当)
バランス良いですねぇ。まるで食品模型のようです、ピシっと決まっています。ご飯も美味しく炊けて幸せですね。100!
ありがとうございます。5品のうち3品が不定形なのできっちりと、を意識しました。ダイナミックに盛る時とのバランスを楽しみます。ご飯が美味しく炊けていると安心です。
<マクロ美風より>
しろうささんは多分、盛り込みの時に悩まないで設計どおりに盛り込めるのかもしれませんね。
もちろんたまにはちょっと考える時もおありだとは思うのですが、このお弁当から感じるキレの良さが何とも清々しくて、そんなことを思いました。
右端から中心に向かう牛蒡にすら勢いと色気を感じて、素敵だなと感じました。
とうもろこしの直線が素晴らしい演出をしていますね。
食材の陰陽バランスも素晴らしいです。
カテゴリー: | コメント(2)
美風さん、こんにちは。
記事していただきありがとうございました。
そういえば、最初の年はもちろん昨年と比べても、設計図と実際の盛込みの時のギャップは減っています。
今も一番難しいのは、形があるものの乱盛りですね。
買い物しながらイメージを決めて行き、ひとまず完成させたイメージ図が頭に置いて、大きさや形がそれに沿うようにお料理を進め、盛込みを始める前に再度イメージを確認・調整すると、盛るときに大きく困ることはありません。
それから、中川さんに「ちょうどの量を仕込むこと」をアドバイスいただいてから
(自分が試食する分もありますが)そのこともできるだけ追及しています。
牛肉は時々入れると夫が喜びますが、やはり強いと思うのでバランスのとり方には特に気を付けています。
牛蒡ととうもころしはポイントだったのでそこを見ていただけてうれしいです。
食品模型のよう、のお言葉は、今回はキレとして受け止めていますが、
それが固さにならないように、ラフさのある盛りも楽しんでいきたいと思います。
しろうささん、おはようございます。
>そういえば、最初の年はもちろん昨年と比べても、設計図と実際の盛込みの時のギャップは減っています。
>今も一番難しいのは、形があるものの乱盛りですね。
この2行とも中川さんが最初に口にされていたことなので、ああ、そのとおりに進んでいるんだなあと妙に納得してしまいました(笑)
経験を重ねて来たからこそ到達出来るレベルですね。
しろうささんのお弁当にはいつも計算された美しさがあるので、何度見ても色褪せることがありません。
この美しさを極めると美術品と同じ感覚になるのでしょうね。
素晴らしい世界だと思います。