地鶏の西京焼を漬けて焼いてみた
先日、講座で鰆の西京焼をお教えした。
その時に塾生さんから質問があった。「鰆の西京焼を漬けたあとの漬け味噌は捨てちゃうんですか?」
私は教えた。「いえいえ、2〜3回くらいは再利用できますよ。漬けるたびに漬け時間は少しずつ長くなります。わかりますね?」と。
デモをした時の漬け味噌がバットに残った。
さて鰆を買ってきて漬けるほど私は鰆が好きでは無い。
好きでは無いというのは語弊があるか。
もう一生分の鰆を触って食べたのだ。
冷蔵庫をみると翌日に違うコースで教えた筑前煮に使用した地鶏のもも肉が1枚。
ふむ、これを漬けてみようか。
常識では魚と鶏肉は一緒に漬けてはいけないと指導する。
では、順番にならどうだろう? 魚の後に鶏? 鶏の後に魚?
そこで考えるのは陰陽。
(みんな知らないかもしれないが、私は京都で陰陽料理の料理教室の親玉なのである)
鰆と鶏の陰陽を考えれば鰆の後の味噌で鶏を漬けても鶏は魚臭くならないはず。
これが頭で考えた陰陽である。 そこで終わらずにやってみるのが実学マクロビオティック。
2日半漬けた。。
焼いてみたのがこちら。
どうです?この焼目。 味はどうだかというと全く魚の匂いや味はしなかった。
思ったとおりに理どおりの結果に腹も気持ちも満腹。
なぜ逆ならダメなのか? わかるよね?
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中川さん、こんばんは。
美味しそうですねぇ♡
益々おせちの講座が楽しみです。
☆なぜ魚の影響がなかったのか?考えてみました。
鰆と地鶏の陰陽比較をすると、鰆(▽)・地鶏(△)となります。
熱(焼く)という陽性に出会って、陰性な鰆部分は、膨張しガスになって消えてしまった(または、灰となった)。
なので影響しなかったのかな?と思いました。