「パンのお取り寄せから玄米お取り寄せへ~(1)」
気付けば、当たり前にパンのある生活で育ちました。
家族がパン好きで、ご飯代わりに、またはおやつによく食べていました。
幼い頃は、まだ焼きたてパンを買える場所も少なく、
もっぱら〇〇製パンのような、袋パンでした。
大人になり、折りしもパンブームが到来し、
雑誌やTV、インターネットの口コミと、
あらゆる情報が手に入るようになりました。
職人にもスポットがあたり、
boulangerie〇〇、など店主の名前を冠したお店が増え、
本格的なパンが手に入れやすくなりました。
昔ながらの老舗から高級なものまで、
あらゆるパンが急速に身近になっていきました。
リサーチして気になるものを買いに行ったり、
お取り寄せをしたりと、
気になるものを片っ端から試すことが楽しくて、
どんどんはまっていきました。
当然毎日のようにパンを食べ、
食べきれないものは、冷凍庫にストックし、常にパンパン状態。
更に、自分で作ることも好きで、
数キロ単位で買う小麦やドライフルーツ等も、すぐに消費していました。
ご飯よりパンを多く摂る生活が何年も続き、
常に食べ過ぎ状態が続いていた体。
便秘も当たり前で、それが自分にとっては普通でした。
それが、急に下痢を繰り替えすようになり、
病院にかかる程、腸の状態が悪くなっていきました。
薬を飲むと一時的には落ち着くのですが、長くは持たず、
お腹に違和感をかかえての生活が、更に何年も続きました。
それでも、なかなかパン断ちはできず、食生活も偏っていました。
当然、体もしんどい上に、精神的にもイライラしたり落ち着かず、
その気持ちを埋めるように、また食べてしまうという、悪循環でした。
体重も、みるみる増えていました。
この状況から抜け出す方向が分からず、
出口の見えない辛い日々が続きました。
(出かける度に買ってしまっていた、ある日のパン)
【2016.10.26 93-3まりー記】
<マクロ美風より>
幼いときからパンに囲まれた生活だったのですね。
でも、きっとこれは、まりーさんだけでなく、多くの人が「私と同じ」と思っていらっしゃることでしょう。
お母さん世代から朝食はパンが当たり前になりつつあったからです。
そうしてその結果、まりーさんのように体調が異変を来たし始めて、やっと何か変だぞと思うわけですね。
早く続きを読みたいですよ〜。