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塾生の声

マクロビオティックを知って変わった価値観 (96-2 れい) ()

私は昔から頭でっかちの人間でした。
親や他人、世間やメディアから刷り込まれた常識・情報・価値観をすべて鵜呑みにし、それが正しいと思い込んでいました。
小さい頃から頭の中は「~ねばならない」「~すべき」「これは〇、あれはⅹ」でいっぱいでした。

 

お姉ちゃんだから我慢しなきゃいけない。
いい子でいなきゃいけない。
遊んではいけない。
高学歴でなければ価値がない。・・・

 

そして、そこからはずれてしまう自分を激しく責めていました。
常識、価値観で縛られ、自分が何をしたいのかなんて考えたこともありませんでしたし、考えてもわからなかったはずです。頭も体もガッチガチに緊張し、質の悪い陽性状態でした。

 

そしてこのストレスを誤魔化すため、甘いお菓子やアイスを異常なほど食べ出した時期がありました。
普通の人が一生をかけて食べるくらいの量の砂糖を、この時期だけで摂取していたと思います…。
今思えば、白砂糖を食べたあとのボーッとする状態を無意識に求めていたのだと思います。
食べているときだけは、頭の「~べき!~ねば!」といううるさい声が小さくなっているように感じていたのです。

 

「甘いものが食べたくなるのは、食事やストレスなどで体が陽性に傾いているとき」と、マクロビオティックを知った今ならわかりますが、当時は体からのSOSだとは全く気付きませんでした。
そうした生活を数年続け、ついには体を壊してしまいました。

このときの私に必要だったのは、甘いものでバランスをとることではなく、自分をがんじがらめにしている(陽性)思い込みを手放すこと(陰性)でした。

 

縛られている(陽性)価値観、それらから自由になる(陰性)ことでした。

 

その何にもとらわれない自由な自分こそが本来の自分(中庸)なのだと思います。
心の底から湧き上がってくるような満ち足りた感じ、ウキウキする感じ。ありがたいなぁという感謝の気持ち。
そんな状態でいられるときに、ふっと湧いてくる「思い」こそが、私が本当にしたいことなのだろうなと思います。

 

魅力的で幸せそうに見える人って、自分に不必要な価値観や常識に縛られていない印象を受けます。常にリラックスしていて、無理していなくて。
そういう方は自然と中庸になっているのですね。

 

先日の愛クラスから1ヶ月が経ちましたが、「ああ、幸せだなぁ」という感覚(中庸)がずっと続いていますし、あんなにうるさかった頭の声まで静かになっているから不思議です。

 

「正解」だと勘違いしていた価値観、常識から自由になって、心からワクワクするような人生を歩んでいけたらと思う、今日この頃です。

 

 

マクロビオティック京料理教室 むそう塾 価値観の変化

(可愛らしかったのでついつい撮ってしまったバラ)

 

【2016.5.30 れい記】

 

 

<マクロ美風より>

「陰陽は食べ物に限ったものではないと学び、ふと感じたことがありましたので、そのことについて書かせていただきました。」とあなたのメールに書かれていました。

やっと自由人への入り口に立たれたようですね。

良かった(^^)

これからは、パスポートの取得メールに添えた私の言葉を実現する方向で生きてみましょう。

 

あなたが先に出会ったマクロビオティックは、食べ物を中心に伝えておられたのでしょうが、実は食べ物はマクロビオティックのほんの一部であり、むしろ導入部分です。

しかし多くの人がマクロビオティック料理としての、排除食のようなお料理を連想しています。

それはそれで意味があるのですが、その先も教えてくださったらもっと良いのですけどね。

 

でも、あなたは体験されましたね。

排除食でアトピーが良くなっても人生に活気がなかったことを。

それはまだ真のマクロビオティックを知らなかったからです。

アトピーを治すことが人生の目的ではなく、その元気になった体で何をしたいのか?

どんな生き方がしたいのか?

そこがマクロビオティックの最もマクロビオティックらしい部分です。

 

今までとは価値観が一変したはずですから、その自由な心と体で人生を遊びぬくこと。

そこに人生の醍醐味があります。

桜沢先生の言葉を借りるなら、「真の自由人」ということになります。

 

ちなみに、私も中川さんもそこを意識して毎日自由に生きています。

楽しいですよ♪

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