2期幸せコース・3期幸せコース・1期上級幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中
【感想文⑥ ~きっかけは、きんぴら~ 】
愛クラスでは、福zenをいだけます。それも受講する楽しみの1つ。
ありきたりのおかずがこんなに豪華で美味しいなんて!これが私が初めていただいた時の感想です。それまで「おばんざい」が「ご馳走」だと感じたことはありませんでした。なので、上級のメニューが発表された時、福zenと同じ味を教えていただけることに私の胸は高鳴りました。
もし私が、むそう塾生ではなく、このメニューを見たとしたら、なんでこのメニューが上級なの?って思うかもしれません。でも、シンプルなお料理ほど、奥深く難しい。常時食卓にあがるおかずだから、毎日食べても美味しくいただきたい。いつも地味で控えめなイメージのあるおばんざいですが、作る工程や作っている時の音、素材の表情の変化を見ていると、ものすごく贅沢なお料理で、やっぱり「上級」メニューだなぁと思います。
中でもきんぴらは、その美味しさのあまり、涙ぐんだクラスメイトもいたくらいでした。私の家族も「この人こんなにきんぴら好きだった?」と思うほど、しょっちゅうリクエスト。そのうち「毎日食べたい」になり、とうとう会社にきんぴらを持参するまでになりました。
最初は、会社の食堂ではおいしい野菜がないから、定食の追加おかずにという理由でした。もともと、お弁当は広げて食べられるカルチャーではないと、持って行こうとしなかったのですから、よほど気に入ったのでしょう。美味しいのはもちろん、体調がよくなっていく実感があったようです。食養のお料理として代表的なきんぴらですが、スピードを要するところ、時間をかけるところを、誤ったり、あべこべにしたりすると、返って身体に悪い影響を及ぼすお料理になってしまいます。
~理を正しく理解して皿の上に展開できれば自ずと感動をしてもらえるものと思っています。~
なかがわさんからいただいたコメントは、ほんとうにその通りだな~と思います。今まで何も考えずに「きんぴら=からだにいい」と思い込んで作っていた私。それじゃあ、家族もリクエストするはずがありませんよね。
さて、きんぴらを毎日持参するようになった夫のその後ですが、きんぴらを持って行くのもお弁当を持って行くのも変わらないと、いえ、女性社員から「お弁当のおかずがいつもきんぴらだけ」と思われている気がしたようで、(笑)ついに、お弁当を持って行くことになりました!きんぴらをきっかけに、私のお弁当作り生活がスタートしたのです。念願だったお弁当作り。きんぴら様様です!
マクロ美風より
>中でもきんぴらは、その美味しさのあまり、涙ぐんだクラスメイトもいたくらいでした。
この時の光景を私は一生忘れません。
金平牛蒡の美味しさに思わず涙がこぼれた背景を思うと、「ああ、むそう塾を始めて良かったなぁ」と思ったものです。
塾生さんからも教えられ、中川さんからも教えられ、そんな切磋琢磨出来る空間だからこそ、良い氣が満ち溢れているのでしょう。
この良い氣をさらに高めるべく、一緒に研鑽してまいりましょう。
中川善博より
きんぴらごぼうの最大の敵は「あく」ですね。 一般にはあくを流すか酸で抑えて料理します。 それを出さずに全てを料理してしまうというきんぴらの作り方をお教えしました。 速さ、包丁のキレ、温度、時間、どれひとつ欠けても美味しく出来ません。 逆に、美味しく出来ればかなり料理上手であると言えるのです。 これからもきんぴらを料理の好不調のバロメーターに利用してください。 玄米ごはんの炊き上がりと同じように。