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塾生の声

Ta(33-5)さん (宮城県)

2期幸せコース・1期上級幸せコース修了

むそう塾で教えて頂いたこと。
私という人間の心の在り方が、目の前の現実を作っているのだということ。玄米ご飯のふたを開けるとき、いつもそのことを思います。ぴかぴかでつやつやで、赤ちゃんのような光に包まれた玄米ご飯。生きていることが嬉しいなあと思います。自分の心がここまで安定したことに、いつも感謝します。

 

それまでの私は、ただ不安から逃れるためだけに食物を口にしていました。いつも疲れていて、いつも怒っていました。それを悟られないように、心を閉じていました。むそう塾でお料理を教わりながら、身体も心も喜ぶ本当に美味しいものを頂くようになって、私はだんだんと癒されていました。

 
美味しいものを美味しいと思える、この手で作ることができる、それは喜びで感動でした。今はできなくても、できるようになるまでやればいいのだということも教えて頂きました。中川さんと美風さんに見守って頂きながら、私はどんどん子供のこころになっていきました。

 
「すごい!」「私もできるようになりたい!」「上手にできたから見て!「美味しいね」「楽しいね」「みんなが笑っていると嬉しいね」自分の心がこんなにたくさん動くのが驚きでした。生きている実感、でした。あんなに氣の散っていた私が、今は少しずつ目の前のことに集中できるようになって、行為自体に喜びを感じられるようになりました。

 
まだまだできないことでいっぱいですが、それもまた楽しく幸せなことと思います。むそう塾にご縁を頂いたこと、ほんとうに感謝しています。いくつになっても生まれ直せるのだ、と思いました。そして一生、学んでいきたいです。

中川善博より

あなたは震災を生き延びた「生」を持っています。 生きること以上に大事なことがあるでしょうか?
一番大切なことを、人の力ではどうしようもない自然に思い知らされた経験はあなたを強く強くしなやかになめしてくれたのです。
生かされた人として豊かな人生を送りましょう。むそう塾は、私は、全身であなたを応援します。地に足をつけることと、流れに乗ってみることをバランスよくできるようになるはずです。それにはいつも安定して美味い主食の力が必須なのです。そのお手伝いをすることが私の務めだと思っています。

マクロ美風より

幸せコースの頃のあなたは美しく哀しい笑顔でした。
ガラス細工のようでいまにも壊れそうでした。
それがあの大震災。
あそこからあなたにたくましさが備わりました。
すでに申し込んでいた上級幸せコースをキャンセルすることなく、京都まで来られた時には私も泣けました。
なんとしても幸せになってほしいと心で自分に誓いました。
優しさに流されがちなあなたが、自分の立ち位置をしっかりさせ、徐々に上向いているのを遠くにいても感じます。
私はあなたが幸せコースのときに何気なく書いて下さった文章が忘れられません。
「いつも下を向いて歩いていた私が、むそう塾に通うようになってから顔を上げて歩いていることに気がつきました。」
これからもずっとこの手を握りしめています。
心はつながっていますから安心してね。

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