【居心地のいいお店】
先日ランチしたお店は、毎日行列ができているお店でした。
席数が少ないので回転も遅く、結局30分くらい待つことになったのですが
不思議と居心地のよい待ち時間だったのが印象的でした。
小さな小さな二階建ての古い一軒家で
ジブリに出てきそうな、隠れ家のようなお店でした。
行列ができていても忙しない雰囲気ではなく
でも決して手を抜いている感じではなく
並んでいる人たちは並んでいる人たちで
ただ温かく、これからの食事を楽しみに待っている感じがしました。
ひとりのお客様が多かったかも知れません。
「格」で言ったらB級ど真ん中のハンバーガー屋さんですが
荒んだところがない丁寧さがあって、
お料理や、人や、空間への愛と、それに対して誠実であるという誇りがあるように感じました。
居心地の良さというのは、
マクロビオティックの陰陽でいうと
お店スタッフの丁寧さや物腰の柔らかさ、並んでいる人たちの穏やかさという良い陰性と
お料理への愛やテキパキした仕事という気持ちのいい陽性さが合わさって醸し出されているものなのだな、と感じました。
(先日の多肉、花が咲きました)
【2016.5.22 むそう塾生 舞記】(舞 @mai3k)
<マクロ美風より>
最近は行列のできるお店に延々と並んでお食事をする人が多いですね。
中川さんはそういうことは一切しないタイプなので、こんなところでもマクロビオティックの陰陽を感じることがあります(笑)
お食事のために並んでいられることは、それだけ平和であり、それだけ時間があるということですね。
ま、それはともかくとして、そのお店の居心地が良いということでしたら、店主が心を込めた経営とお料理をされているのでしょう。
そして、店主にそれだけの人間性があるのかもしれません。
その人間性に会いたくなって、リピーターさんが並んでいるのだとしたら、そのお店は本物かと思います。
良い氣をいただけるお店やお料理は、これからも支持して行きたいですね。