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塾生の声

Is(25-2)さん (埼玉県)

2期幸せコース・3期幸せコース・1期上級幸せコース修了/2期上級幸せコース受講中

【感想文④ ~技~ 】

玉子嫌いな私が「出汁巻きを巻けるようになりたい!」と思うなんて、人生なにがあるかわかりません。むそう塾で教わらなければ、きっとこんな風に感じることはなかったと思います。

 

中川さんの出汁巻き玉子は、ふわっふわなのに噛むとだし汁がじゅわわ~。その食感がなんともいえません。その上、私が最も苦手な「玉子臭さ」が全くなくて、初めて出汁巻き玉子を「美味しい!」と思いました。

 

驚くくらい強火なのに焼き目がない。出汁巻き玉子が「玉子焼き」ではないことを実感しました。焼き目が入ってしまうと、あの食感は得られません。だから、スピード勝負!

 

でもこれが、ほんとーに難しいのです。もしかしたら、桂剥きより難しいのでは?と思う時があります。速いとどうしても雑になってしまいますし、遅いと「玉子焼き」状態。(涙)

 

 

初年度は、その難しさともともと嫌いな玉子料理ということが仇となり、ちゃんと巻けない=あの食感に到達しない=美味しくないで、いつの間にかフェイドアウトしてしまいました。
2年目。
中川さんの手元の美しさと、そのお味、食感を再度味わったことで、今度こそは巻けるようになる!と自分の中でかたく誓いました。なかなか思うように上達できず、途方に暮れることもありますが、練習は今も続けています。
何の変哲もない専業主婦である私が、プロ並みの出汁巻き玉子を巻けるようになるかもしれないという期待感があるからです。中川さんはそういう『わざ』を教えて下さっています。その『わざ』、そこから得られる『感覚』を1つでも多くつかみたい。それが私がむそう塾に通い続ける理由です。

中川善博より

速さにも陰陽があります。 火の強さにも陰陽がもちろんあります。
それらをふまえて焼けてこそふっくらしっとりな出汁巻き玉子が焼けます。
そっと弱火で焼けば形だけは似せて作れますが、それは食べる方の事を本当に思っての料理では無いのです。
お口に入れたとたんに「!」が弾けるような美味しさを出せるか? これが大事なところです。
そんな思いを秘密のコツとともにお教えしました。 修行に出ても誰も教えてくれません。けちなのではなく
きっと教えられないのだと思います。 そんな「プロの技をアマチュア向けに翻訳した」技をお教えできるの
もむそう塾の魅力になっていると自負しております。
どうぞ練習を怠らず、いつでも素晴らしい料理をおつくりください。

マクロ美風より

中川さんのデモを見ていると、いかにも簡単そうにササッと焼き上げてしまうのですが、それはそれは難しいんですよね~。
もうなんと言ってもふきんの練習からそれは思い知ります(笑)
未だにあの出汁巻き玉子を練習しているむそう塾生がどれだけいることでしょう。
「練習は嘘をつかない」。
この中川さんの言葉は、技術を身につけるための必須ですね。
主婦でありながらもプロの腕前を目指して、これからも頑張ってください。
応援しています。

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