鱧の骨切り講座   京料理 技の探求

412A7162鱧の骨切りを教えてほしいという一言からついに実現しました。 鱧の骨切り講座です。
驚きの内容をすこし覗いてみましょう。

まずはなぜか桂剥きを。おはるちゃん上手になったねぇ横線出てないね。
口がややアィ〜ンになってるので気をつけよう。
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こぞうちゃんは横線でまくりでしたね。技術が後退しているのか幻の腕だったのか?
原因を確かめておきましょうね。 秘伝さんですから。
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桂剥きした大根を何枚も重ねてそれを骨切りする練習をするのです。 骨切り包丁に慣れるには一番の方法だと自負しております。もちろん私が考案しました。

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そもそも骨切り包丁に芯(スイートスポット)があるのを知っていますか?
その芯で骨を瞬時に切るのです。 芯の見極め方を伝授。
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大きな包丁や出刃の砥ぎ方も指導しました
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お昼にたこ飯とぬか漬けで軽く食べてもらっていたら 蛸の醤油バターが食べたい!とわがままを言うお方が一人w  やりましょう!
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できました!
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めっちゃうまい 激うまい おいしー なにこれー!
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どれどれ一口
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うひょーーー!!
412A7122美味しすぎて箸が止まりません  誰かがご飯に載せて汁をかけ始めたら
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みんなしてます〜(笑)
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ここまでまだ「鱧」が登場していません!(なんでやー)

水洗いデモ
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子や浮袋を出して洗います
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さぁみんなでやりましょう 一人5匹はあります3キロね!
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えーとえーと 必死で次何やるのか思い出しています えーと
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夏目ちゃん 上手ですー。 魚を扱い慣れています 素晴らしいですね
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上から 男子 男子 女子です
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がんばれ!おはるちゃん 背中丸いぞ〜
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そんなに丸いとはやくおばあさんになっちゃうから直しましょう
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ついに自分で鱧をおろしています おろしているんですよ! 奥様!
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ちょっと骨に身が多くのこりましたが なかなか上手
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包丁を立てております がんばっております! 鱧も立っております あれれ
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ぴーーーーーー!っと背びれをね
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できましたー! 素晴らしい!
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おはるちゃんもぴーーーーーー!っと。
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骨をすき取っています みんなこれが難しいらしい。 刃の角度をよーく見よう
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背びれをとります
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びーーーーー!っと抜き取ります ここが大事
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背中にこんな穴が開きます
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さぁ いよいよ骨切りです 骨を切る心地良い音がひびきます
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みんな思ったよりもできているのが凄い! ええぞ!
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こぞうちゃんは頭が刃にかぶりすぎです 麗可ちゃんの頭の位置と「有次を見る」はできています
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自分の目玉より身体側に刃があるでしょう? これは前屈しすぎです。 首折れやね
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落ち着いてやったらできるから大丈夫 フヤフヤ泣き言を言わない みんな仲間です
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焼けましたよ〜 美味しそう!
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できましたー! うふふ
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満面の笑みであります
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よく頑張りました 立派に焼けました
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美味そうに焼けました お弁当に載せたいね〜!
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焼き鱧の棒寿司を押します
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試食たーいむ!
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美味しくて ぐすん
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おいしいです〜 ぐすん
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これですー!! これが食べたかったんですー
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涙がでてきました
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舞ちゃんに至っては うるっ
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うるうる
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美味しくて美味しくて
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びえ〜〜〜〜〜〜ん   泣いちゃった
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なきみそ舞ちゃんでした  料理食べて美味しくて涙できるのは純粋な証です
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どんどん焼けます
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竹の皮に包みます

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竹の皮に包んだ棒寿司をみなさんにおみやげに差し上げました。 ご家族に味見してもらいましょう。 それから自分の復習の味をみてもらうのです。
長時間お疲れさまでした。

カテゴリー: 中川式玄米の炊き方指導 パーマリンク

コメント

  1. より:

    中川さん、美風さん
    本日は本当に本当に、ありがとうございました。
    先月の秘伝コースからのまさかの展開で、改めてむそう塾の懐の深さに胸が震え、帰りの新幹線の中でまた泣けてしまいました。

    主人に、中川さんの棒寿司を食べてもらったところ、目を見張ったのち笑いはじめ、その後熟視していました。
    美味しすぎて思わず笑ってしまったそうです。
    ふわふわでほろほろだね!これはすごい、と感激しておりました。
    これをできるようになりたいというのは相当だけど、できるようになりたくなった私の気持ちはよくわかる、とも言っていました。

    今日のことは、夏と鱧と共に一生忘れません。
    練習します!

    • nakagawa より:

      お疲れさまでした。 やりましたねぇ なんて無茶をする調理塾なんだ! って私か(笑)
      畑は違えど技術職のご主人様に認めてもらえて私は嬉しいです。
      お金をもらえずに練習するのはけっこう高くつきますが投資しただけの腕がそなわります。

  2. 麗可 より:

    中川さん、美風さん
    今日は骨切りだけでなく水洗いからおろす所まで、丁寧に何度も教えてくださって濃厚で贅沢な時間をありがとうございました。

    私が骨切りしてる写真を見た夫が、姿勢が自然で力んでなくて中川さんのご指導は凄いねと感動していました。
    ヤリノスギコにならないよう、練習いたします。

    お土産に頂いた棒寿司、夫が唸りながら食べてました。
    先日私が作った棒寿司を美味しいと食べてましたが、見た目も味も舌触りも別物だと言われました。少しでも中川さんに近付けるよう、練習します。

    朝早くに鱧を配達してくださったたくやさん、ありがとうございました。

    • nakagawa より:

      お疲れさまでした。 良い魚屋さんとの縁を繋いでくださったから実現しました。感謝しています。あなたの練習魂はここから点火されたのです。 よく燃え上がった夏でしたね。

  3. おはる より:

    中川さん、美風さん、今日はありがとうございました。
    ただただ、感謝の一日でした。

    泣き言を申し訳ありませんでした。
    ご迷惑をおかけしました。
    本物の技に触れることができ、教えていただけた、それも、この流れで、、と、ありがたいことです。

    アワアワオタオタせずに、着実を重ねます。わからないことが見えてきたら、質問させてください。

    今日の様々なことが、じわじわと押し寄せてます。涙です。

    ブログ写真に改めて、復習して直します。
    真っ直ぐに受け止めてくださって、ありがとうございます。
    学ぶ姿勢を学びました。

    • nakagawa より:

      お疲れさまでした。あわあわしてしまいましたね。 これは鱧だからではなく今までの基礎に裏打ちが薄いからなのです。基礎力が問われる秘伝のさらに特訓コースですから。
      練習しましょう。 ドキドキしなくなるには練習しかありません。

  4. 子象 より:

    中川さん、美風さん

    感無量の1日をありがとうございました。

    「料理がヒトの心を動かす」
    これは、今まで中川さんのお料理で何度も実感していますが、魂をも揺さぶるものがあるのだということを体感しました。

    実は先日の秘伝の日、夫に中川さんの棒鮨の美味しさ、もう一生食べられないと思う旨を告げたところ、夫は、
    「中川さんの棒鮨が食べられないのなら、君が作らない限り、僕は一切口にしない」と言い、自分だけこの味を知っていることがとても申し訳なく思っていました。
    帰宅後、食べてもらうのが本当に嬉しいです。

    桂剥き、物覚えの悪さなど、すべてはメモ魔だった自分に原因があると思っています。
    ただいま、絶賛ぶち壊し中で、何もかもが後退しまくっています。

    今回のこのご縁は、自分自身が変われるチャンスだとも思っています。
    他の方よりウンと飲み込みが悪いですし、途方に暮れる思いをさせてしまうと思いますが、チャレンジします。
    どうぞよろしくお願いいたします。

    最後に、ご縁を下さったたくさんの方々に感謝いたします。
    ありがとうございました。

    • nakagawa より:

      お疲れさまでした。 思う存分練習ができましたね。 練習は遅々として進化していないと感じる時がありますが決してそんなことは無いのです。 練習はこなすものではないのです。重ねるものなのです。

  5. 夏目 より:

    中川さん、おはようございます。
    コメント遅くなりましたm(_ _)m

    昨日は、夢のような講座をありがとうございました。
    参加させていただき本当にありがとうございました!

    中川さんが作ってくださった鱧料理の美味しさに、
    美味しい鱧を家族にも食べて欲しい!
    ただただ、その思いで様々な事の流れが、
    運良く現実へと導いてくれました。
    ご先祖様、家族、周りの皆様に感謝あるのみです。

    鱧をご用意くださったお魚屋さんはじめ、この講座を開催するきっかけを
    下さった皆様、
    そして、何と言っても中川さんのお気持ちあってのことです。

    想像以上に楽しかったのは、
    中川さんや皆様のおかげです。
    本当にありがとうございました。

    誰から教えて頂けるのか。
    これが、一番重要な決断基準でした。

    中川さんの棒鮨を、2回もいただけたら夏。忘れません。
    なんとか鱧を入手し、練習いたします。

    自分の骨切りした鱧は、中川さんの物とは別物でしたが、食べられました(笑)
    中川さんの美味しさに一歩でも近づけるよう、鱧を入手して練習します。

    ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。
    忘れ物をしたり、娘を少しお教室に
    置かせていただいたり様々な勝手を
    お許し頂きありがとうございました。

    • nakagawa より:

      お疲れさまでした。 ここから練習の夏が始まったのですね。 毎年鱧の夏はきます。 一生ものの技術をお教えしました。 大事にして下さい。

  6. 夏目 より:

    美風さん、沢山のサポートと
    遅くまでお片づけありがとうございました。
    麗可ちゃん、すっかり頼ってしまい、
    最後のお片づけまでスタッフ業務まで
    して頂き、ありがとうございました。

    度々のコメント失礼致しました。

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