「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」が終わりました

昨日は「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」を開催しました。
(講座の様子は中川さんのブログ記事からどうぞ)

ご参加くださったのは、東京2名・石川1名・京都1名・大分1名の5名、初受講者2名、再受講者3名でした。

東京からご参加くださった塾生さんは、台風の影響を考えて前日に京都入りしてくださいました。
九州から来られる塾生さんも、新幹線が動いて、定刻に全員が集まってくださったので、ホッとしました。

玄米と向き合うこの講座は、一日中和やかに時間が流れ、いつも気持ちが原点に還ります。
中川さんが心を込めて作ってくれた「福ZEN」をいただきながら、つくづく中川さんのお料理っていいなと思うのです。

今回は初めて受講してくださるかたのことを考えて、特別に「出汁巻き玉子」が加えられました。
陰陽の判断材料になっていただけたら嬉しいです。

 
 

今回はオークラでの懇親会が、とても深いお話になりました。
お話というのは、どんな人がいるかによって内容が変わりますが、初めて受講してくださったご夫妻の存在があまりにも素敵すぎて、終始穏やかな雰囲気で人間の大事な部分まで触れることができました。
やはり、話すっていいですね。

心地よい時間をありがとうございました。

 
 

(出汁巻き玉子 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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飲食店の経営者を厳選するのは大事なことだった

先日、ある建物に行きました。
京都に毎週出入りするようになった頃から行ってみたかった建物です。
昔の建物が好きな私は、鴨川沿いに建つその建物の中が見たかったのです。

でも、飲食店になっているので、建物の見学だけさせてもらうわけにはいきません。
それで、ディナーコースを予約して3名で行きました。
そのお店のサイトはあるのですが、ネットから予約はできません。
予約は電話のみなので、お電話をすると休業日で留守電対応でした。

それで、留守電に予約である旨と、必要と思われる内容を伝えました。
留守電ですから、予約に対するお返事もなく、本当に予約ができているかどうか不安でした。
翌日の午前10時頃、ぶっきらぼうな話し方の男性から電話がありました。
そのとき、とてもイヤな予感がしました。
電話対応が雑すぎるからです。

さて、時間が来てお店に行きました。
何年も見たかった建物の内部に入れてワクワクして席に着いたのですが、ナプキンがセットされていません。
「あれ? 忘れているのかな?」と思ったのですが、他のテーブルでもナプキンが提供されていなくてビックリしました。

一人1万円程度のお料理を注文しているのですから、通常なら布ナプキンがセットされていて当然です。
さらに、お料理を運んで来るスタッフさんが、ことごとくマナーが悪いのです。
お料理の説明もないし、どの調味料を使えばよいかも教えてくれません。
お料理を運んで来るタイミングも、ちょっとずつ早くてせわしないのです。

テーブルでお会計したときも、「ありがとうございました」の言葉がありません。
このお店に入ってから出るまで、「ありがとうございました」の言葉がないのには、心底ビックリしました。
今まで当たり前になっていた言葉だけに、なんとも奇妙な体験をしました。

 
 

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ふと思いました。
昔、横浜の中華街の有名店に行ったときのこと。
従業員の言葉や態度が荒っぽくて驚いたのですが、連れて行ってくれた人が、「このあたりのお店ではこういう人が多いんだよ」と言うではありませんか。

お客さん商売では、そんなことがあってはならないと思っていた私は、これだけ有名なお店なのに残念だなと思った記憶があります。
今回の京都のお店は、まさにその50年前の出来事と同じでした。

ということは、この2か所に共通する“あること”が原因なのだと思いました。
“あること”については、あえて書きません。お察しください。

黙っていても集客できる強みのあるお店は、得てしてこういうことになるのかもしれません。
件の京都のお店は、鴨川に面して建っていて、人通りの多い四条通りにも面していますから、立地的には最高です。
それだけで人が集まってきます。

飲食店はお味が一番大事なのは分かっているのですが、つい景観に興味を持った私の判断ミスでした。
それにしても、京都には景観をウリにしたお店がたくさんあるので、こういった残念なお店は結構あるのかもしれません。

やはり、経営者を選ぶのは大事なことだと痛感したことでした。

 
 

(こういう内容の記事なので、あえて写真なしにしました)

 
 

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「一日30食品」の指導は2000年に削除されています

昨日、ある塾生さんとお話をする機会がありました。
彼女はまだむそう塾を知って間もないのですが、話の中で「一日30食品」を摂るのがよいことだと思っておられて、ビックリしたのでこの記事を書いています。

このブログの過去記事に次のようなものがあります。
一日30食品は過去の情報です 2011.6.15

その記事にも書いてあるように、「一日に30食品」摂ろうとする指導は、2000年には削除されています。
30食品摂ろうとしてむしろ食べ過ぎになり、メタボリック・シンドロームなる現象につながったからです。
今は2023年。それでもまだこうして過去の情報をそのまま信じている人がいるのです。

幸いにむそう塾とつながってくれたので、ちゃんとその情報は古いことをお伝えしました。
世の中には、まだまだこの情報を信じている人がいるかもしれませんね。

国が指導する食生活指針は次のように変化しています。
・1985年(昭和60年) 「一日30食品」がスタート
・2000年(平成12年) 「一日30食品を目標に」が削除
・2005年(平成17年) 「食事バランスガイド」がスタート

 
 

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それから、玄米ごはんやお味噌汁の話もしました。
テレビから情報を得ていると、間違った方向に行きかねません。
真実は自分で探すのです。
生きるって、ある意味真実探しの旅かもしれません。

私の好きな写真があります。
むそう塾生のお子さんの写真です。
こんなうちからお料理の楽しさを知ってくれて、本当に嬉しいです。

 
 

(むそう塾のサイトの  陰陽を感じる日々のくらしより)

 
 

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「中川式鉄火味噌(節多め)が出来上がりました

そろそろ蓮根の美味しさが増してくる季節になって来ましたね。
むそう塾の「お弁当投稿」でも、蓮根料理が増えてきました。
これからは根菜パワーをもらって、徐々に秋から冬への体に切り替えていきましょう。

鉄火味噌は材料も料理方法もとても陽性なのですが、その陽性さを養生食として召し上がると、体調のコントロールに役立ちます。
一家に一つ用意しておいて、風邪かな?と思ったら、すぐ使ってみることもオススメです。

9月8日の「第7回 絹玄米ごはんの炊き方教室」でもご用意しておきますので、どうぞお味見してみてください。

 
 

「お宝さんDIRECT」に入れることができますので、メールでご注文ください。
事前にご連絡いただければ、教室でお渡しすることもできます。
現在の在庫は次のとおりです。

「節多め」10個
「筍入り」
1個

 
 

*   *   *

【注文できる人】
①むそう塾の幸せコース在籍以上
②現在コースに通っていなくてもOK
③2024年度幸せコース申込者
④むそう塾が特別に許可した人

【注文先】
中川善博
メールアドレス:order.musojuku@gmail.com
<メールの記載事項>
・お名前
・塾生番号
・郵便番号
・住所
・電話番号
・個数
 節多めか筍入りか

【代金の支払方法】
1)代金の支払時期:品物を受け取ってから
2)代金の支払先:PayPay銀行のジョブズ口座へ
3)お支払金額:発送後にお送りするメールに記載
4)鉄火味噌代金:22gで5,000円(消費税込) 筍入りは6,000円

 
 

てっぺんに見える白いものは、大きさ比較のための玄米です。

 
 

(節多め鉄火味噌 料理:京料理人 中川善博&スタッフ麗可 マクロビオティック京料理教室 むそう塾 2023.9.6撮影)

 
 

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納豆は冷凍すると便利 薄くて小さいお宝さんDIRECTの納豆

私は北海道の十勝で生まれ育ちました。
十勝といえば、酪農と農産物が豊かなうえに、母はマメにお料理をする人だったので、ほとんどのお料理が手づくりでした。

お醤油やお砂糖は買っていましたが、お味噌は母が作っていました。
たまにお肉やお魚も買いますが、圧倒的に野菜料理が多くて、今思えばかなりマクロビオティック的な食生活でした。

母は漬物もとても上手で、「漬物小屋」があるほどです。
何種類もの季節の漬物を管理するには、一定した環境が望ましいからです。
お食事の前にボールを持って、指示された漬物を取りに行くのは私の役目でした。
樽から引き出したばかりのお漬物は、それはそれは美味しかったです。

当時の我が家は、自分で作った野菜とお米、自分で育てた鶏や豚、それに敷地内でとれる果物が食生活の中心です。
輸入品なんてありません。
身土不二を絵に描いたような暮らし方が、私の日常でした。

そんな母と環境のおかげで、私の身体は基本部分がしっかり出来上がったのかもしれません。
それに、食べ物の好き嫌いがなにもないのがよかったと思います。

 
 

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好き嫌いといえば、納豆を嫌う人は多いですね。
これは個人的な問題以前に、地域によって納豆を食べないところがあるからでしょう。

私が横浜に住んでいたときのこと。
同僚で九州出身の人がいたのですが、「甘納豆をどうして朝から売るのかなぁ?」と思っていたという笑い話がありました。

今では全国どこでも納豆は売られているでしょうし、日本の代表的な食べ物の一つになっていますけど、昔はそんな人もいたのです。

 
 

その納豆ですが、母は納豆も手づくりしていました。
大豆の匂いが台所からしてくると、「ああ、納豆を作るんだな」と子どもながらに分かったものです。
そのおかげか、全員が納豆大好き家族でした。

母は大きな器に全員分の納豆を入れて、テーブルに出すので、銘々がそこから自分のごはんにかけます。
その大きな器の底には、お醤油味のとろりとした粘液があって、そこにごはんを少し入れて食べると最高に美味しいのです。

2人の姉、兄、私の4名は、対等にそれがほしくてなりません。
(きっと父も母もほしかったに違いありません)
それで、順番に最後の楽しみを待つのです。
ということで、4回に1回は私の順番がまわってきます。

 
 

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ところで、納豆の保存はどうされていますか?
今は冷蔵庫で保存するのが当然ですが、まとめ買いをしたり、賞味期限までに食べ切れないというときには、冷凍がおすすめです。
もちろん、とっくにされていると思いますが、パックの形状によって解凍しやすいものがありますよね。

むそう塾の「お宝さんDIRECT」で扱っている納豆なら、薄くて平らなので、冷凍も解凍もしやすいです。
解凍は、室温に10分放置でOKです。
経木に包んであるので、さら〜っと剥がれて扱いも楽チンです。

 
 

 
 

なんだか、マクロビオティックの陽性マーク(△)と同じで、エネルギーを貰えると思いませんか?
普通の納豆より小ぶりなので解凍も早いです。

納豆菌は熱には弱いのですが、冷凍しても死なないで冬眠状態になります。
20度以上になると復活して活発に動き始めるので、そのことを踏まえて解凍されるといいですね。

 
 

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