28年ぶりに息子のベッドを購入 カーテンの意外な購入先

束の間の埼玉滞在で、きょう京都に戻ってきました。
昨日は息子のベッドを買いにデパートへ行って、ついでにあちこちの売り場を見てきました。
いや〜、なんと言いましょうか、日本経済がどんどん悪くなっているのが、デパートの品揃えからもビシビシ感じました。

それは「夢がない」ことです。
かつてのデパートには夢がありました。
お洋服だって「あれ買いたい」「これ着てみたい」と思わせる色やデザインが並んでいて、ワクワクしたものです。
私は銀座や日本橋、渋谷・新宿などのデパートを巡り歩くのが大好きだったのですが、残念ながら今のデパートにその魅力は激減してしまいましたね。

さて、息子のベッドですが、なんと28年も使っていたのです。
小学2年生のときに購入したまま、ずーっと同じベッドだったのです。
途中でベッドを買い替えようよと言ったのですが、息子はやわらかい方が好きだといって、なかなか応じませんでした。
でも、少し前から腰が痛いというようになったので、きっとベッドが原因だと思って、買い替え命令を出しました(笑)

あらかじめ購入する商品は決めてあったのですが、最新のベッド情報も知りたいので、デパートに行ったわけです。
案の定私が納得する商品はなかったので、取り寄せてもらうことにしました。
3月10日すぎに納品されるそうです。

 
 

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ところで、塾生さんからカーテンのことでご質問がありました。
先日も教室で質問されたので、書いておきますね。
「ニトリですよ」とお返事したらビックリされました(笑)
12月31日に大急ぎでカーテンを取り替えようと思ったら、既製品しか間に合わなかったのです(汗)

昔の私なら、絶対にそんなことはしませんでした。
あらかじめ入念にデパートで品定めをして、感性がピタッと合ったものをオーダーしていました。
デパートにない場合は、カーテンのショールームにも足を運びました。

そうやって、丁寧に丁寧に部屋を整えて来ました。
しかし、今は時間が足りない生活をしていますので、すぐ入手できる方を選んだわけです。
もちろん、そこには妥協があります。
オーダーカーテンなら、裾の仕上げ方もヒダの枚数も希望どおりにしてくれます。
でも、今はそれより優先させたいことがあったわけです。

さんざんカーテンを見てきて、実際に使ってみたからこそ、「これでもいいや」という選択ができました。
私が気に入る細部の作りより、部屋全体の雰囲気を変える力を優先したのです。
それでも夫や息子が気分が変わって大喜びしてくれました。

そうなんです。
カーテン一つでもお部屋は物凄く変わるんですよね。
ですから、もし薄汚れたカーテンになっていたら、ぜひ買い替えることをおすすめします。

 
 

宝泉 京都駅店にて)

 
 

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マクロ美風の家事アドバイス講座 テーブルは目的別が理想的

<141-1さん>

内容がオープンにしても良さそうになってきましたので、今回は記事にてお返事をさせていただきます。
早速カーテンを注文されたのですね。
すごいスピードです!(驚)

誰しも羨むようなお部屋の使い方なので、選択肢はたくさんありますが、それなら贅沢に使われてはいかがでしょうか?

目的別にお部屋とテーブルを使い分けるのです。
LDにはリビング・ダイニングテーブルを置き、4.1帖のお部屋にはパソコン作業もできるテーブルを置くと理想的ですね。
現段階では購入されなくても構いませんが、そのうちに必要になることを期待しています。

ダイニングテーブルと兼用されていると、「入る氣」の受け皿がなくなってしまうので、ここは受け入れる器を用意する気持ちで、別のテーブルを購入される方が良いです。
私が仕事を始める前に会社を作ったのと同じ発想です。

さて、ご質問の50✕50のカーペットですが、今のお部屋では残念ながら活躍の場がないように思います。
理由はいくつかありますが、一番の理由は色が暗いためです。
カーテンやカーペットは、お部屋全体での色合いを整えないと、不協和音を呈して落ち着かない空気が漂い始めます。
ですから、潔くサヨナラされても良いと考えます。

 
 

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次にダイニングテーブルと椅子ですが、使う人は2名であっても、4名用で購入されたほうが何かと便利です。
他にもお料理用の作業台を置かれるでしょうから、そちらの寸法とのバランスを取りながら決めましょう。
商品の購入は、しっかり寸法が決まってから選びましょう。

 
 


(早蕨 宝泉 京都駅店にて)

 
 

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夫に対する家事アドバイスが大成功! 完成形を見せる

久しぶりに埼玉の自宅に昨夜戻りました。
一緒に帰宅する息子が、「お父さんに連絡したの?」というので、「してないよ」と私。
到着時刻を拘束するような連絡はしないのが私流。
新幹線に乗るときも座席は事前に予約しないで、出発直前に切符を購入。

というわけで昨夜急に帰宅したところ、夫は「おやまあ」と呑気なものです(笑)
昨年の年末からお正月にかけて、盛大なお片付けをした後だったので、案外家の中が散らかっていなかったことにホッとした私です。

片付け方がわからない人には、完成形を見せて、後はこれをキープするように導いた方が持続率が高いのだと思い知りました。
暮れに一気に片付けて、新しい商品で気持ちの良い空間にしてあげたら、何度も「ありがとう。おかげで気持ちよく暮らしています。」とメッセージを送ってくれた夫です。

今回はカーテンをすべて取り替えたのが、大きな効果が出た要因だと思っています。
カーテンは占める面積が大きいので、室内に与える影響はとても大きいのです。
カーペットも上張りして、室内の印象がガラリと変わりましたから、やはり大きな面積の色を変えるのは効果的だと確信しました。

 
 


宝泉 京都駅店にて)

 
 

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「マクロ美風の家事アドバイス講座」が始まりました

昨日は、「プロから学ぶ台所の整理術と道具講座・マクロ美風の家事アドバイス講座」を開催しました。
皆さんが十分に準備をされてきて、とても有意義な時間になったと思います。
中川さんもブログで書かれておりますが、皆さんのキッチンはとても広くて使いやすそうです。
あとは効率性を持たせられたらバッチリですね。

「家事アドバイス」の方は十分な時間がとれなくて、申し訳ありませんでした。
もともとメールでやり取りする講座なので、具体的な内容は把握させていただきましたから、ご安心ください。
あとはメールが到着した順番にお返事を差し上げます。

原則はブログ記事で、内容がブログ記事に向かない場合はメールでお返事をするというように、二本立てで進めます。
一応3月25日24時の締め切りですが、皆さんのご都合に合わせますので、最初に期間設定を行ってください。

今回は5名の方が家事アドバイスを受講されますので、お仲間と一緒に励まし合いながら進めて行きましょう。

 
 

(教室の掛花 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 

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マクロビオティックの陰陽で頻尿を考えると

私がマクロビオティックの陰陽に惚れて、これがライフワークのようになった理由には、陰陽の奥深さがあります。
最初は「陰陽」という考え方に興味を持ったのですが、それをどんどん勉強していくうちに、そんなに簡単でないことを知ります。

私がマクロビオティックを知った頃は、古い本で勉強していました。
教わった先生も高齢の人でした。
でも、今となってはそれがありがたいことでした。

アメリカから逆輸入された形で「久司マクロビオティック」が広がり始めると、雑誌が取り上げるようになって一種のブームが起きました。
しかし、そこで危険を感じたのです。
陰陽が逆だったり、上っ面しか説明していない本が大量に出回り始めたからです。

このままだと体調不良になる人が増えてしまう。
という私の予測は案の定的中してしまい、私のところにも体調不良の相談者がドッと増えました。
その原因は、マクロビオティックを広めてくれた雑誌によるところがほとんどでした。
中にはマクロビオティックの新しい講師によることもありました。

 
 

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一つの例をあげましょう。
年齢が上がると割と多くなる「頻尿」です。
しかし、お若くても頻尿になることがあります。
尿の回数が多いと普通は陰性ととらえますが、それは水分を多く摂取しているような場合が当てはまります。

しかし、水分の摂り方が少ないのに頻尿の場合は、細菌の感染を除けば陽性であることが考えられます。
つまり、膀胱が陽性で弾力を失っているため、尿をたくさん溜めておくことができずに頻尿になるわけです。
ですから、「頻尿=陰性」とするのではなく、この場合は「瀕尿=陽性」と考えるのです。

膀胱では柔軟性を保つために、一酸化窒素というガスが作られています。
しかし、高血圧や生活習慣病があると、一酸化窒素が作られにくくなって膀胱が硬くなってしまうのです。
その他にあまり陽性な食生活を続けると、やはり体全体が締まってくるので、こういう場合は陰性を取り込むようにするのがよいのです。

現象は陰性、状態は陽性ということは、陰陽の解釈で時々あります。
ですから、これを現象だけで判断してしまうと、体調不良が解決されないことになります。
ここをよ〜く考えて陰陽を当てはめないと、とんでもない間違いを犯すことになりますので要注意です。

 
 

(京都市左京区のお蕎麦屋さんにて 権太呂  岡崎店

 
 

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