関節リウマチの薬をやめて丸1年経ちました ありがとうコロナ!

先日の授業でうれしいことがありました。

 
 

単発講座を受けるため、教室に入って来られた塾生(N)さんの行動に軽さがありました。
以前ならキャリーケースを引いて来られるのですが、その日は見当たりません。

彼女は今年の4月まで2年間むそう塾に通ってくれました。
広島から毎月、さらに単発講座もいっぱい受講してくれました。

ですから、彼女を見るのはちょっと久しぶりなのです。
「からだの調子はど〜お?」と私は声をかけました。

元気です! 調子いいです!」と、素敵な笑顔が返って来ました。

 
 

実は、彼女はリウマチを患って、とてもつらいときにむそう塾に来てくれたのでした。
2年前、私は彼女に言いました。
・絶対あきらめないで、治しましょう!
・絶対冷やさないこと。
・リウマチでも薬がいらなくなっている人がいるから、希望を持ってね!

 
 

【コロナ登場!】

Nさんは、教室で実習をするとき、重い鍋が持てなかったり、フライパンを片手で振れなかったり、お箸を長時間持てなかったり、手の痛みで思うように動けませんでした。
ですから、そんなときにはこちらで助け舟を出したりしました。

ご主人さまは当初、そんな痛みのある体で、広島から京都まで通うことを心配しておられました。
でも、Nさんは嬉しそうに京都まで通い続けてくれました。

途中で何度も相談にのって、薬を減らす方向に舵を切っていたところ、2020年にコロナが登場。
まっ先に私は、塾生さんで薬を飲んでいる人たちのことが頭を占めました。

塾生さんの中には、1型糖尿病の人もいますので、免疫のことが気になります。
それですぐ、それらの人に個別のアドバイスをしました。
今までしなかったことをする内容でした。

Nさんは真面目に、しっかり私のアドバイスを実行してくれました。
完璧でした。

 
 

そして彼女は、お医者さんに薬をやめる宣言をします。
でも、お医者さんは鼻で笑って、「どうせ戻ってくるんだから」と言ったそうです。
無理もないでしょう。
脱クスリはそんなに簡単なことではありませんから。

薬をやめてから2ヵ月間くらいは、つらい日が続いたそうです。
でも、その後ジワジワと変化が出てきて、先日ついに薬をやめてから丸1年が経ったのでした。

本来のNさんは、こんなにも明るく、こんなにも行動が早かったのだと、先日目を見張る思いで見ていました。
つらいときも笑顔は絶やさない人でしたが、その笑顔にはどこか哀しさがつきまとっていました。当然です。

でも、先日の笑顔は「快晴そのもの!」、満面の笑みでした。
リウマチそのものもあるのですが、Nさんは薬の影響で、本来の良さが発揮できなかったのでしょう。
つまり、フタをした感じだったのですね。

リウマチのつらさだけでなく、薬の影響によるつらさを抱えていたところ、薬をやめたので、リウマチだけに対応すればよくなったわけです。

で、そのリウマチが、あれ? 大丈夫みたい。
となったのですから、あとは薬が抜けていくたびに元気になるのは当然かなと思います。
いや〜、ホントによかったです。

 
 

【Nさんの勇気】

私はNさんの勇気を褒めたいと思います。
コロナに負けないためとはいえ、薬を断つことには不安だらけだったことでしょう。
でも、頑張って踏み出しました。

Nさんはおっしゃっていました。
コロナのことがなければ、薬をやめられなかったと。
だから、コロナに感謝ですと。

 
 

今、この記事を書いていても、私は涙が流れます。
彼女の本当の強さに頭が下がります。

二人のお子さんのために、ご主人さまのために、最高のプレゼントだったと思います。
こんな強い塾生さんがいて、私はいっぱい教えられます。

ありがとうNさん!
つらい10年間が過去になりましたね。

うれしかった リウマチなのに薬がいらなくなったよ 2021.1.29

 
 

 
 

Nさんはこの本を読んで、甘いものをやめ、玄米を食べ、お味噌汁を飲み、糠漬けを食べ、体を温め、過度のストレスを手放すようにしたことが勝因だったと思います。
マクロビオティックに出合ってよかったですね。

 
 
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コメント

  1. N より:

    美風さん

    記事にして頂きありがとうございます。
    おかげさまで一年以上薬を飲まずにリウマチをコントロールすることができました。
    薬をやめてすぐは痛みに挫けそうになり何度となく病院の再診の電話をしようかと悩みました。
    思い返せば発症してから痛みで仕事や家事が出来なくなり仕事は退社し家事は主人が担当してくれていた中で気持ちの面でもこのまま一生不自由な身体と痛みと付き合っていかなければならないのかと思うと本当に毎日辛かったです。

    ですがリウマチを発症していなければ、食事面を改善して病気を治したいとむそう塾に通うことも無かったと思います。
    コロナのことがなければ、妊娠中や授乳中でさえ手放せなかった薬をやめるという決断は出来なかったと思います。
    マイナスな出来事がきっかけではありますが結果的には私にとってプラスに代わってくれたので良かったです。
    乗り越えられた今思うのはマイナスな出来事に直面しても諦めずに頑張ってよかったなと思います。

    諦めずに頑張れたのは家族の支え、そしてむそう塾との出会いがあったからこそ成し遂げることができました。
    むそう塾とのご縁に心より感謝です。
    これからもよろしくお願いします。

    • マクロ美風 より:

      Nさん、こんにちは。
      コメントをありがとうございます。

      実はね、私が知っているリウマチを長いこと患っていた友人も、薬を手放せているのです。
      Nさんよりもっとひどい状態だったけど。
      その友人は、とっても笑顔が素敵で、いつもプラス思考をする人なのです。

      そして、決してあきらめない信念の持ち主でもありました。
      何度も命の危険にさらされながらも、今はご夫婦で仲良くお暮らしです。
      彼女も体を温める療法を選びました。

      初めてNさんにお会いしたとき、私の友人のように笑顔が素敵だったので、「きっとこの人は大丈夫!」と密かに思っていました。
      笑顔というのは、作るより中からにじみ出るものだから、そんなふうに感じるのだと思います。

      今こうして、つらかったことを過去の話として語れるようになって、本当によかったですね。
      そして、あなたの意志の強さは本物です。
      これからの人生は間違いなく大丈夫ですね。
      本当におめでとう!

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