うれしかった リウマチなのに薬がいらなくなったよ

今月の授業でうれしいことがあった。
ある塾生さんが、ドアを開けて入ってくるときの表情にハリを感じた。
少し前から感じていたけど、その日は「!」というような感じだった。

近況を話していたら、もうビックリ!
昨年の6月から薬を飲んでいないという。

彼女はリウマチを患って、ずっと薬を飲んでいた。
だから、1年前に新型コロナが問題になりだした時に、「少しでも薬を減らせたらいいね」と話していたのだった。

利口な彼女は、前向きに頑張ってくれて、医師に薬をやめることを告げたそうだ。
すると、「そんなことをいっても、すぐ戻ってくるよ」と言われたのだとか。

確かに薬をやめると痛い日もあったけど、なんとか頑張ってきょうまで来れたと。

もう、それだけで奇跡のように驚いた。
だって、リウマチは寒いときの方が痛みを増すからだ。
本当は一番つらいはずの大寒の頃に、彼女は爽やかな笑顔で語ってくれた。

私はその話を聞いていて、涙がにじんできた。
彼女は私が教えた“あること”を実行してくれていたのだ。

*   *   *

その“あること”とは?

「熱めのお風呂にしっかり入ること。」

彼女は小さなお子さんを育てているので、子どもをお風呂に入れるときは温まれない。
それで、ご主人が帰宅したら、改めて一人でゆっくりお風呂に入るようにしようと言ったのだ。
湯船でしゃがむときには、「ウッ」というくらい熱めの温度で入ること。
入っているうちに汗が流れてくるくらいに。

これだけで彼女は薬から脱出できた。
薬をやめて半年以上。
当然のことだが、薬をやめてから色々と体調がよいそうだ。
寝起きもよくなってきた。

ああ、本当に体を温めるって大事だなと思った次第。

*   *   *

いっときは、鍋を持つことも、包丁を握ることもつらかった彼女。
今月は笑顔でちらし寿司を作っていた。
うれしかった。

 
 


(玄米ちらし寿司 料理:京料理人 中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

 
 
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コメント

  1. より:

    美風さん

    記事にして頂きありがとうございます。
    リウマチを発症してから薬に頼らない日が来るなんて夢にも思わなかったです。

    思い返せば二人目出産後が一番悪化し痛みで箸も持てなくなり一人で着替えることさえできず起き上がることさえままならない日が続き、ステロイドや免疫抑制剤を飲みながらやり過ごしていました。

    心も身体も病気に支配されてしまいそんな状況を変えたくてむそう塾に通う決意をしました。通いだしてから美味しく陰陽バランスのとれたお料理の数々や主食の玄米をしっかり食べることで体調面も改善されました。あれほど辞めれなかった甘い物を食べる習慣も料理のおいしさで満たされたおかげで自然と辞めることもできました。

    少しずつ薬を減らしていこうと考えていた時に新型コロナの問題が起き思い切って断薬することを決意しました。

    薬を辞めたすぐも辛い日が多かったのですが何より不安だったのが毎年薬を飲んでいても辛い冬を薬無しで過ごせるかでした。
    そこで美風さんに教えて頂いたお風呂の入り方をひたすら実践していました。その入り方だと身体の芯までポカポカになりこの寒い時期でもお風呂から出る頃にはすぐにパジャマを着ると暑くなってしまう程身体を温めることができました。
    寒い日が続いて痛みやだるさに負けそうな時は朝でも昼でも時間ができたらお風呂に入ることもありました。

    そのおかげで寒い時期ですが薬を飲まずに過ごすことができています。薬無しどころか飲んでいた時に感じていた薬の副作用の倦怠感などもなくなり体調が更に良くなったと感じます。

    むそう塾とのご縁がなければ一人で病気に打ち勝つことはできていませんでした。中川さん、美風さんには命を救って頂いたと思っております。むそう塾とのご縁には感謝でいっぱいです。これからもまだまだ先の長い人生を前向きに楽しんで過ごしていきたいと思います。

    • マクロ美風 より:

      Nちゃん、おはようございます。
      コメントをありがとうございます。

      本当によく決心されましたよね。
      なかなかできることではありません。

      私もお風呂から上がると、すぐパジャマは着れなくて、しばらく汗をふくためバスタオル姿です(笑)
      この汗が解毒と排毒につながると思うと、汗が愛おしくなるほどです。

      体があたたかいって、気持ちがいいですよね〜。
      体調って単純に把握できるものなのに、薬を飲んでいると、本当の体調がわからなくなってしまいますね。
      だから、薬をやめてから倦怠感がなくなったというのは、素晴らしいことだと思います。

      そして、甘いものに対する姿勢が変わったことも大きいですね。
      慣れてしまえば、甘いものってそんなに欲しくなりませんよね?
      そういう食べ物の影響が、じわじわと良い細胞に置き換えてくれたのでしょう。

      それから、もう一つよい情報がありますので、次回教室にいらした時にお教えしますね。
      これからも一緒に頑張りましょう!

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