京料理人 中川善博の絶品ブルーベリージャム

きのうの朝のことでした。
先日むそう塾生のkirinちゃんが中川さんに送ってくださった生のブルーベリーを、中川さんがジャムにしたそうで、「美風さん食べる?」と声をかけてくれました。
中川さんのお手製なら美味しいに違いないので、即答で「いただきます!」。
2階に上がってみると、こんなに美味しそうなジャムがお皿に盛られていました。
ちょっとスプーンで味見をしてみると、すっごく美味しいではないかっ(゚д゚)!
「これをパンにつけて食べたら美味しいだろうね〜」と私が言うと、「あるよ」とさり気なく中川さん。
(ぬぬぬ 何と手回しの良いこと さすが!)

ブルーベリージャム 中川善博

 
 

ということで、登場してきたのが「醍醐味」でした!
これは京都にある美味しいパン屋さんで、「進々堂」の私が好きなイギリスパンです。
ヮ(゚д゚)ォ!

ブルーベリージャム 進々堂 醍醐味

 
 

それで、トーストをいただきました。
甘味は市販のジャムよりうんと少なくて、さらにブルーベリーのフレッシュさがしっかり残っていて、とても爽やかで本当に美味しかったです。
常々甘いものをあまり食べない私が、このトーストを2枚も平らげ、さらに夜にもまた同じメニューで2枚も平らげてしまったのです。
(いくら甘さ控え目といってもこの食べ方は尋常ではなく、正直その後の体調がどうなるかちょっと気がかりな私なのでした。)

ブルーベリージャム 中川善博2

 
 

(おかしいなぁ。中川さんはお菓子も作ることは知っていたけど、それにしてはこのブルーベリージャムは美味しすぎるぞ。)
そんな話をしていたら、例のピザの商品開発をしていた頃、お菓子も開発してジャムも散々研究したのだそうです。
その結果、チーズやお砂糖で体を犠牲にしてしまったのだとか。
そんな中川さんの健康を犠牲にした研究の結果生まれたものが、あの「賀茂茄子のピザ」だったり、「パスタ三種」だったり「京野菜のラタトゥイユ」だったり、むそう塾のメニューにいっぱい反映されています。

つくづく思います。
お料理でオリジナルを創り出すには、病気と背中合わせの研究があってこそなんだなあと。
ふだん私達はどこかで美味しいお料理をいただいたとき、「ん〜、美味しい!」なんて軽く口にしますが、その蔭には料理人さんの涙ぐましい研究があってこそなんだと思いを新たにしたのでした。

それにしても美味しかったです。
中川さんのブルーベリージャム。

 
 
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コメント

  1. 香華 より:

    美風さん、こんにちは。
    話題になっていたブルーベリージャムは中川さんのお手製だったのですね!ブルーベリーの粒々がいっぱい!ジャムは甘いから苦手ですが、さっぱりして美味しそうです♡

    本当に体を犠牲にされ研究に研究を重ねて生まれたお料理にたくさん助けられています。感謝しています。

    • マクロ美風 より:

      香華ちゃん、こんにちは。

      そうなんです。ブルーベリージャムは中川さんが作ったものだったのです。
      あまりにも美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいました

  2. きりん より:

    美風さん
    こんにちは。
    こんなに美味しそうなジャムにしてもらえて
    ブルーベリーも喜んでいるように見えます!

    美風さんにもご賞味いただけてよかったです。
    (その後の体調はいかがだったでしょうか?)

    「美味しさ」は簡単には完成しないこと、陰での努力や犠牲が
    あってこそ、という視点も思い起こさせていただき、ありがとうございます。
    中川さんは簡単に美味しいものを作っているような錯覚を覚えますが、
    これまでの努力の積み重ねがあり、
    そしてその中から塾生が再現できるように、かみくだいて
    教えてくださっていることも、忘れてはいけないと思いました。

    • マクロ美風 より:

      きりんちゃん、こんにちは。

      私もしっかりご馳走になってしまいました。
      中川さんはあのままお菓子も作ってしまいそうなので、それだけはストップしてもらいました(笑)
      新鮮なブルーベリーだからなおのこと美味しく出来たのでしょうね。

      私達はともすると中川さんを魔法使いのように思ってしまいますが、やはり地道な努力の結果が結実しているのだと感じます。
      一つひとつの練習や工程を疎かにしないからこそ辿り着けるお味なのだと思います。
      きりんちゃんも出汁巻き玉子を頑張ってください!
      ん? 桂剥きもね(小声)

  3. ふみよ丸 より:

    美風さん、こんにちは。

    ぷぷぷぷっ(笑)
    ひょいとパンが出てきたり、
    計4枚のパンを朝夜食されたり、
    “遊び心 “いっぱいの素敵な記事ですね。

    “遊び心 “って、エネルギーが満ちているからこそ生まれるのだと、お二人を見ていて感じます。

    中川さんが作られたものは、表面的な美味しさではなく、内側から溢れてくるエネルギー、つまり「氣」が作用した存在感を感じます。

    こういうお料理を頂いてこそ、
    「脇目もふらずに努力することが、楽しくて楽しくて仕方ない」
    という、エネルギーに満ち溢れた心身が作られるんだなあと思いました。

    中川さんが身体を犠牲にして辿りつかれた、食べた人が心身ともに元気いっぱいになれる美味しいお料理。
    それを教えて頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです。

    これからも、ご指導どうぞよろしくお願いします。

    • マクロ美風 より:

      ふみよ丸ちゃん、こんばんは。

      中川さんはむそう塾で教えているお料理を、「生きていたなら妻に食べさせてやりたかった料理」と仰っています。
      健康と笑顔が保てるお料理という意味でもありますね。
      お金のためのお料理ではなく、病気にならないようなお料理を日夜研究される中川さんは、今でも奥様を愛していらっしゃるのだと思います。

      ですから、そのようなお料理を教えてもらえる私達は幸せ者ですね。
      人間は段々バランスが悪くなってきますが、それでも陰陽を踏まえて作ったお料理は、そのバランスの悪さを遅らせる効果があると思います。
      体のバランス、心のバランス、ともに大切にしていきましょう。

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