マクロビオティックに想う(1)「マクロビオティックは一つ」

本当は昨年のうちに、2007年1月1日になったら書こうと思っていた記事がありました。
しかし、あまりにも忙しくて、お年賀状も書けない状態の中では、何だかそんな気持ちになれませんでした。
きょうは、2007年2月18日(日)、旧暦の元日です。
ちょうど区切りもいいので、その記事を書きたいな?って思いました。
             *    *    *    *
マクロビオティック」、この言葉をあなたはどんなキッカケで知ったでしょうか?
私は、現役医師の書いた1冊の本で知りました。
一気に読み終え、すぐに「日本CI協会」に電話をすると、「明日からお料理教室が始まります」とのこと。
すぐ申し込んで、翌日からリマ・クッキングスクールに通い始めました。
当時は、病気を治したくて通っている人が多かったのですが、私が師範科を修了する頃の初級クラスでは、ダイエットをしたい人が増えていました。
その頃からでしょうか、日本のマクロビオティックとは別に、いわゆる逆輸入のマクロビオティックが勢いを増し始めたのは。
今では、「ダイエットにマクロビオティックがいいらしい」という情報から入る人も多いようですね。
また、「マクロビオティックを経済的に確立させたい」という考えの人もいます。
さらには、「マクロビオティックで一儲け出来るかも?」という人まで出没しています。
             *    *    *    *
マクロビオティックと呼ばれるものを、大きく分けると、次の6通りになるでしょうか。
 ?桜沢如一先生のマクロビオティック
 ?桜沢如一先生のお弟子さんのマクロビオティック
 ?大森英櫻先生のマクロビオティック
 ?大森英櫻先生のお弟子さん(自称)のマクロビオティック
 ?久司道夫先生のマクロビオティック
 ?久司道夫先生のお弟子さんのマクロビオティック
(?について:厳密には、大森先生は桜沢先生の弟子ではありません)
(?について:大森先生は、「弟子をとらない」と宣言されていたのですが、教えを受けた人が沢山いるので加えました)
このうちのどの流れをくむマクロビオティックに出会ったかによって、その後の展開が変わってくるのも、残念ながら事実です。
私がここで、「残念ながら」と表現したのは、???のどれが正しくてどれが悪いということではなく、「混乱を招く」という意味において、残念だと思うのです。
なぜなら、???の間で、動物性摂取への見解、塩分・糖分への見解などに差があり、その違いが、マクロビオティックの初心者や独学者を悩ませるからです。
でも、これらの見解の相違には、必ず背景があるので、それを知れば調節できるようになるのですが、一部の指導者には、他の指導者を否定するような思いが見えたりします。
その度に、「悲しいな、マクロビオティックの原点を想い出したいね」と思います。
              *    *    *    *
さて、きょうの本題です。
上記のように、一口にマクロビオティックといっても、色々な流れの違いがあるので、それが元で、ああでもない、こうでもないと、不毛の議論がされることがしばしばあります。
でも、私はこう思います。
マクロビオティックの到達点は一つしかありません。
ただ、そこに至るルートが、少しずつ違うだけです。

例えば、富士山の頂上に到達するためには、色々なルートがあります。
登る人の体力や都合によって、それぞれの登山口からスタートするわけですが、マクロビオティックも同じこと。
自分の好きなルートから登ればいいと思うのです。
ただ、大事な点が二つあります。
一つ目は、時代と共に日本人の体も、外国人の体も、変わりつつあることです。
二つ目は、地球を取り巻く環境が、どんどん変化していることです。

この大きな変化をしつつある時代に、妄信的な態度でマクロビオティックを学ぶと、時として大きな間違いを起こさないとも限りません。
そうならないためにも、「自分の頭で考え、実践してみる」ことが、とりわけ重要ですし、それこそが、本当のマクロビオティックです。
              *    *    *    *
結論として。
誤解を恐れずにいえば、私は、○○派も△△派も◇◇派も□□派もあっていいと思います。
例えば、マクロビオティックの理論に詳しい○○派、華やかさが楽しい△△派、病気治しに実績のある◇◇派、経済感覚の強い□□派、どれもマクロビオティックです。
どれかに偏らず、それぞれの良いところを取り入れてもいいのではないでしょうか?
そして、自分に合ったマクロビオティック、自分が納得できるマクロビオティックを、あなたがつくり出すのです。

???のどれでもない、現代に合ったマクロビオティック
今は、そんなマクロビオティックが求められているように思います。
最後に、マクロビオティックの頂点はたった一つ。
平和です。

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コメント

  1. gaku-ni より:

    美風さん こんばんは
    私は、アンドリューワイル博士の著書でマクロバイオティクスという言葉を知りました。シャーマニズムに興味が有りそこからワイル氏に行き着きました。自分の意識や運命を変えることがマクロビオティックを実践することで可能になるのでは、と直感的に感じ即実行しました。たった10年前のことです。当時は日本CI協会と正食協会以外には、マクロビオティックに関係した団体は有りませんでしたのでCI協会から桜沢師の著書や大森翁の著書を取り寄せ自分なりに感じ確かめる日々でした。大森翁の霊的体験記は、私は、大好きな分野でしたね~。あーこんな人が居てくれてよかったと思ったものです。今は、本当にいろいろなマクロビオティックがあふれています。何を信じて何を食べるかそれを判断できる力を養うのがまずは、先決ではないかと思います。そのためにまずは少食でよく噛む必要が有ると思います。こめかみ動かす事ですよね。すべては、そこから始まると私は今、思います。理論は、玄米や分搗き米良く噛み噛みして多少判断力上がったあとから入れた方が良いのではないかと。変な物食べるのやめて調味料変えて、よく噛み噛みするだけで相当判断力あがると思いますよ~。ねえ美風さん。

  2. マクロ美風 より:

    さすがgaku-niさん!
    いいところを突いて来ますね~(笑)
    ワイル博士の本は、私も感動しました。
    引き込まれるように読みましたね~。
    直感的なものを感じると同時に、本能に揺さぶりをかけて来る感じがしたのを覚えています。

    私は、残念ながら、桜沢先生の存命中にマクロビオティックを知ることは出来ませんでしたが、大森先生には教えていただくことが出来ました。
    ありがたいことです。

    桜沢先生のご本はもとより、テープが何本かあるので、それを聞いていると、実に楽しくなって来ます。
    夢はいつも正夢だし、運命は変えられるし、自由人になれるし、まさに寝ている暇がありません(笑)

    桜沢先生の提唱したことは、ダイナミックな人生を生きるためのマクロビオティックだったのに、今では、そこまで到達しない末端のある部分が切り取られて誇張されているようなものもありますね。

    その証拠に、男性のマクロビアンが少ないです。
    桜沢先生の考え方は、スケールが大きくて、男性にとってはとても魅力的なはずなんですが。
    ですから、gaku-niさんのようなマクロビアンが頑張っていて下さることを、とても嬉しく思います。

    「理論は、多少判断力が上がったあとから入れた方が良いのでは?」とのご見解も最もですね~。
    玄米も理論も、良く噛まないと消化不良を起こしやすいですからね~。
    説得力のある言葉です。

  3. たけ より:

    >自分に合ったマクロビオティック、自分が納得できるマクロビオティックを、あなたがつくり出すのです。
    >マクロビオティックの頂点はたった一つ。
    平和です。

    ありがとうございます。
    共感できる部分がたくさんありました。
    僕は、マクロビティックは、時間やお金が無いので、
    リマのビデオや桜沢先生、久司先生の本や皆さんのblogで学ばせて頂いています。
    個人的には、桜沢先生の本に一番影響を受けています。
    「無双原理・易」という本の中に僕の好きな言葉に、次のような言葉があります。

    「科学に門外漢であるがゆえに、私は陰陽的翻訳の技術において必然的に間違いが生じてしまうかもしれない。しかし、寛大な読者諸氏は、それは陰陽無双原理そのものの間違いではなく、私の解釈の誤りである事を認め、訂正してくれるものと思う。」

    僕はいろいろな人が今、自分がやっている事の中で、マクロビオティックを自分がどう生かしていくか、また、そういった人が繋がっていく事が、一番大切だと思います。
    なぜなら、繋がりの中で生まれてくるものが、意味があってその人にとっての、答えだと思うからです。
    井戸端会議もそういう場所になっていくといいですね。
    これからも、よろしくお願いします。

  4. マクロ美風 より:

    たけさん、コメントをいただきまして、ありがとうございます。
    共感していただけて、とても嬉しいです。

    私も、桜沢先生のご本はバイブルだと思っています。
    ただ、時代が変わって、社会状況も変化して来たので、とっつき難く感じる方がおられるのも事実ですね。

    >「科学に門外漢であるがゆえに~」

    私は科学・化学ともに詳しくないのですが、マクロビオティックにも物理学にも詳しい人の話によると、桜沢先生が気づいていながら、文章のみでは表現できなかったことがあるそうです。

    ところが、今は、コンピュータのお蔭で、桜沢先生が伝えられなかった部分を伝えることも可能になりつつあるようなんですねぇ。
    これは、まさに、桜沢先生が後に続く者に託したわけですから、それを実現できたら素晴らしいですね。

    >僕はいろいろな人が今、自分がやっている事の中で、マクロビオティックを自分がどう生かしていくか、また、そういった人が繋がっていく事が、一番大切だと思います。

    たけさんの仰るとおりですね。
    実践してこそマクロビオティックが生きるのであり、その生きたマクロビオティックが、また、他者と繋がって新たな命を吹き込んで行く。
    その繰り返しが、大きな力になって外にも広がり、自分にも返って来る。
    そんな風に感じています。

    >なぜなら、繋がりの中で生まれてくるものが、意味があってその人にとっての、答えだと思うからです。

    そうですね。
    これが「生きる」ことの原点だと思います。
    繋がりのない人生なんて、考えられませんものね。
    「マクロビ井戸端会議」が、何かしらそのお役に立てたら嬉しいです。

  5. stun より:

    昨日、妻と某自然食品店の前に貼ってあった「マクロビダイエット」のポスターを見ながら「あの先には何もないね」と話をしてたところでした。
    僕は自分にも身辺にも幸い病気もなく、当時付き合ってた女性がマクロビオティックを実践していたと言う超お気軽な理由でマクロビオティックに触れました。
    一番最初に手にとったのは奥津典子さんの本でした。
    自分にとっては導入としては非常に良い本でした。
    そして、やはり衝撃を受けたのは次に読んだ桜沢先生の「食養人生読本」でした。
    そして素晴らしき無双原理との出会い。
    僕のマクロビオティック観は、桜沢先生の本が養ってくれました。
    その後出合った素晴らしい本、人達によってマクロビオティックは自分が今まで漠然と考えていた食、農業、環境、信仰など様々な問題をリンクして解決してくれる素晴らしい解決方法だということに気がつきました。
    まだすべての著書を読んだわけではないですが、風さんが書かれていることは桜沢先生の著書、考え方に一貫して流れている本当に基本的な考え方ですよね。
    マクロビオティックを実践している人は全員桜沢先生の本を読め!ぐらい言いたいですね(笑)
    それぐらい普遍的で、素晴らしい本の数々だと思います。
    キレイになって、楽しくて、おしゃれで、病気も治って、お金も稼げて、楽しくて楽しくて仕方がない。
    そんな人生、最高ですよね。
    でも、マクロビオティックならそれをかなえてくれると思います。
    桜沢先生のように。
    本当にマクロビオティックが楽しいです。

    ワイル先生の本も早速アマゾンでポチッとしてしまいました。
    楽しみです。

    さて、僕は(旧暦で)年末から新年早々お付き合いなどで外食が続いております。
    その分、日常の食事に気をつけなくては~、と思います。
    って何だかまとまりのない▽な文章になってしまいました。
    しつれいしました~

  6. Myu より:

    美風さん、新年からステキな言葉をありがとうございます。
    私も少し前まで、自分が指導を受けたものと、巷に広まっているものとは違って、混乱していました。
    でも、違いを知って、でも、到達点は同じだということも分かって、
    自分の体の声を聞いていけばいいんだ~とすっきりしました。
    そういう違いを教えてくれる人やところがあったら混乱しなくていいですよね。
    マクロビで元気になった人も多くなっていると歯思うのですが、
    同時に間違った情報で元気にならなくて、マクロビを嫌いになる人も多くなっているような気がします。
    一人でもマクロビを好きになってほしいし、みんな元気になってほしい。
    今は人の状態を心配できる余裕が出来たから、今度は私がその手助けをする役になれるのかな~という気がしています。

  7. Maple♪ より:

    私が最近、ず~っと考えていたことが書かれていてびっくりしました。
    マクロビオティックと言っても、細かくみていくと、
    いろんな考え方があって、最初のころは、かなり混乱しました。
    「こっちではこうなのに、もう一方では違うことが書いてある。なんで~?」
    っと、?マークがいっぱいでした。
    さらに、陰陽にとらわれすぎて、
    苦しくなったり。。。

    でも、いろんな考え方のマクロ本を読んで、
    コレが絶対!!
    ということはないということに
    やっと気づきました。
    「コレじゃなきゃマクロじゃない!」
    なんて無くて、
    いろんな考え方を学んで、
    試行錯誤しながら、自分や家族のマクロを
    見つけて、何より続けていくことが大事だと、
    私も思います。
    マクロ美風さんブログを読んで、
    ちょうどず~っと考えていたことが、
    書かれていて、なんだか私もスッキリしました☆
    ありがとうございました~

  8. マクロ美風 より:

    stunさん、こんにちは。
    久しぶりに硬い記事を書きました。
    やはり、この記事は、節目の時に書きたいなぁと思っていたもので。

    私は、どんなマクロビオティックもアリだと思っていますが、「先にお金儲けありき」のマクロビオティックだけは、認めたくありません。
    マクロビオティックの精神に反すると思うからです。

    しかし、マクロビオティックを生業として、生計を立てられる程度の経済的保障は欲しいのが現実ですね。
    その辺が、乱立するマクロビオティックの裏にあると思います。

    stunさんの所は、本当に良心的で、思わず「そんなんで大丈夫?」と言ってしまいたくなりますが、それはemikoさんのポリシーですよね。

    そんな人達の想いが報われて、評価される世の中になって欲しいと、心から思います。
    そのためにも、私は、私に出来ることを、コツコツやり続けるだけです。
    そんな中で、stunさんやemikoさんに出会えて、本当に嬉しかったですよ~。

    ところで、桜沢先生は、生涯に300冊程の本を残されているそうですが、残念ながら入手出来る物が限られています。
    以前、桜沢先生の本を相当数、速読で読まれた方とお話しましたが、「あれはブログと同じだね」と仰っていました。

    そのくらい、「書き殴る」というと言葉は悪いのですが、思ったことをドンドン文章にして、本にしていったようです。
    「ブログ」なんていうと、何だか私達も親近感が湧きませんか?

    あ、私も▽な文章になったでしょうか?
    フフ(^^)
    感化されやすいもので♪

  9. ぼんちゃん より:

    覚えていらっしゃいますか?
    私、@札幌でお話しさせていただきました、コーヒーもお酒も飲む5人の母です。
    3月4日はお会いできないようなので残念です。

    最近、またマクロビオティックを勉強し直しております。まだまだわからないことばかりです。そして、初心者にとっては、何から手をつけたらいいのかもわからない!偏った?知識になりそうな気がして不安でもあります。
    色々な方のブログにお邪魔させていただいて、軌道修正しつつやっていますが、迷いの日々です。

    私も、最終的には「平和」という頂点を目指していきたいです。

  10. hitomi より:

    私はマクロビオティックに出会ってまだ日が浅いので、分からない事が沢山あります。学校で勉強することですら、まだやっていないことの方が多いです。料理教室に通うでもなく、独学でマクロビオティックを学んでいるので余計、疑問に思ったり矛盾を感じたりしてひとり悶々とすることも多いです。だからブログでこうやって色んな考えや思いを拝見出来るのって、凄く勉強になります。

     マクロビオティックに出会うまでは、食べ物について、それを取り巻く環境について、真剣に考えることもありませんせした。 今もまだ深いところまでは分からないけど、マクロビオティックの考え方…というか、在り方に出会えて良かったと思います。
     それと同時に今回の記事で、盲目的に接してはダメなんだ…と気付かされました。 特に私の様な初心者は、『マクロビオティック』と聞くと何でも鵜呑みにしてしまう危険性が強い様な気がして…(笑)。必要以上の警戒心で凝り固まることはないけど、きちんと自分で咀嚼して取り入れていかないと…です。

  11. ほやほや より:

    私がマクロビを知ったきっかけは、
    もともと環境関係に興味があって、
    大谷ゆみこさんの講演をお聞きしたのがきっかけでした。
    始めの頃、私がネットを通して知ったのは、
    「マクロビって玄米食べて、動物性を食べない」
    ということだけで、
    とてもそんなこと出来ないって思っていました。
    でも、自分の体調がすぐれず、悩んできるときに
    ふと、マクロビを思い出して、
    いいタイミングでマクロビのセミナーに
    参加できることができました。
    有難いことに、
    私にマクロビを教えてくださった方も、
    マクロ美風さんと同じような考え方をされていて、
    マクロビを楽しんで続けられています。
    でも、つい最近、
    マクロビの考え方に対する派閥っていうのが
    本当にあることを実感し、
    悲しい思いをしたばかりでした。
    そんなときに、マクロ美風さんの日記を見て
    元気をいただきました!!!
    本当に、本当にありがとうございます。

  12. サニー より:

    美風さん 新年快楽!

    中国は春節のお休みのんびりムードです~

    数日前に桜沢先生の「無双原理・易」を読み終わって

    ダイナミックでいて繊細な本当に「漢」って感じの方だったのかな~って思いました。

    この本を読んでもっともっとマクロビオティックが楽しくなりそうです。

    今年も美風さんのご活躍楽しみにしています(^∀^)

  13. ひろ より:

    美風さん
    新年から嬉しいお言葉ありがとうございます!
    マクロ歴が浅い分、自分と誰かとの間に
    何かが??って事が日々あり整理ができないでいました。

    >マクロビオティックの到達点は一つしかありません。ただ、そこに至るルートが、少しずつ違うだけです。

    判っていたつもりでも、やっぱり不安が頭をよぎり、
    どれが正しいのかなんて決めなければいけないのか、とか本当に悩んでばっかりでした。でも、こうして素敵なご意見を読んでいくうちに、やっぱり思いは同じなんだ~っと一安心しています。
    とにかく今は、周りに流される事なく、一つ一つの情報、意見をじっくり見聞きして自分なりにマクロを正しく取り入れていければと思います。

  14. うな8694 より:

    マクロ美風さん こんばんは

    バリバリ独学でブログと本を頼りにゆっるいマクロビ実践中の私には
    今回の記事はとってもありがたいものです。

    そうです,ものすごく迷うのです。
    これは○○派ではダメっぽい,でも△△派ではオッケーだし・・・
    ってな感じで,読み比べれば読み比べるほど混乱~
    ただ,ゆっるいマクロビなので
    どれからも適当に取り入れてやってみようと今日に至ります。
    食養としての厳格さも欲しいけれど,食事としての華やかさも欲しいし
    作ることや支度をすることの楽しみも欲しい。
    そして自分を含めみんなが心地よく過ごせるようにしたい・・・

    目指すところは「平和」
    いまのところはそこまで考えて実践できないけれど
    積み重ねたことが「平和」につながればいいなぁと思います。

  15. kanoko より:

    はじめまして。初めて書き込みさせて頂きます。

    ともすれば、何が「正しくて」何が「間違ってる」こか、どれが「正統」なのか、となりがちなのは歴史をふりかえると宗教と同じなのかなと思いました。信仰も、目的は同じはずなのに。。。

    >自分に合ったマクロビオティック、自分が納得できるマクロビオティックを、あなたがつくり出すのです。

    みんなと共有できるところもあるし、でもオリジナルな自分、しかもその自分も時によってどんどん変化していく。。マクロを実践するって、生きることそのものなのかもしれないなと思いました。

    私は改めてどうしてマクロを始めて、今もマクロを意識した食生活をして、マクロに対して興味を持ち続けているんだろう?とふと考えてしまいました。

    体を壊した時に、マクロという意識はなく、友人が東条百合子さんの自然療法を教えてくれて、いろいろな手当てをしてくれました。それがきっかけで、「いい食事」を心がけるようになり、それからマクロを知り、「もっとキレイになりたい」「もっと健康になりたい」という思いが加わって意識するようになりました。途中で苦しくなったりしてよく分からなくなったりもしました。今、約2年たって、ふと、考えた時、私がマクロをやる目的は、エネルギーが流れる、自然と調和した体になって、今に生きること。そして本当に役に立つ人間になって自分と人と繋がっていくこと。。。かもなあと。現実は、マクロが目的になってたり、なかなか肌がきれいにならないなあ、痩せないなあというところに囚われたりですが。
    時々確認して、マクロという枠に囚われず、根本?を見ていきたいと思いました。

  16. マクロ美風 より:

    Myuさん、こんにちは。
    コメントをいただきまして、ありがとうございます。

    >同時に間違った情報で元気にならなくて、マクロビを嫌いになる人も多くなっているような気がします。
    一人でもマクロビを好きになってほしいし、みんな元気になってほしい。

    これは、私がずーっと思い続けていることと同じです。
    私は幸いに、最初から指導者についてスタートしたので、どんなに小さなことでも、先生のご指導を仰ぎながら解決できて、本当に恵まれていると思いました。

    でも、ブログを始めてみると、一人で悩んでいる人の何と多いことか。
    それはそれは、心が痛みました。

    そして、「マクロビ井戸端会議」が始まると、同じような人が全国にいっぱいでした。
    特に、地方には、その数が多かったですね~。

    「そんな人がマクロビを嫌いにならないで、何としてもマクロビの素晴らしさを体験してほしい」

    これが私の切なる願いであり、その一心で全国の「マクロビ井戸端会議」に参加して来ました。
    そして、これがライフワークになってしまったようです(笑)

    これからマクロビを始める人が、情報に翻弄されて、マクロビを諦めてしまわないように、お互いに協力してマクロビ仲間をサポートしましょうね。
    よろしく、お願いします。

  17. マクロ美風 より:

    Maple♪さん、こんにちは。
    そうですかぁ、Maple♪さんも悩みましたか~。
    できれば、そんな時間はない方がいいですよね~。

    でも、微妙に違うってことは、何かしら理由があるので、悩んで迷っている時間も、あながち無駄ではありません。
    悩んだ分だけ「成長」というプレゼントをくれます。

    「自分のマクロビオティック」が出来たら、俄然、楽しくなりますよ~。

  18. マクロ美風 より:

    ぼんちゃんさん、お久しぶりです~。
    コメントをいただけて、とても嬉しいです!

    勿論、覚えていますよ~。
    「体力・知性共にある、将来が楽しみな方だなぁ」と深く感じましたもの。
    それに、何といってもパワフルでした!
    そうそう、「いい意味での陽性さ」が出ていましたよね~。

    今、迷っていらっしゃるのですか?
    それなら、私から一言。
    今のぼんちゃんさんに必要なのは、「質のいい陰性さ」を摂ることだと思います。

    子育て・お仕事で、かなり陽性の強い生活をなさっているからです。
    だから、お酒もコーヒーも欲しくなるのです。

    「マクロビ井戸端会議」の時、野菜炒めのお話をしましたよね?
    野菜炒めより水分の多い、煮物や蒸し物の方が、体を楽にしてくれるはずですよ。
    でも、どうしても野菜炒めを作りたいなら、余りカチャカチャかき混ぜず、ゆったりとした気持ちで、最小限混ぜてくださいね。
    それから、油をうんと少なくしたり、ウォーターソテーにするのもいいです。

    また、春の遅い札幌でも、体は春に向けて準備をしています。
    ちょっと酸味や苦味のあるものを上手に取り入れて、冬の間に体内に溜まった余分なものが、外に出て行きやすいように、少しずつ体を緩めておくことを意識しましょうね。

    そして、ご自身がゆったりした気持ちで穏やかになり、ご家族もまわりもゆったり出来れば、「平和」に向かって歩いていることになりますね。

    ご一緒に手をつなぎましょう♪

  19. マクロ美風 より:

    hitomiさん、こんにちは。
    コメントをいただきまして、ありがとうございました。
    マクロビオティックに出会われてから、まだ日が浅いようですね。
    そんな時が一番落ち着かないし、不安な時ですよ。
    だって、今まで良いと思って来たことが、悪いと言われたら???になってしまいますよね。

    ましてや、そばに理解者がいなければ、孤立してしまいます。
    でも、ご安心ください。
    hitomiさんの出会ったマクロビオティックは、怪しいものでも、間違ったものでもありませんよ。
    少数派なだけです。
    少数だから不安を感じるだけです。

    もう、大丈夫。
    ご縁があって、私のブログに辿り着いてくださいましたね。
    私は、hitomiさんのような方が、孤立しないでマクロビオティックを実践できるように、マクロビオティックの仲間達と協力して、バックアップすることを目指しています。

    今は、「マクロビ井戸端会議」を通じて、全国のマクロビアンが楽しく仲間づくりをしています。
    hitomiさんのお住まいがどちらか分かりませんが、お近くで開催される時には、ぜひ、参加なさってみてください。
    「マクロビ井戸端会議」の開催のお知らせは、私や仲間のブログで告知されますから、チェックしていてくださいね。

    高校生や大学生も参加されていますよ。
    一人だけでもいいから、気の合う人を見つけて、日常的にマクロビオティックのお話ができる相手を作ってください。

    そうすることによって、情報は倍になり、励まし合い、孤立することなくマクロビオティック生活を続けることが出来ますよ。

    また、私にも質問してください。
    精一杯、対応させていただきます。

    そうこうしているうちに、時間が経って、当初は疑問だったことも段々と解決するようになります。
    コツもつかめるようになります。
    そうすればしめたもの。
    楽しくなって来ますよ。

    マクロビオティックは楽しいものです。
    つらい時は、どこかが間違っています。
    そんな時には、また遊びにお出でくださいね。
    一緒に解決しましょう。

  20. マクロ美風 より:

    ほやほやさん、こんにちは。
    素敵なハンドルネームですね~。
    ほのぼのとした温かさをイメージします。

    >マクロビの考え方に対する派閥っていうのが
    本当にあることを実感し、悲しい思いをしたばかりでした。

    そうでしたか~。
    できれば、そんな体験はしたくなかったですね~。
    でも、それも現実として受け止めましょう。
    人それぞれの考え方があるのですから、それはそれで尊重してもいいと私は思っています。

    ただ、その際、自分の主張を正当化するために、意見の違う他者を否定することはしたくないですね。
    相違点を議論することは大いに結構ですが、人格の否定は決してしないのがマナーだと思います。

    どんなに考え方が違っても、お互いが成長していける方向にエネルギーを注ぎたいものです。

    ほやほやさんとお会いしてみたいな。
    きっと、近いうちにお会いできそうな気がします。

  21. マクロ美風 より:

    いいなぁ、サニーさん。
    春節を体験できて。
    私は、中国の季節感を、この肌で感じてみたいなぁと、ずっと前から思っていました。

    独身の頃、横浜に住んでいたことがあるのですが、その時も、春節の中華街は凄い活気が溢れていました。
    あの底知れぬパワーに、とても魅力を感じます。

    サニーさん、今年は、帰国のご予定はないのですか?
    もし、ありましたら、ぜひ、お会いしましょうね。

    あ、前置きが長くなってしまいました。

    >数日前に桜沢先生の「無双原理・易」を読み終わって、ダイナミックでいて繊細な本当に「漢」って感じの方だったのかな~って思いました。

    どうも、そのようですね。
    桜沢先生から直接教えを受けた先生方のお話を総合すると、サニーさんの感想どおりになります。

    もし、今、私の目の前に桜沢先生がいらっしゃったら、きっとホレてしまいそう(・・;)←オイオイ
    ハァ~、身の程知らずな発言でした(恥)

  22. マクロ美風 より:

    ひろさん、こんにちは。
    ひろさんもマクロの相違点に悩まれたんですね。
    それでは、ひろさんのために、結論から言ってしまいますね。

    それは、「ひろさんの体に合うものが、ひろさんにとって正しいマクロ」なんです。

    流派で決めるのではなく、ひろさんの体が決めるのです。

    人間の体は、刻々と変化します。
    朝の体調と夜の体調は違うでしょうし、ましてやお仕事も違えば環境も違う。
    体質や年齢も、性別もetc。
    そんな変化に細かく対応するには、むしろ、いろんなマクロビオティックが必要なのです。

    だから、私は、どのマクロビオティックもアリだと思っているのです。
    なぜなら、それぞれに、良い面があります。
    後は、個々人が、自分の体調に合わせて「いいとこどり」をすれば良いのではないでしょうか?

    その時の目安は、取り入れた結果、「美味しい・体調がいい・楽しい」と感じることが出来たか否かです。

    それだけ押さえれば、大きく間違うことはありません。
    安心して、色々なマクロビオティックを楽しむのもアリですよ~。

  23. popo(mimi) より:

    mixiの足跡からお邪魔しました。
    マクロ美風さんのお考え素晴しいともいます。
    私は現在かなりあちこちの学校に通っています。
    クシ(現在はかなり違うのかもしれません)リマその他お弟子さんたちの学校と、かなり色々な場所にお邪魔しています。
    混乱はありません。
    いろんな考え方をみているうちに自分の中で少しずつですが自分なりという物が出来てきます。
    体調に合わせて料理法を変えたり、友人に紹介する料理は色取を重視したり。
    その場の自分の身体と心に相談して取り組んでいます。
    どこの教室に行っても思いは同じ。
    そう思っています。
    これからもたくさん勉強していきたいです。
    そして私もマクロビオティクスを広める側に行きたいと思っています。
    先生になる気はないですが…
    これからも遊びに来ます。
    初心者が偉そうな事を書きまして申し訳ありません。

  24. マクロ美風 より:

    うな8694さん、お返事が遅くなって、すみません。
    今回の記事が、少しでもうな8694さんのお役に立てたのなら、とても嬉しいです。

    >食養としての厳格さも欲しいけれど,食事としての華やかさも欲しいし
    作ることや支度をすることの楽しみも欲しい。

    これは、誠におっしゃるとおりです。
    みんな同じ気持ちでしょうね。
    その両方を使いこなせるようになるのが目標なのですが、なかなか奥が深すぎて・・・。

    でも、ある程度のところで、「普段使いのマクロビオティック」があってもいいのかなぁと思っています。

    >目指すところは「平和」
    いまのところはそこまで考えて実践できないけれど
    積み重ねたことが「平和」につながればいいなぁと思います。

    「平和」っていうと、何か大きなテーマで、漠然としていて、遠い存在のような感じがするけれど、「愛」だと思っていただいても結構です。
    「愛」の方が身近で、具体的に考えられると思います。

    親子の愛、夫婦の愛、家族単位の愛を育むことは、地球や人類に対する愛への入り口でもあります。
    これが、世界平和への第一歩です。
    だから、うな8694さんも、「平和」を実践していらっしゃるように思いますよ。
    ただ、意識されていないだけではないでしょうか?

    自信を持ってくださいね。
    また遊びにおいでください。

  25. マクロ美風 より:

    kanokoさん、初めまして。
    コメントをいただきまして、ありがとうございました。
    お返事がこんなに遅くなって、本当にごめんなさい。

    kanokoさんって、すご~く深く物事を見つめていらっしゃいますね。
    感心しました。

    >みんなと共有できるところもあるし、でもオリジナルな自分、しかもその自分も時によってどんどん変化していく。。マクロを実践するって、生きることそのものなのかもしれないなと思いました。

    この文章は、とてもとても素晴らしいなぁと思いました。
    特に、「マクロを実践するって、生きることそのものなのかもしれない」、これは本当にそうだと思います。
    「生き方そのもの」がマクロだと私も思っているんですよ。
    マクロは哲学だから、当然ですよね。

    ま、難しいことはさておき、「素敵な生き方」をしたいですね♪

  26. マクロ美風 より:

    popo(mimi)さん、初めまして。
    ようこそおいで下さいました。
    お返事が遅くなって、申し訳ありません。

    >いろんな考え方をみているうちに自分の中で少しずつですが自分なりという物が出来てきます。

    そうですね。
    私もそのように思います。
    教えてくださる方のお人柄に、とても惚れ込んだり、生き方に共感したり、得ることは多いですよね。
    そんな刺激を受けながら、自分なりのマクロビオティックが出来上がるのだと、実感しているところです。

    popo(mimi)さんもマクロビオティックを広めたいのですね。
    ご一緒に手を取り合えたら、嬉しいですね。
    どうぞ、よろしくお願いいたします。

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