桂剥き投稿29

大詰めになってまいりました。
今日はFuさん(35-11)からです。

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なぜかトップを飾る事が多いのは投稿時間が昼過ぎ
だからでしょうね。
「とにかく意地で繋げました!切れてません!」
という感じの作品です。
まずはそれでいいのです。 強い意思をもって何事
かを成すというのが大事なのですから。

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まずはつながること。其の次は一定の厚さに剥くこと。
其の次はいよいよ
「マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む」です。
それには同じ幅で刻む練習もしなければなりません。
あなたが刻んだ大根の断面を見てください。
四角、三角、台形、菱形、平行四辺形、板、テープ等々
いろいろアソートされているでしょう?
これではダメなのです。 すべてのケンの断面は
正方形でなくてはなりません。 タテケンもヨコケン
もです。 すぐに修正をしましょう。

次はIsさん(25-2)です。

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大根はほぼ完璧です。平常一品ではこれ以上のキレは
出せません。 充分に料亭で使えます。
大根が剥かれたいように剥かれています。
造りが載りたくなるようなケンですね。 これは美味いぞ。
生姜は40点。
まだ「折れやすい」とか「割れ易い」とかを気にしすぎ。
それに横に写っているのはひょっとしたら芯ですか?
私ならここからまだ何周も剥きます。
芯はタバコより太くては許されません。
やり直し!

次はKoさん(26-12)です。

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少し円錐癖が取れてきました。 いいですね。
視線と姿勢が正されてきたのでしょう。
左の親指は大根の中心より上気味に。
右手の親指は大根の下から1/4くらいのところに。
その2本で刃に向けて平行に送り出してやって下さい。
右手はひたすら柔らかく面圧を当て続けるのです。

次はHiさん(43-5)です。

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クチナシの白い花お前のような花だった。
死んだ家内を思い出します。
「抜く」という事も必要です。
抜き差しならないという言葉があるように、我々は
陰陽の世界に生きておりますので、頑張って力や氣を
込めたものは時には抜かなければ閉塞感で域が詰まって
しまうのです。
忙中閑あり いろんな言葉で古人はわれわれ未熟者を
諌めてくださっています。
たまにはのんびり。

次はKiさん(21-3)です。

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厚さが整ってきましたが、硬さが見えますね。
力みがまた再現してきたのでしょうか?
それとも大根が少し古くてコンプレッションが低い
のでしょうか?
芯が葉巻型になっています。
これは大根を送り出す左手に力みが在るときに起こり
ます。 要チェック項目です。
どんどん練習して下さい。ラストスパートです!

次はTaさん(22-10)です。

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包丁の研ぎがまだまだで在ることが解ったとありますが、
私が刃を正しく修正してあげたものがもうすでに変な
癖がついてしまっていると云うことでしょうか?
それはまずいです。正しく研ぎましょうね。
かなり安定してきたので、次からぴら〜んとヨコケンを
投稿して下さい。 切れてもでこぼこでも恥ずかしくても
かまいません。思い切り恥をかくつもりで挑むのです。
待っています。

次はMiさん(23-3)です。

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まだ厚い薄いが激しいですね。 手でこじながら剥いて
いるのが動画からもわかります。
右手が複雑な動きをするのです。
面圧をあてたまますなおに上下するのです。
右手でこねてはいけません。
包丁がまだ切れないのかもしれません。
刃先の画像も見せてくだされば判断します。
お送り下さい。

終わります。
今日から幸せコース7月の授業が始まりますので準備に
入ります。
朝に投稿して下さった分は今夜記事にアップします。
お待ちください。

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コメント

  1. Hi(43-5) より:

    中川さん、おはようございます。
    くちなしの花、そうなんですね。
    一枝、家に連れてきたくちなしの花は
    私のことも見守ってくれていました。

    「抜く」こと、そうか陰陽かって思いました。
    バランス。桂剥きの向こう側にあるものが
    見えたような朝が迎えられてうれしいです。
    今日の桂剥き、楽しみです。
    ご指導ありがとうございました。

  2. Mi23-3 より:

    中川さん、おはようございます。
    連日のご指導ありがとうございます。

    まだへんな力が入っていますか(はぁ・・・)
    確かに右手は包丁をまっすぐ上げるのに必死の感じがします。
    包丁を見直して、スムーズに動けるようにしていきます。

  3. 知子(26-12) より:

    中川さん、おはようございます。

    本日もご指導ありがとうございました。
    姿勢と視線、親指の位置を再度確認しながら 練習します。

  4. Is(25-2) より:

    中川さん こんにちは。

    本日もご指導ありがとうございます。

    はい、ひょっとして芯です。(汗)
    ビビりまくって、これ以上は剥けないと決めてかかっていました。

    昨年は悔やまれる終わり方をしました。
    今年はその想いがないよう練習します。

    ありがとうございました。

  5. Fu(35-11) より:

    中川さん こんにちは。 
    ありがとうございます。「同じ厚みに剥き、同じ幅に切る」もっと練習します。

  6. より:

    中川さん こんにちは。
    ご指導ありがとうございます。
    包丁、少し氣になる部分があったので、丁寧に砥ぎなおします。

    ぴらーんと、横ケン。
    挑戦してみます。
    今日は大恥をかくことになりそうです。
    それでも、少しは安定してきているという言葉を信じて、がんばります。

    本日もよろしくお願いいたします。

  7. Ki(21-3) より:

    中川さん、こんばんは。

    左手に注意して、練習します。
    2回の投稿で、今後につながる何かをつかみたいです。
    ありがとうございました。

  8. zenemon より:

    Hi(43-5)さん こんにちは
    西部警察のおじさんのお歌なのですよ。私のラブな経験ではありません。(笑)
    あなたの進歩には驚きです。

  9. zenemon より:

    Mi23-3さん こんにちは
    まだまだ力んでいます。
    包丁は購入されたのかな?
    力を込めないように研ぎましょう。

  10. zenemon より:

    知子(26-12)さん こんにちは
    これからも練習は続けてくださいね。
    かならず上手になります。

  11. zenemon より:

    Is(25-2)さん こんにちは
    平常一品がより友達になったでしょう。
    生姜は剥き終わった芯が爪楊枝に。

  12. zenemon より:

    Fu(35-11)さん こんにちは
    いつも分からなくなったら
    「マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む」

  13. zenemon より:

    葵さん こんにちは
    やっと包丁も自分のものになりましたね。
    次は写真かな? 練習しましょう。

  14. zenemon より:

    Ki(21-3)さん こんにちは
    投稿が終わってあなたの両手に何が残っていますか?
    また聞かせてくださいね。

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