桂剥き投稿27

Fuさん(35-11)からです。

ほぼ同じ厚みに剥けるようになってきましたが、
剥いた面がでこぼこですよね。
まるで棟方志功の作品のようです。
これは面圧の不均等と包丁を捏ねる動きがあるから
です。 
素直に面圧を当てながら上下動させましょう。











まだ3回あります どこまでできるか?
自分に挑戦です。 やるのです。
包丁のぎこぎこを直しましょう。動画と見比べてね。
次はFuさん(35-6)です。















マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻むが実践
できてくるともっともっと芯が細くなるまで剥けます。
まだまだもったいないですね。
どんどん練習して下さい。
残った芯が認印やチョークのようになるまで剥くのです。
次はKoさん(26-12)です。










円錐グセを直すには、肩の力を抜き、
前に倒れた大根を起こし、
視線を大根に直角にあて、
両親指を均等に配置し、
肘が近づかないように
剥けば良いのです。
次はIsさん(25-2)です。








そうですね。正解です。
今日の大根のけんのほうがよっぽど美味いでしょう。
じゃ、今まで薄さを追求したのは無駄かと、もっと
手前に正解はあったのかと言うと違うのです。
一度「突き抜けて」から、正しい位置まで戻ってきた
ものだから美味そうなのです。 わかるかな?
大焦げ指令にも少し似てるかな?
これができると細さへの渇望や薄さへの渇望が無く
なり、いかに美味いかだけを考えるようになります。
大根を見ただけで薄さ細さが勝手に決まる。
こうなって下さい。
生姜は親指に力入れすぎ。もっともっと天使の面圧を。
次はSaさん(42-5)です。




















安定感が出てきました。
まだまだ不安そうに剥いています。
もっと背筋を伸ばして、優しく長く呼吸をして下さい。
小刻みに呼吸をしたら作品に出ます。
背中の背筋の間にちゃんとやわらかい溝ができるように
すっくと立ってすぃーーーーすぃーーーーと剥いて、
ととととととととと、刻んで下さい。
すぃーーーーーーー、ととととととと です。
次はYaさん(7-5)です。












どうしても最後の2周になるとパキッと割れますよね。
あれが割れない厚みが
「マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む」なの
です。 あなたの剥き方は途中までなんとかマッチ棒
の厚みで安定しているかと思うと、終盤厚い薄いが荒れ
てパキっと割れます。
徹底的にマッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻むを
意識してそれに邁進して下さい。
今晩最後ですね。遅刻しないように。
次はMiさん(23-3)です。












包丁を途中で変えるとまた違う筋肉が疲れはじめる
でしょう。 ということは力んでいるのです。
どんな包丁を持ってもタコのように柔らかくからみ、
力を入れずともしっかりホールドできる。
そんな持ち方が理想です。
それにしても「押入れの中のアバター」みたいな色の
画像ですね。どう露出したらこんな不気味に写るのか
が少し知りたい (笑)
次はKiさん(21-3)です。










マッチ棒って思ったより細いなぁという感じでしょうか。
そうなのです。
完全にずれないように精密にマッチ棒の厚さに剥くと美しいのです。
造形美を感じる作品になります。
もの凄く薄く剥ける人でもなかなか造形美を感じさせるほどの
マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻むはできません。
まずはそこを追求して下さい。
そこからぴら?んやヨコケンに突入するのです。
次はOoさん(37-10)です。




















なんと云うても今日のヒットは3さく目ですね。
素晴らしいです。
この剥きができたら人参でも胡瓜でも生姜でもなんでも
剥けます。
というと、剥いてみたくなるでしょう?
コツは? 刃が行きたくなるのを我慢させながら剥くのです。
なんて素敵な感覚なんでしょう。 刃を焦らすのです。
次はInさん(42-8)です。












あなたからの包丁の砥ぎに関する質問をお答えしたメール
を読まれたでしょうか?
同じような状態のまま投稿を続けている人が他にも居るかも
しれないので私のブログの記事にしました。
今までの私からのアドバイスは「包丁が正しく研げていること」
を大前提としておりますので、まずは包丁を砥ぎましょう。
次はTaさん(42-2)です。


















刃の異常が判るようになったのですね! 素晴らしい!
いくら練習しても刃がまともで無ければケガのリスクを高める
だけで意味は無いのです。
良い仕事は良い道具から。 これを心しておいて下さい。
日本料理は「段取り八分」とよく紹介されます。
これは何事にも当てはまると信じて私は生きています。
データが多すぎる! と、またエキサイトから叱られたので
つづく

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コメント

  1. 秋乃(Oo 37-10) より:

    中川さん、こんにちは。
    ご指導、ありがとうございます。
    刃を焦らす…感じてみます。
    本日もよろしくお願いいたします。

  2. Ta(42-2) より:

    中川さん、こんにちは。

    毎日、包丁を研ぎながらためつすがめつし、実際に大根や他の食材を切るうちに、少しずつわかるようになってきました。
    地味で面倒に思いがちなメンテナンスの重要性を、肌で感じています。
    ご指導ありがとうございます。
    刃に活躍してもらえるよう、練習します。

  3. Fu(35-11) より:

     中川さん こんにちは。ありがとうございます。
    挑戦します。

  4. Sa より:

    中川さん、こんにちは。
    いつもご指導くださってありがとうございます。

    ”すぃーーーーーーー、ととととととと”ですね。
    おおらかにやわらかく、やってみます!

  5. Is(25-2) より:

    中川さん こんにちは。

    本日もご指導ありがとうございます。

    昨日、何作か剥いて刻んで水に放ち、ざるにあげましたが、
    上記が一番美味しそうに見えました。
    「美味しそう」と思わせるのは、ただ見た目だけ繕っていてはダメなのですね。
    中からにじみ出る旨さ、きちんと仕事をして作ったケン。(まだまだ腕が追いつかないのがくそ?!なのですが(笑))
    それが表情に出るのだということを改めて実感致しました。
    そして、このことはヒトにもあてはまるのだと。

    生姜は、、、がんばります。(汗)

    ありがとうございました。

  6. Mi23-3 より:

    中川さん、こんにちは。
    大量のご指導ありがとうございます。

    写真の件、申し訳ありませんでした。
    いつもは一旦PCで取り込んで修正を掛けるのですが、昨日はこの過程を忘れておりました。

    この差し迫った時期にこのような投稿をし、恥ずかしく思っております。
    今晩からこのような事がないよう、細心の注意を払います。
    ありがとうございました。

  7. みえ(Ya7-5) より:

    中川さん、こんにちは。
    最後まで精一杯がんばりますのでよろしくお願いいたします。

  8. Fu35-6 より:

    中川さん
    こんにちは。

    どんどん練習します!
    ありがとうございました。

  9. zenemon より:

    秋乃(Oo 37-10)さん こんにちは
    スピードスターに刃を焦らさせるなんて・・・

  10. zenemon より:

    Ta(42-2)さん こんにちは
    最後まで諦めなかったあなたは偉いです。
    かならず役に立ちますので、お楽しみに。

  11. zenemon より:

    Fu(35-11)さん こんにちは
    どうでしたか?
    自己への挑戦は。
    難しいでしょう? 自己への挑戦は。

  12. zenemon より:

    Saさん こんにちは
    すいーーーーとできるようになったかな?
    かならずなります。
    練習をやめなければ。

  13. zenemon より:

    Is(25-2)さん こんにちは
    投稿がおわり、いつもの毎日に戻ったとき。何があなたの中に残っているのか。 味わってみてください。 

  14. zenemon より:

    Mi23-3さん こんにちは
    桂剥きも包丁研ぎも写真も、魅せるのはどうすればいいのか?を考えましょう。

  15. zenemon より:

    みえ(Ya7-5)さん こんにちは
    最後までがんばれましたね 偉かったですよ。 ご褒美のカレーうどんはいかがでしたか?
    .

  16. zenemon より:

    Fu35-6さん こんにちは
    はい。 投稿が終わっても練習は一生です。

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