桂剥き投稿8

まずはMiさん(23-3)からです。






















数を練習すれば間違いなく進歩するという事を証明してくださって
ますね。 偉いです。
しっかりつながって最後まで切れずに剥けるようになってきました。
きっとかなりの時間かかっていると思います。
面圧をもっと理解して力みを抜くことができたら、もっとリズム感が
出てきて早く剥けるようになるでしょう。
いまは「絶対同じ厚さで剥ける厚み」で剥いて下さい。それをだんだ
ん薄くしていくのです。
次はHiさん(43-5)です。









今日は「剥くこと」に集中されたようで、刻みがお留守になっています。
刻みも大事な技術ですから、ざーーっと刻まずに、丁寧に速く刻んで
下さい。 剥いた厚さと同じ幅に刻む。しかもその断面は正方形である
こと。 これが絶対のセオリーです。これから外れていればいかに細く
て薄くてもヘタクソです。
今日のあなたの刻みは菱形が多いです。これはだめです。
次はMaさん(36-8)です。















不思議な並べ方をされると思っていたら反対に曲げておられたの
ですね。 いかに「他の方や先輩の作品を見ていないか」という事
でしょう。 ブログでのご指導は玄米炊きでも桂剥きでも同じです。
「人のふりみて我が振り直す」なのです。 解りますね。
それから投稿は「強制」ではありません。 この1月間はみんなで
同じ技術を会得するためにがm¥んばりませんか?というお誘いです
から嫌な人は送らなくてもかまいません。 楽しくない人は送らずに
人の進化を観ていても良いのです。 すねてまでしぶしぶするものでは
ありません。 
次はIsさん(25-2)です。















はい、上手になりましたね。刃が仕事をしています。ここまできたら
あなたが切るというよりも、刃が切っていくのを「待つ」という感じ
がするのではないでしょうか? 解るでしょうか?
私は2さく目の作品が大好きですね。 これはけっこう凄いです。
では元の大根ロードにお戻り下さい。 薄さは手が勝手に決めてくれ
ます。 何も考えずに「ただ剥く」
次はTaさん(42-2)です。






ダメですね。まだ刃でものを切るという事が解っていません。
刃は上下しなければものを切れません。 しかも桂剥きは右手をこねながら
左に無理やり切り進むものではありません。 あくまで右手は上下するだけ。
左手で刃に向けて大根を送り込むのです。
たくさんAirをしていると書いてありますが、視覚と運動神経がまだ繋がって
いませんね。 もっと見てください。
必ずリンクして「はは?ん」が訪れます。 ヤメたらだめです。
次はHaさん(43-3)です。












進歩が止まったような錯覚を持つ時期に来たようですね。
最初のド下手から通常のヘタクソまでは格段に進歩しますから
「私って天才!?」状態になりますが、そんなに技は簡単には会得は
出来ません。 毎日毎日やり続けたものにだけ、たった一滴のような
進化がもたらされるのです。
あなたの伸び代はまだまだあります。 きっと飽きてきたのでしょう。
ここでやめるか、乗り越えるかで腕は決まります。
画像を添付されるときにできたら.jpgという拡張子をつけておいて
下さい。
次はKoさん(36-6)です。


















頑張って芯がほそくなるまで剥きましたね。 それで良いのです。
大根を無駄にしない。 犬死させないであなたの役にたたせられました。
この練習をしていると「きれいな芯を作っているのか、薄い大根シート
を作っているのか」解らなくなります。 あくまでシートの均一化を
目指すのですが、キレてくると結果も芯も整います。
あなたは直角に刻む技術がすでにあります。 すこしゆっくりですが
いまは仕方がありません。 正しく刃をおろすのに精一杯でしょう。
無理に急がないように。 リズム感が自然に生まれて、それに乗って
結果自然に早くなるのが常道です。
それから、動画を添付とありましたが、添付されていませんでした。
次はOoさん(37-10)です。









あなたの今回のメールの本文には唸りましたね。
まさに私がしてほしいことがそのまま書いてありました。
動画を利用して自分を客観的にみる実験をしていただいたあなたの
メールを紹介しましょう。
以下
中川さん、こんばんは。
連日のご指導ありがとうございます。
本日もよろしくお願いいたします。
動画はすごいです。
大根を送りにくかったな、と思って見てみると、大根を身体の近くで持ちすぎていたり
力が入りすぎて爪が白くなっていたり、「こんなことしてたんだ…」と思うことばかりです。
全体的を通して力み過ぎていて、目視に頼って親指のセンサーが活用されていません。
剥き終わったら動画を見て次の目標を決めるのですが、剥き終わると他の課題が出てきます。
こうやって練習を重ねていくうちにレイヤーが統合されていくのかな、と思います。
自分自身を客観的に見られるので、下手なことがきちんと認められて変な焦りはなくなりました。
刻みは、刃を正確に下ろすことを目標にしています。
紙テープや菱形が正方形になるように。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上
なにも云うことはありません。
あとは数を練習するだけです。 
これが私がやりたかった「IT修業」なのです。
次はMuさん(30-3)です。












怪我明けでがんばりましたね。偉いです。
怪我をすると治ってから。 切るのが怖いという人と、どうしたら怪我を
してしまうのかが解ったからもう大丈夫。と思う人の二通り存在する
ようです。 あなたは後者のほうですね よかったです。
多面体に残っていた芯が、まがりなりにも円柱になってきました。
負傷中のAir桂剥きが多少良い効果を出しているようです。
もっともっとAirをして下さい。化粧品の瓶と30センチ定規でよい
ので大根と包丁に見立てて動きを同期させるのです。
筋肉と神経に覚えさせないと視覚頼りになってしまいます。
面圧、刻みは材料に垂直に刃をおろす。 重要です。
断面は常に正方形で、 菱形や台形、三角はできてはいけないのです。
次はKoさん(40-7)です。





重複かと思いましたが。はっきりしないのでもう一度見ます。
力んでいますね。 上半身がガチガチです。 そして両肘が近づいて
肩が上がり大根が寝て大根の底が見えているはずです。
そうすると大根の下部が細い円錐になってしまいます。
力みを抜いてひたすら平均に面圧が当たるように刃を動かすのです。
力で切り進んではいけません。
次はKoさん(26-12)です。







まだまだ厚みが不安定にばらばらです。 もっと均一に、同じ厚さで
最後まで剥いて下さい。
無理に薄く剥こうとしていませんか?
絶対にこの厚さなら最後まで自信をもって同じ厚さで剥けるという
練習をして下さい。
動画を見ましたが、フォームはそんなに悪くありません。
驚くほどスローでしたが。 もう少し有次が見えるように刃を下ろせば
直角に当たりませんでしょうか?結果を必ず確認して下さい。
菱形のきざみものは絶対に作ってはいけません。
次はKiさん(21-3)です。




芯が細くなってくると、厚い目で向いている場合はどうしてもバキバキ
割れます。 それは仕方がありません。上手になっていって薄く剥ける
ようになれば最後まで反物のようにしゅるしゅるとつながります。
2さく目の作品が良いですね。刻みも直角に切れています。
どんどん練習量を増やして下さい。 安定して剥けてきたらマッチ棒の
半分の厚みに挑戦して下さい。 でこぼこするようならばまたマッチ棒
厚みに戻って下さい。
次はFuさん(35-6)です。














やはり一番最後の作品が一番力みが少なくて綺麗に切れています。
もっともっと力を抜いて、刃に仕事をさせなければなりません。
包丁の重みで自然に切れていくという刻みの感覚を理解していま
せんね。 ここは大事なところです。 何のために包丁は重みがある
のか。 剥きも刻みも筋肉仕事ではないのです。
もっとセンシティブに切りましょう。優しく速く綺麗に。
次はSaさん(42-5)です。






綺麗に剥けていますが、そこから先の泥道には進むのが嫌なのですね。
靴が濡れて泥が付くのを嫌がっていると水たまりのむこうに居る大事な
人には会えないし話ができないのです。
汚れれば洗えば良いのです。 前に進まないでどうするんですか?
泥道のこっち側で「私はこれでいいの」と、自分に嘘を突き通しますか?
次はIsさん(44-1)です。















あれあれ、こんなにヘタクソでしたっけ?
怪我をされたんでしたか? 治ってないのでしょうか?
仕事がすごく「粗い」です。
もっともっと丁寧に。同じ厚さに剥いて剥いた厚さとおなじ幅に刻む。
これを徹底して下さい。 
刻んだあとの断面は絶対に正方形にならねばなりません。
大根をただひたすら消費するだけにならないように。あなたの技の
向上のために犠牲になる大根を犬死させてはいけません。
頑張りましょう。
次はTaさん(22-10)です。

















すこし上手になりましたね。でもまだまだ甘い。
1さく目は大根が喜んでいますが、それよりあとは犬死です。
もっともっと大根に感謝して最後の最後まで練習させてもらいましょう。
感謝してね。
1さく目が今のあなたの実力です。ここから後退することは許しません。
前進あるのみ。 めそめそしない! (笑)  がんばれ
次はOkさん(41-5)です。









3さく目が素敵に剥けています。波動が柔らかいのがわかりますか。
肩の力が少し抜けて穏やかなお顔で剥かれたのがわかります。
刻むのは正しく直角に刃を下ろせていますからOKです。あとはリズミカルに
刻めるようになりましょう。 丁寧に速く。 ですね。
続く

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コメント

  1. Ta(42-2) より:

    中川さん、こんにちは。
    ご指導ありがとうございます。

    あきらめず、信じて、続けます!
    「はは~ん」が待ち遠しくてたまりません。

  2. Mi(23-3) より:

    中川さん、おはようございます。
    たくさんの投稿写真に対するご指導、ありがとうございます。

    昨日剥いていて、ようやくマッチ棒の厚みを目指して練習しようと、最初に出された課題に意識を向けられるようになってきました。(遅)

    まずは最後まで均一な厚みを目指して取り組んでいきます。

  3. Hi(43-5) より:

    中川さん、おはようございます。
    渾身の桂剥きご指導、ありがとうございます。
    「自分に向けられた真剣さには、同じ真剣さで返す。」
    自分にも回りの人にも、言っている言葉ですが、
    中川さんの想いに応えていなかったと反省しました。
    力を入れず、氣を入れて練習します。

  4. koto215 より:

    中川さん、おはようございます。
    ご指導、ありがとうございます。
    ケガする以前の恐怖感がなくなって、ケガしたことは自分にとって
    プラスになりました。
    大根がかわいそうな剥かれ方にならないように、もっと徹底的に
    Airを続けます。
    そして、他の方々の進歩状況や、それに対しての中川さんのコメント
    ひとつひとつが学びの山です。
    他の方々へのコメントの中に、漠然と抱いていた疑問点の答えがたくさん
    ありました。
    本当に本当にお疲れさまです。

  5. 舞(Ko36-6) より:

    中川さん、おはようございます。
    講座の日に、大量の投稿ご指導、ほんとうにありがとうございます。

    はいー。
    途中から、桂剥きをしているのを一瞬忘れたりしていました。
    あくまで、シート。シートシートシート。
    わたしがしているのは、桂剥き、です。

    わたしはもとがおおざっぱで、正確にきっちり、が苦手なので、
    直角に刻めているとのこと、安心しました。
    氣を抜かず、焦らず地道に、練習します。

  6. 知子(26-12) より:

    中川さん、おはようございます。

    沢山の時間を割いての投稿アップとご指導、本当にありがとうございます。
    均一の同じ厚さを目指すも、皮の厚みが太いため だんだん厚い皮が覆いかぶさり作業がしづらくなり、ついつい薄く、薄くと気持ちがそちらの方へ傾いていたのかもしれません。常に均一から気持ちが脱線しないよう本日の課題にします。また 動画もありがとうございました。ひどい状態で脱線していたらどうしょう・・とかなりどきどきしましたが、少し安堵しました。しかし、では何故に切り口がー今日も確認、確認しながら包丁をおろします。 ありがとうございました。

  7. より:

    中川さん こんにちは。
    今日もありがとうございます。
    はい!めそめそしてないで、がんばります。
    大根には本当に感謝です。もっともっと感謝して練習させて頂きます。

  8. Is(25-2) より:

    ?中川さん おはようございます。
    1人1人心のこもったご指導にただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

    人参で桂剥きをさせていただいたことは私にとって大きな気づきとなりました。
    今まで「剥く」ということが全然わかっていなかったように思いました。
    大根に比べて硬い分、水分が少ないので、右手の面圧をより鮮明に感じることができ、それが鮮明になればなるほど、段々包丁が剥きたい方向を示してくれる感覚になってきました。
    これって私の勘違い?と思っていたのですがそうではなかったのですね。

    ぴら?んまでまさか公開して下さるとは、、、恐縮です。
    大根ロードに戻り、今度は大根の剥かれたいように包丁が指し示してくれるのを待ちます。
    はい、ただ剥くだけ。

    本日もありがとうございました。

  9. Ha(43-3) より:

    中川さんご指導ありがとうございます。
    やめません。
    毎日続けます。
    よろしくお願いします。

  10. 秋乃(Oo 37-10) より:

    中川さん、こんにちは。
    ご指導ありがとうございます。

    IT修業の威力、感じています。
    客観的に見えるので、他の方の投稿からの学びもすっと入ってきます。
    何かに集中すると視野が狭くなり周りが見えなくなりがちな(ということもよく分かりました…)わたしにぴったりです。
    あとは感謝の気持ちをもって数をこなします。

    どうぞよろしくお願いいたします。

  11. Sa より:

    中川さん、私はここからですね。
    まず一つ目の壁。
    下手さをさらけ出して乗り越えて、新しい世界を見たいです。
    いつもど真ん中のご指導、本当にありがとうございます。

  12. りんこ Ok(41-5) より:

    中川さん、ごんにちわ。

    いつもご指導ありがとうございます。

    何とかしてうまく剥きたいという気持ちから力が入り顔もこわばって
    余計に剥けなくなっていました。
    力みをなくし丁寧にリズミカルに美しいフォームを目指します。

    他の方々へのアドバイスもものすごく勉強になります。
    まだまだ先があるのだというとこを感じるとやる気が出てきます。
    今日も練習がんばります。
    よろしくお願いします。

  13. Ki(21-3) より:

    中川さん、こんにちは。

    連日ありがとうございます。
    少し繋がる様になって来たので、厚さにも意識を向けて練習します。
    早くバキバキ言わない様にしたいです。

  14. Is(44-1) より:

    中川さん、こんにちは。
    毎日添削ありがとうございます。
    あれあれ?自分ではヘタクソと思ってますが、それ以上にヘタクソでしたか・・(汗)
    丁寧に。確かに氣も荒かったかもしれません。
    改めて、自分の画像を見て青ざめました・・。
    1枚1枚ではなく重ねて刻むのですよね?
    大根を無駄にしたいためにも1さく1さく心を込めてがんばります。

    それから包丁の画像も添付したのですが、研ぎは大丈夫でしたでしょうか?もしうまく添付できてなかったのならごめんなさい。
    今後ともよろしくお願いいたします。

  15. zenemon より:

    Ta(42-2)さん こんばんは
    ははーん は誰にでも必ず来ます。
    日々 はは?んの積み重ねです。
    お楽しみに。

  16. zenemon より:

    Mi(23-3)さん こんばんは
    やっとまとまった練習ができた、やれやれ。と思っているでしょう?
    週末のまとめ剥きよりも毎晩の2さくの方が絶対に上達が早いのをご存知かな? ニヤリ

  17. zenemon より:

    Hi(43-5)さん こんばんは
    反省はしても後悔はしない。
    7月になって後悔しないように。
    やるたい!

  18. zenemon より:

    koto215さん こんばんは
    怪我をして少しスタートが遅れましたが気にしないように。
    あなたがこれから進化していく先の姿がいたるところに在るでしょう? 楽なもんです。上手そうな人の作品をトレースしていけば良いのですから。
    そして最後は私のをトレースしたら桂剥き美人の出来上がりです。

  19. zenemon より:

    舞さん こんばんは
    去年もそうでしたが、講座に玄米投稿に桂剥きとトリプルの時が一番燃えますね。
    がんばりますよ。
    後半に入ったらスピードを要求し始めます。 覚悟を。

  20. zenemon より:

    知子(26-12)さん こんばんは
    分厚く剥けない人が薄く剥くのは無理な話ですね。
    マッチ棒の厚さに剥いてマッチ棒の幅に刻む。
    断面は常に正方形です。

  21. zenemon より:

    葵さん こんばんは
    めそめそしてもいいけど 作品までめそめそさせないように。
    画像も暗くてめそめそしています。
    もっと明るくぱりっと撮影してください。

  22. zenemon より:

    Isさんこんばんは
    「その先」の世界を少しだけ授業中にお見せしました。
    刺激になりましたでしょうか?
    私は自分でできないことは人にはやらせないのです。

  23. zenemon より:

    秋乃(Oo 37-10)さん こんばんは
    IT修業の人柱で、楽しんでいただけているようですね。
    効果の程がよく解って私も楽しいです。
    あっというまに名人になれる。
    「よくわかるIT修業」って本だしましょか?(笑)

  24. zenemon より:

    Saさん こんばんは
    誰でも最初はヘタクソです。
    でもそれはヘタクソとは言わないのです。 不慣れな初心者なだけ。
    いつまでたっても練習しないのが本当のヘタクソです。

  25. zenemon より:

    りんこさん こんばんは
    うまくやらなくちゃ アセアセ という気持ちが一番進歩の邪魔をします。 あと、ええかっこしたいという気持ちね。 この二つを捨てたとき、あなたに革命が起こる! なんてね。

  26. zenemon より:

    Is(44-1)さん こんばんは
    粗いしごとは数をこなしても進歩には結びつかないのです。
    それならば心を込めて1さく集中。
    包丁はまぁまぁです。47点

  27. Is(44-1) より:

    中川さん、こんばんは。
    コメントのお返事有難うございます。
    心を込める。氣。
    玄米炊飯と同じような・・・なるほど、、です。

    包丁47点(笑)
    見ていただいてありがとうございます。
    今日研いでいる時、角度の違いでかなぁ?
    音に意識が向きました。
    シャーシャーって鋭い音。
    失敗してもいい、自分なりに色々やってみようと思います。

  28. zenemon より:

    Is(44-1)さん こんにちは
    なるほどと 頭で思っているだけではあかんのですよ
    身体で解らねば。
    砥石は昔から「耳で研ぐ」と言われています。

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