12月24日の玄米投稿

塾生さんの中川式玄米炊飯投稿は


先ずはHaさん(43-3)からです。

少し火加減が強いようです。
今日、強かったのはオーバフロー後の火加減では無く、
オーバフローまでの火加減です。
火が強すぎて鍋そこから外炎がはみ出てTプラスの樹脂性
グリップの根元が焦げたりしていませんか?
そこを焦しているようでは優しい飯は炊けません。
特に3.0Tプラスは鍋底からグリップ根元までの距離が
3サイズの中で一番短いので炊飯時に注意が必要です。
これが陰性な鍋と呼ばれる由縁でもありますね。
形状の陰陽も考えると楽しいです。
鍋の中で丸裸になりましょう。
次はSaさん(38-4)です。

今日の2回目の炊飯ですが、1回目よりもはるかに上手く
炊けていますね。
あなたの想像どおり、正解はこの焦げよりももっと薄い
狐色の焦げができる火加減にあります。
部品や装置のメンテナンスを完璧に整えていつも炊飯して
下さい。 炊飯してから、忘れていた事を思いだしても
仕方がありません。 準備怠り無く。これが大事です。
次回は火加減の抑えだけを変更点にして炊きましょう。
次はOkさん(44-2)です。

この火加減ではだめなのです。
ご自分でもお判りだと思いますが、加熱不足ですね。
炊飯から蒸らしに移行した時点で鍋に内包された力が
弱いので蒸らし不足に注意して蒸らさなければならない
のに米袋の取り外しが早すぎました。
20分過ぎで白ライン1本残すのみであれば足りないと
思います。 被せたままで良かったですね。
一度外した米袋をまた被せることはしないほうが良い
です。
うろうろおどおどしたあなたがそのまま炊きあがりに
現れて感心したのではないですか?
次はOoさん(37-7)です。

>>水を一滴も逃さない・お米にすべての水を入れること…
>>集中して本気で炊きなさい。
>>これが前回の課題だったのだと思います.
全然違います。まったく勘違いされていますね。
上に引用したことは前回の次回への課題ではありません。
「初投稿から一貫して伝えている課題」です。
ずっとあなたが受け取ってくれていなかっただけです。
最近になってやっと陰性な思考やめそめそ感が減って
自分で「炊く」ことを考えてこられて受け止め始められた
だけです。
私が出した課題を無視して勝手に炊飯されるのはかまいません。
が、それを見せてご指導よろしく。と言われても困ります。
「言う事をきけ」としか指導できないのではないでしょうか?
あなたも何かを人に指導する立場であればお判りでしょう。
ご自分の態度を良く省みて下さい。発見があるはずです。
イブにこんな嫌なコメントを書かねばならない私の事も少し
で良いので考えて下さい。お願いします。
次はSuさん(37-9)です。

同割という超タイトな水加減で炊いてもらいましたのは
入れた水を大事にするという事を学んでもらいました。
見事に玉砕されていますね。
R版投稿であなたの先輩達が何名か同割炊飯で美味そうな
玄米ご飯を炊かれているのをご覧になっていますか?
あれが今のあなたと先輩の差です。しっかり見据えておいて
下さい。 絶対にあんなふうわり飯を炊くと覚悟しましょう。
次回は水を1300に増やしてみましょう。
減らす前の1300とどう変わるのか、注目です。
終わります。
今夜はクリスマスイブだからでしょうか?少し寂しい投稿でした。
炊飯にクリスマスも盆もありません。
ただひたすら飯を炊く。 命の礎を積むのです。
城壁の巨石を積み上げるような進歩は無くても良いのです。
紙一枚、漆一刷毛を真摯に地味に重ねる静かな強い意志が必要
です。 そうして得られた腕、術は一生錆びません。

カテゴリー: 中川式玄米の炊き方指導 パーマリンク

コメント

  1. Ok(44-2) より:

    中川さん、今夜もご指導ありがとうございます。

    イブの夜に残念な写真をお見せしてしまい、すみません。
    前回のお返事にあった、「パス」の二文字にびくついてしまいました。

    炊飯は心を反映するとは、以前からこちらで読んで知ってだけいたことですが
    まさにその通りだなぁ!と身を持って体験しました。

    今夜は水実験を納得するまでやってから寝ます。
    明朝は確信を持って火加減を定めて、迷いのないご飯を炊き上げたいと思います!
    ありがとうございました。

  2. Ha(43-3) より:

    中川さんご指導ありがとうございます。
    オーバーフローまではMAXの火加減だと思っていて始めて炊いたときからグリップは焦げてます。そうしないと圧がかからないと思ってました。かわいそうなことをしてました。

  3. マクロ美風 より:

    Haさんへ

    Haさん、頑張っていますね。
    やっと中川さんと会話が出来るようになってホッとしています。
    ところで、グリップの樹脂は玄米炊きに限らず、どんなお料理をする時にでも焦がしてはならないものです。
    焦がすと変な臭いがして嫌な空気が立ちこめるでしょ?
    これは道具を使うときの基本でもあります。
    ぜひお鍋の気持ちになってみてください。
    数値にとらわれない、メモにとらわれないということは、道具の使い方にも及ぶのです。

    今回のことでご飯のみならず、Haさんの心も柔らかくなって下さることを、心から願っています。
    応援していますよ。

  4. Ha(43-3) より:

    美風さんご指導ありがとうございます。始めて使った時に鍋がパチパチ言って異臭がして怖い鍋だと思ってたら、洗う時にグリップが焦げていて理由がわかってショックでした。私のとこに来てかわいそうな鍋です。買いかえることも考えていたんですがこれからは大事に使います。
    心が柔らかくなるのは本では勉強出来なくて、人から学ぶという一番苦手なことで私には大変です。
    毎日みなさんが応援してくれてうれしいです。ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です