マクロビオティック京料理教室 むそう塾 秘伝コース  課外授業

9月の秘伝コースは お待ちかねの課外授業「瓢亭さんで秋の懐石料理をいただく」
みなさん楽しみに緊張?しながらの集合でした。
写真を撮らせて頂きましたので少し紹介しましょう。 課外授業記録としてアップします。


魯山人 掛け軸 秋の果物籠

今日のカメラは わざとOBENTERS™カメラにしました。 外は晴天ですが室内は白熱電灯で薄暗いという撮影に関しては良いとは言えない環境です。
撮影時設定でどこまできれいに取れるのか手本になると良いですね。
なぜかみんな緊張しています

ひざ掛け

お膳出しです   真塗 脚付き膳

先付 三方盛 鮎一夜干うるか風味 輪切り柚子 衣かつぎ 枝豆

小付  甘海老 いくら 菊花

梅酒炭酸割り コースターにもロゴがあります  ドフテストです

向付  明石天然鯛 穂紫蘇 菊花 山葵 醤油 トマト醤油  秋草向付

煮物椀 菊絵秀衡椀

煮物椀  丸豆腐 焼粟麩 三度豆 針葱 露生姜

 
 

八寸  瓢亭玉子 梭子魚焼霜小袖寿司 はじかみ 翡翠銀杏 和栗キャラメリゼ 菱蟹砧巻揚 百合根キャビア  瓢箪溜塗八寸皿

焼物  子持鮎塩焼  蓼酢 青蓮うるか博多  ずいき胡麻和 粉引隅切四方皿

温物  赤絵蓋物

温物 冬瓜蒸物海老百合根  鮑酒煎り 生雲丹  銀餡 振り柚子

強肴  赤牛ステーキ 炙舞茸 無花果味噌 山葵 保月 大根大葉 古染付皿

飯物 松茸ご飯
香物 胡瓜浅漬 ちりめん山椒 刻み柴漬
後吸物 赤だし味噌汁 裏蒔絵真塗小吸物椀

裏蒔絵 満月に見返り兎

お膳替
水物 アイスクリーム ぶどう メロン 黄桃 ジェリーかけ 古硝子鉢

薄茶 菓子  栗金団

ごちそうさまでした 庭を愛でる
私は庭に通じる石畳と苔が好きです

ごちそうさまでした  おかみさんお世話になりました ありがとうございました
勉強になりました

お土産  食べきれなかった御飯は折詰で持ち帰らせてもらえます

おいしかったねー  お散歩しながら教室まで帰ってきました コーヒータイムです

嬉しそうな顔  お連れしてよかったなぁと思います 勉強になりましたね

質問にこたえる む親父

お疲れさまでした。 勉強になりましたか。
感想や気づいたこと、あのアトモスフィアに包まれたときの自分の気付きや変化、なぜ400年も続くのか? などなどコメント欄にどうぞ。
タイムラインは大事な言の葉が流れて行ってしまいますのでね。

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コメント

  1. のーちゃん より:

    中川さん、美風さん、こんにちは。

    写真を拝見しながら、貴重な時間を再び味わっております。

    隅々まで設えられた空間で、漂う風すら凛とした感じを受けたのは、私だけではなかったと思います。

    案内されたお部屋もとても趣がありました。その一つを挙げると、私の席からちょうど目の前に、見事に生い茂る苔の緑と赤と白の水引草がわずかに見えました。小さな可憐なお花なのに存在感を感じられたのは、薄暗いお部屋の効果で、外の植物がより美しく見えるからだと気づきました。

    このようなさりげない演出は、後のお料理に更なる期待感を抱かせ、私たちの氣までどんどん高めてくれる力があるのだと感じました。

    お料理もとても美味しかったです。中川さんが仰ったように、ごく当たり前に陰陽のお料理が一皿に盛ってあり、日本料理の素晴らしいところを再確認できました。

    そして毎回感じたことは、どのお品を頂いても、後味が優しく、どれ一つとしてお味が突出してない点でした。私が初めて福ZENを頂いた感覚と同じでした。中川さんのお料理を学べていることが本当に誇らしかったです。

    また、教えて頂いたお品もあって、作り方がわかる!っと思えてとても嬉しかったです。

    まだ昨日の余韻が残っていて、長々と失礼しました。
    中川さん、美風さん、貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。

    • nakagawa より:

      のーちゃんさん  コメントありがとうございます
      楽しかったですね  私も毎年楽しみにしています。
      高橋さんが守られているあのゾーンに脚を踏み入れるときはふっと気持ちに覚悟が入ります。
      感謝と謙虚の気持ちになるのです。 

  2. より:

    中川さん
    美風さん

    こんばんは。
    日曜日は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
    瓢亭さんでいただきましたお料理はとても美味しく、みなさんで味わい学びながらいただく貴重な時間でした。中川さんから学んだお料理や盛り付けがこうだったなあなんて、確認したり、お料理ができることに感動したり。
    おいしいものを頂くことだけに留まらない瓢亭さん。お庭の美しさ、水の流れる音に心が現われるようでしたし、無駄のない女将さんたちの動きは気持ち良く、四季を感じるお部屋の掛け軸やお花でのおもてなし。門をくぐってから五感で感じるおもてなしに心も、素晴らしいお料理にお腹も満たされました。穏やかに満たされた氣の感覚は今も心に残っています。食べる人のことをとことん思って作られる優しい中川さんのお料理をいただいた食後の感覚に似ている様でした。なんとも言えない幸福感です。

    瓢亭さんもむそう塾もただ美味しいお料理を味わうだけ、にのみに終わらない場所であると感じます。長く人を魅きつけていることの一つは、お料理はもちろん、全体が良い氣で満たされ、変わらないものと留まることなく常に進化し続けていることがあるからではと感じました。続けていくことの力、歴史のある街で学ぶことは多いのですね。
    良い氣をいただき、自分の生活にも周りににも全体で感じることを、私は今回お料理とともに肌で学びました。日本人で、よかった。京都のむそう塾で学ぶことができてよかった!
    貴重な課外授業をありがとうございました。

    …松茸ご飯が出た際、「美味しいものはお腹いっぱいでも食べれる」と中川さんがおっしゃいました。むそう塾で幾度となくそういう体験をしてきたことがパッと頭に浮かびました。美味しくて感動して、おかわりせずにはいられないお料理の数々。お料理で驚き、感動し、癒されてきたことが幸せコースから今まで途切れることなく続いています。

    • nakagawa より:

      好さん  コメントありがとうございます
      料理が総合芸術といわれる所以がわかりますね。
      敷地だけではなくその回りの借景を含めて瓢亭さんなのですね
      そんなアトモスフィアごと味わいに伺える幸せを噛み締めましょう。

  3. 菜花 より:

    中川さん、美風さん、麗可ちゃん

    ほんまもんを愛で、味わい、感じることを学ばせて頂く貴重な学びの機会をありがとうございました。
    もし、むそう塾とのご縁を頂くことなく瓢亭さんに伺っていたら、美味しかったね、素敵だったね…で終わってしまっただろうと思いました。
    お料理を口にした時に心が震えるほどの感激を覚えたり、中川さんや美風さんから伺うお話しに、中川さんにお料理を教えて頂ける事がどれ程すごい事なのかと鳥肌が立つほど感動をしたり、むそう塾で学ばせて頂けていることがいかに幸せかを改めて感じて感謝の気持ちで胸がいっぱいになったり…。
    むそう塾とのご縁を頂き、私の人生は本当に豊かなものに変えて頂けているのだなぁと、その事がとても有り難く、嬉しいことだと思っています。

    女将さんの凜とした京言葉・立ち居振る舞いに、京都という街が大切に守り続けてきている心を感じました。
    また、瓢亭さんでは終始笑顔で楽しく過ごさせて頂いた一方で、侘び・寂びの様な氣にまとわれて落ち着いた気持ちになっていく感覚も覚えました。
    時代に迎合するのでなく、日本人の中にある大切な心を丁寧に守り受け継いでいかれている。
    誰にでもできる簡単な事ではないと思います。
    私も、そんな風に歩みたいと感じました。

    幸せコースから中川さんが教えて下さっている事が、点から線に繋がっていくような1日でもありました。
    取りこぼしだらけの私ですが、気持ちを新たにお料理や自分の課題と向き合っていきます。
    ご指導をよろしくお願い致します。

    • nakagawa より:

      菜花さん  コメントありがとうございます
      瓢亭さんは絶対に出過ぎたような華美な演出はされませんね。
      歴史の深さが真似出来ない味となるのです。 
      他の料理屋にはできないことです。  そんな雰囲気を感じて貰えれば課外授業は成功だったといえるでしょう。

  4. つむぎ より:

    中川さん 美風さん

    先日は、とても貴重な学びの時間をありがとうございました。

    お店の雰囲気やお料理など感じたことはいろいろとあるのですが、全体を通じて特に印象に残っているのはなんとも言えない『心地良さ』でした。

    入り口から始まってお庭へと通じる石畳や苔そしてお部屋と、きちんと整えられているけれど堅苦しさはなくて穏やかで柔らかい雰囲気がありました。
    女将さんの物腰もまた然り。
    そして頂いたお料理もそれぞれが相手を引き立てあうようにあってほっとする食べ心地でした。

    この心地よさはどこから来るのだろう、と考えてみたのですが、どれも「丁寧に慈しむ」という気持ちから生まれるものなのではないかなと思うのです。

    季節や素材を丁寧に慈しんで部屋を整えお料理を作る。直接目に見えないところにも様々な気遣いがされている。

    歴史の重みなどの面ではもちろん到底かなわないけれども、外で頑張ってくる主人や娘たちが帰ってきてほっとする空間やお料理を準備すること、それは努力して自分でも実践することができる、また実践することでそれを娘たちにも伝えていきたいと思いました。

    これは、むそう塾でも度々教えていただいてることでした。
    いつも深いところまでご指導していただいていることに改めて感謝いたします。

    • nakagawa より:

      つむぎさん  コメントありがとうございます
      心地よさ  これが大事なのですよね。
      課外授業からあと、あなたのOBENTERS™の作品に変化がおきているのを私は見逃していません。
      感じるところがたくさんあってよかったですね。 私もお連れしてよかったと思っています。

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