煮物でマクロビオティックの陰陽を学ぶむそう塾生 塾生さんの復習投稿より

上級幸せコースの復習投稿で、とても重要なことに触れた文章がありましたので、ご紹介させていただきます。

 
 

<Nさんからのメール>

中川さん、こんばんは。

今月も美味しい3品を教えていただきありがとうございます。

高野豆腐は昔から好きではなく、
結婚してからも子どもが出来てからも食卓にあがりませんでしたので、
今月の練習で美味しいため、次女がリクエストしてくれて、まだー?とお箸を持って出来上がりを待っている姿に、
京都で中川さんからほんまもんを教えていただけていることが、ホントに幸せな時間だと思います。

カボチャの煮物も、長女は出汁の時は食べずに、水と精進だしの時は口にしました。
面白いです。陰陽って。子供のお箸の進みでワクワクするなんて幸せです。

今月もよろしくおねがいします。

N

*   *   *

いかがですか?
ここには大事なことが二つ書かれています。
一つは、美味しいと感じるセンサーは親から影響されることなく、本能としてしっかり持ち続けていること。
だから、それに出合って体の陰陽が合えば、美味しいセンサーにスイッチが入ること。
もう一つは、体質の陰陽の違いでお好みの出汁が分かれることが確認できたこと。

これはとても大きな学びになります。
マクロビオティックでは、食べる人とお料理の陰陽をとても細かく考えますが、身近に体質の違う人がいると、その反応で陰陽の生きた勉強ができます。

むそう塾ではお料理を教える時、可能な限り陰陽2バージョンで伝えるようにしています。
今月の煮物の授業では、「南瓜の炊いたん」と「高野豆腐の白煮」を精進で教え、塾生さんはご自分に合わせて出汁を選択できるようにしましたので、同じお料理が陰陽二種類の炊き方で同時進行したわけです。

その時の鍋の中の様子が陰陽で異なる展開を見せて、それが本当に勉強になるので、毎年感心してしまいます。
むそう塾生はこの煮物を作る度に陰陽を実感されていることでしょう。
私たちはこういう陰陽のエネルギーに包まれて生きているのだということを、イヤでも自覚することができますからね。

 
 

(高野豆腐の白煮 料理:マクロビオティック京料理教室 むそう塾 Nさん)

 
 

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