アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの見分け方と「八ツ橋」の由来 


(京都鴨川のほとりにて 撮影:中川善博 2018.1.19)

はて? これはアヤメだろうか? ショウブだろうか? カキツバタだろうか?
間違って覚えていないだろうか?
自信のない人も多いかと思います。
毎年話題になる話ですが、わかりやすい絵がありましたので、こちらのサイトからお借りします。


上の絵によると、鴨川のほとりの写真はハナショウブということになりますね。
下の写真も参考になります。
「箱根町立 箱根湿生花園」の案内板です。
なお、一番右の赤紫色の「ノハナショウブ」は野生であって、これを育成して「ハナショウブ(花菖蒲)」になったということです。
(説明はこちらの記事から)



生育地についてのイラストも判りやすいものがありました。
「横浜動物の森公園植物公園(里山ガーデン)」での案内板のようです。
こちらからお借りしました。)



ちなみに、端午の節句に使われる「菖蒲湯」のショウブはハナショウブではなく、花は5センチくらいの棒状でカキツバタと同じくらいの深さの水があるところで生育するとのこと。
混乱してきましたか?
でも、これだけは知っておきましょう。
・【アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ】→ アヤメ科
・【菖蒲湯のショウブ】→ サトイモ科

もっと判りやすいイラストがあったのですが、転載禁止になっていたので遠慮しました。
興味のある方はこちらのサイトを覗かれると勉強になります。
こちらの記事の冒頭に、「花菖蒲は江戸時代に育成されたわが国伝統の園芸植物です。わが国が作り出した花の文化財とも言えるでしょう。」と書かれていますが、日本人の心を癒やしてくれる独特の華麗さがありますね。
何に使っても映える美しさをもっています。

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ところで、むそう塾生は盛り付けのときに、「八ツ橋に盛る」という指導を受けることがあります。
お弁当投稿でも「八ツ橋に盛り込みましょう」と指導されているのを時々見かけます。
新人さんは??という感じですが、つまり下のイラストのように筏をずらした盛り方をすることをいいます。
これから幸せコースに来られる方は、覚えておいた方がよいですね。
(画像はこちらのサイトからお借りしました。)


「八ツ橋」という名前は、伊勢物語から来ているそうですが、この「伊勢物語 九段」(三河国八ツ橋)を知っている人は、カキツバタは水の中で咲いていることをご存知だったでしょうね。
伊勢物語からカキツバタやアヤメの生育地を教えてもらったら、すごく素敵だなあと思うと同時に、それをお料理の世界でも使う日本文化って、なんて繊細で美しいことだろうと思いました。


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