心乱れる季節にあってもお料理とともに我が道を生きる塾生さん

3月4月というのは、何かと心が乱れる季節でもあります。
環境が変わるということもありますが、競争社会のイヤな面を見たり、自分への評価に「あれ?」と思うことがあったりで、広がる青空や眩しい日差しとは別の気持ちになったりする人が少なくありません。
でも、マクロビオティックの考え方と、その陰陽を活かしたお料理で、充実した人生を歩んでいる人がいます。

先日、むそう塾生のHさんから、嬉しいメールが届きました。
3月の人事異動に関する内容です。

以前はこの日が来る度に、落ち込んでましたが、
今は違う自分に驚いてます。
落ち込んでも仕方ない現実が腑に落ちたのだと。

丁度このタイミングで、
二日連続で100点コーナーに載せていただいて、
自分にはやりたい事があるんだと自覚し、
また、 仕事で昇進する事も凄いことですが、
お弁当を毎朝作れる事もまた、実は
凄いんじゃないかと、。

むそう塾的にはまだまだなのですが、。

そういえば昨年の懇親会でも局長クラスの方に、
「Hさんは自分を持ってますね。その生き方、いいですね。」
と声をかけられたのを思い出しました。

普段お目にかからない方だけに、
その時は何が何だか、、、???でした。(汗)

頑張ります。

貴重な毎日を大切にします。

*   *   *

与えられた仕事をコツコツとこなし、毎日お弁当を持参する姿を、普段は接しない人でもちゃんと見ていてくれたのでしょう。
見るというのは、日常的に見続けなくても、その人に会った瞬間でも生き様を感じることができますから、職場で上の部署におられる方には、ちゃんとそれが伝わったのでしょう。

Hさんは、精神的にとてもつらい時期がありました。
それはある日突然に不可抗力的に発生しました。
自分ひとりではどうしようもできないこと。
生きているとそんなことに巻き込まれることもあります。

そんな時Hさんは、お料理を大切にして、心の拠り所として生きてきました。
来る日も来る日もお台所に立って、お料理を作り続けました。
食べてくれる人がいなくても、自分のためにお料理を作ってお仕事に行きました。
すべてを受け入れて、淡々とお料理を作り続けました。

約10年経って、今は食べてくれる人のいる幸せを満喫しています。
その結果、仕事で昇進した人から、「Hさんは自分を持ってますね。その生き方、いいですね。」と言われるまでになりました。
「その生き方、いいですね。」は、きっと彼の憧れであり本心でもあったことでしょう。
いっぱいお仕事や人の裏面を見てきたでしょうから。

そんなふうに、お料理がHさんを支え、職場の人から評価してもらったことが、私はとても嬉しかったのです。
ちゃんと彼女を見守ってくれた人がいたことも、お料理を大切にしてくれたことも、ありがたいことでした。



(京都 円山公園の桜 撮影:中川善博 2018.3.27)

もう京都の桜は散り始めていますが、彼女の心には満開の桜が咲いていることでしょう。
長い間かかっての堂々たる美しさは、Hさんの心に通じるものがあります。


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