マクロビオティック指導家 田中愛子先生のこと

私がマクロビオティックを知って間もない時、ちょうどリマ・クッキングスクールの初級クラスの授業中に突然田中愛子先生が教室に現れました。
当時御殿場で冨岳庵をされていた愛子先生が、野草を摘んでリュックに入れて、その足で日本CI協会に来られたのでした。

少しお話ししてくださって、その時の愛子先生の全体の雰囲気から強く感じるものがあって、こんな素敵な生き方が出来るのならマクロビオティックを極めたいと、その日が私の決意の日になったのでした。

愛子先生は凛としたお上品さと美しさをお持ちで、小柄で細いお身体からは想像もつかないスケールの大きなお話がポンポンと飛び出します。
私が何よりも惹かれたのは、その判断の仕方や決意の強さでした。

女性でありながら、この強さはどこから来ているのだろう?
その日はそこまでで終わりましたが、マクロビオティックをちゃんと実践して、あんな素敵な晩年を迎えたいという目標が出来たのは言うまでもありません。

桜沢先生のハンマリングすら探検と思って乗り越えてきたからこその強さであり優しさであることを知ったのは、私がマクロビオティックの勉強が進んでからのことでした。
それを知ると、なかなか今の人があそこまで到達するのは並大抵なことではありませんし、環境にも恵まれなければ無理だと思えます。
それゆえに愛子先生を慕う人は女性のみではなく、男性にも多いのだと肯けます。

「苦しみをただ探検と思い、乗り越え、乗り越えて行きますと、すべてが面白く、喜び限りない生活を進んで行けるように思うのです。」

私は、愛子先生の遺されたこの言葉を胸に、気持ちを新たに「マクロビオティック京料理教室むそう塾」で、真のマクロビオティックをお伝えして行きます。

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(田中愛子先生)

享年 93歳
逝去日 2018年2月13日
死因 心不全

日本CI協会のサイトより)


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