真の美味しさは宇宙の理(ことわり)に寄り添ったときに生まれる

昨日で「上級幸せコース」1月の授業が、3クラスとも終了しました。
むそう塾がスタートしたばかりの時には、カリキュラムに入っていなかったお料理も増え、今月では「鶏の唐揚げ」が入っています。
ものすごく美味しい唐揚げなので、どうしても関心はそちらに行くのですが、その蔭でお伝えした煮物が2つあります。

【揚げと小松菜の煮びたし】

(料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

【切り干し大根の炊いたん】

(料理:京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

どちらも日々の食卓に頻度多く登場するものですが、汁気がたっぷり含まれたこのお料理は、汁をごくごくと飲み干すことも計算に入れています。
切り干し大根の炊いたんは、一般の切り干し大根の煮物より陰性仕立てですが、さらに陰性な仕上げ方のものと2つのバージョンでお教えしています。
習う人の体質に合わせて、どちらかを選んでもらっています。

2013年の懐かしい記事があって、「真の美味しさはやはり宇宙の理(ことわり)に寄り添ったときに生まれるのだと痛感しました。」という文章があります。
タイトルは「中川善博の陰陽料理」と素っ気ないのですが、ここでは陰陽という宇宙の理に添ったお料理方法は、お料理を美味しくするだけでなく、食べる人の陰陽にも添わせることで、健康への貢献ができることをお伝えしたかったのです。

むそう塾が一貫してお伝えしたいこと。
それは健康になれるお料理です。
あやふやな健康情報に惑わされることなく、しっかりと地に足をつけて美味しい健康料理をこれからもお伝えしていきます。

 
 

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コメント

  1. ふみよ丸 より:

    美風さん、こんばんは。
    ご無沙汰しております。

    普通のおばんざいが、
    こんなに美味しくなるものか!
    と、上級幸せコースで唸った2品です。
    遅ればせながら、コメントさせていただきます。

    揚げと小松菜の煮びたしは、
    熱々なのに、シャキシャキで、鮮やかな青。
    葉っぱの陰陽を考えて作ると、「こんなに、きれいな味になるんや」と感動した一品です。
    家の者も、「いつもとおんなじ材料やのに、ありえへん美味しさやわ」と、大絶賛してくれました。

    そして美味って、舌で感じるだけでなく、
    「グニュグニュとシャキシャキ」を一緒に口の中に入れることでも感じること、食感の大事さがしみじみわかったお料理でもあります。

    切り干し大根のたいたんは、
    じっくり、優しく、陰陽をなぞるように作ることを教えてもらいました。
    あっさりしてるけど、水くさくない。
    優しいお味ってこういうのなんやと、作るたびにほんわかした気持ちになります。

    宇宙の理に寄り沿った中川さんのお料理。
    宝物です。
    大切に作り続けていきます。

    • マクロ美風 より:

      ふみよ丸ちゃん、こんばんは。
      お久しぶりでございます。

      生粋の京都人であるふみよ丸ちゃんだからこそ、わかっていただける中川さんの世界がありますよね。
      同じ食材でも、陰陽を考えてお料理をすると、こんなにも美味しくなるのだと学びましたね。
      中川さんは、舌ざわりや噛んだ時の食感を含めて、飲み込むまでのすべてをコーディネートしてお料理を作っています。
      その凄さにいつも驚いているんですよ。
      そんな中川さんの世界をご理解くださって、とても嬉しいです。

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