判断力と決断力をマクロビオティックの陰陽で考えてみよう

過去に私は次のような記事を書いたことがあります。こここここ
マクロビオティックの基本理念 「桜沢如一の遺産(上)」より

この中で、マクロビオティックの基本理念が引用されていますが、桜沢如一先生は亡くなる三か月前に高弟たちに、「人間の値打ちは判断力の高さですから ー中略ー 道を尋ねてくる人だけに教えてください。」と伝えたそうです。

では、そもそも判断とはなにか?
マクロビオティック的に考えると、判断より決断の方が陽性です。
なぜなら、決断はその後に行動を伴うことが多く、判断は机上の論理として頭で決めることが多いからです。
さらに、決断はこれから未来に向かっての意思を固めることが多く、判断は過去から現在までの事象の終止符とされることが多いので、時間軸も違ってきます。

当然のことながら、決断の前には判断をしているのですが、この判断決断が早く下せる人が陽性であり、時間がかかるか若しくは自力で下せない人が陰性になります。
一度下した決断を撤回するのも陰性ですね。

私たちは日々判断や決断をしながら生きているわけですが、良い判断や決断をするためには体に力がなければいけません。
病気を背負いながらだと、どうしても弱気な判断や決断をしがちになります。
それは安全圏にいたいからですね。
失敗をしたくないのです。

もし健康なのに失敗を恐れる人は、その思考そのものが病気だと言ってもよいくらいです。
こういう人が今の世の中では実に多いですね。
ということは、病んでいる人がとても多いことになります。

もしあなたが判断で迷い、なかなか決断できないのなら、もっと陽性になるためにマクロビオティックを活用されることをおすすめします。
なぜなら、判断に時間がかっていると、物事の処理能力が著しく低下するからです。
よく「時間がない  時間がない」という人がいますが、そういう人に限って迷いが多く、判断力が乏しくて決断出来ない人が圧倒的多数です。

反対にいわゆる「デキル人」には、この判断力と決断力の素晴らしい人が多いです。
当然ながら処理能力が高いので、どんどん多くの仕事をこなせます。
こういう人はそばで見ていても気持ちが良いです。

誰しもが「デキル人」に憧れるかもしれませんが、そこには決断を後押しする豊富な判断材料と、失敗を恐れない胆力が求められます。
しかしながら、この「胆力」のない人がこれまた多いのが現代人の特徴かもしれません。
つまり、マクロビオティックでいうところの陽性の力がとても不足しているのです。

しかし、この陽性の力は、環境と条件によってつけることが出来ますし、良い指導者に巡り会えば、素晴らしく伸びてくれる人も出てきます。




(京料理人  中川善博 マクロビオティック京料理教室 むそう塾)

この男、かなり胆力あり。
こちらの記事も参考になる。
内田樹「器に合わせすぎては、学びは起動しないのです」


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