地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は

すでにTwitterでご紹介したのですが、多くの人にご紹介したい記事があります。

「地震直後、避難所での厳しい状況 74歳女性のとった行動は」

この記事を読んで真っ先に思ったことは、仕事柄、食べることの重要性です。
誰しも非常事態のときには不安になりますが、その時に食べるものがその不安を和らげてくれるのか、より一層不安にさせるのか、食べ物の影響が如実に表れます。
食べ物の温度だけでも不安を和らげることができます。
大きな不安の中で食べ物の力は小さいと思われるでしょうが、一時でも良いのでホッとできる瞬間が必要なのです。

先の記事でご紹介したむそう塾生も、東日本大震災の時には温かい玄米ご飯とお味噌汁にどれほど救われたかしれません。
暗闇であっても、温かい食べ物を口に出来たことで、人は一瞬であっても精神的に平常を取り戻せるのです。
たとえ1杯の温かい飲み物でも。

ここに登場する木下さんは、避難所で感じた「小学校の床って硬いでしょ。毛布だけじゃ硬いまま。あれは年寄りにはきついって」と言っておられますが、それは本当にそのとおりだと思います。
痩せていて弾力のない体には硬い床はとても堪えます。
でも、多くの人がそれを余儀なくされているのですから、一日も早い地震の収束を願ってやみません。

 
 

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(熊本市に住む74歳の木下真由美さん)

 
 

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